トップ 最新 追記

Mano Blog

Health | MISC | NPO | PC | インターネット | 仕事 | | 電波 |

2012-01-01 2012年を迎えて

_ [MISC] 2012年を迎えて

皆々様

 新しい年の初めに、近況報告とご挨拶をいたします。

 さて、小職は、本年もも山梨県北杜市須玉町で、無事年越しをいたしをすることができました。 これも、ひとえに公私ともにご指導いだたきました皆様のお陰と感謝しております。

 一方、先の大震災により、様々な面で心ならずとも厳しい新年をお迎えの皆様には、新しい年が皆様の次のステップへと続くことを祈願しております。

 さて、昨年は九月末に、1993年に小職が創業したルート株式会社が、グループ会社である(株)アライドテレシス開発センターと完全合併をいたしました。 これにより、ルート株式会社は解散し、小職は(株)アライドテレシス開発センター取締役として、引き続きアライドテレシスグループの研究開発業務に従事しております。

 ルート株式会社は、1993年に3名で設立した研究開発会社で、スペクトラム拡散無線機、無線ルータ等の開発、製造を行うとともに、関連制度改革への提案やソリューションの提案、通信事業への挑戦など、幅広く無線と有線の融合によるインターネットドメインでのビジネスを展開してきました。

 ルート株式会社の経営方針は、

 1) 問題解決型の技術提案で社会に貢献する。

  2) 独創力豊富な技術者を育て将来にわたり、有意義な人材を育む。

というものでしたが、お陰様で現社員もOB達も、一廉の社会人として、多方面で活躍しており、その人達が時期や時代に限らず、ルートの社員であった事にいささかの誇りをもって、ルートの卒業生と言ってくれることは、この18年間のなによりもの成果であったと思います。

 さて、このように社名は変りましたが、業務は継続して無線通信技術に関わる研究開発に昨年も注力いたしました。

 とくに、昨年一月からタスクグループに昇格した、IEEE802.11aiの標準化では、スタディグループに続きチェアを務め、標準化を推進してきました。 

  この標準化により、昨今急増する公衆無線LANの利用シーンの拡大と、品質の向上に寄与できるものと期待されております。 現在、本標準化では、世界の無線LAN関連の主要企業の参加により、活発な議論が進められており、本年にはドラフトの承認を目指して引き続き標準化を進めております。

 このような中、昨年九月には、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにおいて、IEEE802 Wireless Interimが開催され、地元沖縄の皆様の献身的なホスピタリティによって、内外300名を越える参加者の皆様に満足いただける会合開催が出来ました。 

 一方、新たな研究テーマとして、実電波を発する事無く、空間伝播から物理層、アプリケーション層までの全てのシステム要素を交換プログラムできる無線エミュレータによる仮想無線テストベッドは、その基本的な構想と、評価の第一段階が終わり、当初の目論みに沿った進展と成果を得る事ができました。

 当該研究については、昨年四月から山梨大学大学院医学工学総合教育学部機能材料システム工学専攻 博士課程に学籍をいただき、学術的な成果の取り纏めも進め、国内の研究会、ワークショップでの議論を進めることが出来ました。 今年は、これらの議論を中心に、国際会議での発表をするべく、現在論文の最終的な執筆を進めております。

 この他、業務支援をしている、多カ国語通訳サービスやシステムソフトウェア開発、パケットキャプチャ等についても、多くの皆様と新しいビジネスチャンスの創造に寄与できた一年となりました。

 最後に、私事ではありますが、代表をつとめる知的障害者の地域生活支援を中心とした活動を行うNPO”楽っ子"http://www.racco.orgは、障害者自立支援法に基づく、地域生活援助事業、短期入所事業をすすめております。 本事業については、皆様の周辺で、このような事業、施設のご利用に興味のある方は、ぜひともご相談いただければ幸いです。

 個人的には、昨年、三月の震災、原発の事故で、ICT技術の無力さを痛感させられましたが、同時に、さらなる技術、研究の重要性の啓示も得たように思っています。

また、一昨年末から年初にかけて煩った五十肩は、痛みも治まりましたが、体そのものは、かなりオーバーホールの必要性が生じているようです。 そこで、今年は、健康志向で体質・生活改善に挑戦したいと思っていいます。

 ここ数年、小職の周りには若いエンジニア、経営者が集うことも多く、彼らとの交流のなかで、彼らの行動や力に対して素直に尊敬の念を感じる事ができるようになってきました。 そこで、今年はより体系的に、こういう次の世代への貢献と自らの研鑽の相乗効果ができるような取り組みにもチャレンジするつもりでおります。

 なお、南アルプスと八ヶ岳の眺望だけしかない拙宅においても、Face BookやTwitterのお陰で、様々な情報と自然を同時に楽しむ事が出来る時代になりました。  皆様ご多忙とは存じますが、お近くにお越しの節は、ご遠慮なくお寄りいただければ幸いです。

  以上、長くなりましたが、近況の報告と新しい年の抱負を述べさせていただきましたが、本年も引き続きよろしく御願い申し上げます。

最後になりましたが、皆々様にとりまして、新しい年がより幸の多き年となりますようお祈り申し上げご挨拶とさせていただきます。

_ [] 金桜神社〜昇仙峡

  元旦の午前中は、公民館で恒例の集落の拝賀式と新年会。 公民館にある集落の八幡神社の社に向って、神官によって新年の祈祷を全員が受ける。

  午後からは、初詣に昇仙峡の近くにある金桜神社にいく。 ここには、左甚五郎作の昇り龍と降り龍があるとのことだったが、オリジナルは既に焼失していて、現存のものは昭和五十八年に復刻されたものだった。

  初詣のあとは、少し甲府よりにある昇仙峡を散策。 山梨の家から近くて、観光案内などでも名前は知っているものの、じつは来た事が無かった。 山間から渓流沿いに散策できる道が整備されていて、なかなか迫力のある自然風景に圧倒され、マイナスイオンを満喫。

画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明

2012-01-02 初野良仕事と初雪

_ [MISC] 初野良仕事と初雪

  午前中に、年明けで初めて畑にでて、白菜を漬け物ように20株ほど収穫。 本当は、残っている白菜を新聞紙などで覆っておくと良いらしいが、そこまで手が回っていないので、外側の葉が凍ってしみているのもある。 それでも、あと20株以上はありそうなので、休み中に時間があったら処理しようかな。 収穫した白菜は、汚れをとって四つに割って、天日干し。 薄曇りでお日様が出たり入ったりで、夕方に雪が舞ったりだけど、まぁそこそこに干せたので、夕方に漬込み。 今年の冬は、白菜漬けが切れることはなさそうだ。 画像の説明   午後は、論文の推敲をしたあと、新年の挨拶メールを発送。 今年はピーク負荷分散をねらって、年明け直後での配信をやめてみたけど、あまり意味は無いな。

2012-01-03 Windows7

_ [PC] Windows7

  NPOの事務局で使っているThinkPadの液晶が一部表示されなくなったのは、もう一昨年のことだった。 とりあえず、外部ディスプレイで使えるのだが、それでもかなり疲れていたので、新しいWindows7なThinkPadを購入したのだが、なかなか手がつかずに一年以上経過してしまった。 さすがに、これ以上はということで、正月休みの今日やっと手を付けた。 まずは、WindowsのUpdateとウィルス対策ソフトのUpdateで、ダウンロードと再起動を何度も繰り返して,数時間があっと言う間に経過してしまった。

  このPCでは、国保連請求といって、障害者支援での助成金の申請などを、指定のソフトで行なうのなだが、このインストールにまた数時間、夜になってようやく使えそうな目処が立った。

  それにしても、最近まったくWindowsを使う機会が少ないので、なかなか思い出せない...


2012-01-04 健康元年なのに...

_ [MISC] 健康元年なのに...

  今年は、いろいろと健康のことが気になるので、節制した生活習慣をと思ったのに、初日からグループ会社の連中と飲んでしまった....

  血圧とか偏頭痛って、やっぱりまずいよなと思いつつ、これといった具体的なプランがまだ浮かばない。 走るか泳ぐかで、まずは体を動かすことからと、なんとなく思っているのに、なんとなくから次に進まない。

  モチベーションが健康になるということ事態に沸かないのは、なんでだろう...もっと徹底的に不健康になったら、沸々と健康願望エネルギーが沸いてる来るのかしらん...


2012-01-05 まずは型から

_ [MISC] まずは型から

  健康回復計画は、とりあえず、あれこれ考えても何も進まないので、かるくジョギングくらいからはじることにした。 昔は、長男の学校行事でマラソンとか駅伝が多くあって、帆走したりもしたのだけど、もう長いことなにもしていなかったので、散歩に毛の生えたくらいのことになるだろう。

  それでも、なにか追い込まないととおもって、まずはシューズを買いにいった。 しかし....NBとかは、みんな25cm以上しかなくて、僕には大きすぎる。 いろいろと探したら、かろうじてNikeで一種類だけ小さいサイズがあったので、それを購入。 これを無駄にしないようにがんばろうと思ったら、夜は新年会のお誘い...うーん厳しいな。


2012-01-06 泡盛開き

_ [MISC] 泡盛開き

  ルート創業以来の同僚と山梨で一献。 沖縄のIEEE802Wireless の時の泡盛を、初開封。 仕次するのに多少は減らしとかないとならないので、一杯ずつお湯割りで飲む。 さすがに、まだ強くて、かなりキツイ。 これが、これから何年かで、あの芳醇な古酒になるのかと思うと、なかなか楽しみ。 IEEE802.11aiの標準リリースの暁には、IEEE802.11関係者で、これを飲み明かすことにしよう。

画像の説明

2012-01-07 冬景色

_ [NPO][MISC] 冬景色

  今日は、真冬の恒例行事になってしまった味噌作りの一回目の初日。 二晩水でふやかした大豆を、大鍋でひたすらコトコトと煮込む。 いつものことながら、とにかく寒い中での火の番をするのが大変。

  今日は、七輪をだしてお湯沸かして、その場でお茶をすすったり、お餅やいてお汁粉たべたりしながら、マターリと夕方まで煮込んだ。

  朝は、ちょっと雲がかかっていた八ヶ岳も、昼にはすっかり雲が流れて、すっきり。 夕焼けに染まる八ヶ岳もなかなか魅力的。

画像の説明画像の説明

2012-01-08 最適人数

_ [MISC][NPO] 最適人数

  昨日に続き、今年の第一回味噌作りの2日目。 朝から豆をもういちど煮込んでから、擂り潰して、麹と塩を加えて練り合わせて、樽に入れる。

  今日は、必要最低限の人数なのに、皆が行程を理解しているので、逆に全てがスムーズに進んで、夕方前には3樽分、完成時180kg相当の仕込みが終わった。

  複数の人間で取り組む仕事っていうのは、結局頭数が必要以上に多くてもうまく行かないし、まして、流れ作業だと、行程のボトルネックが装置などにあれば、じゃまにしかならない。 と言う訳で、最適な人数で、かつスキルもマッチしていると、いかに物事がスムーズに運ぶかを今日も通観した。

画像の説明

2012-01-09 ホースライディング

_ [MISC] ホースライディング

  午前中は、少しだけ畑にいって、残っている白菜を使用済み肥料の袋で包んで、凍結防止処理をしたり、埋めてある大根を掘り出したり。 白菜は、結球の甘いのもあるけれど、あと20株くらいはある。

  午後は、近くにある乗馬クラブに見学にいく、ここはウェスタン乗馬で、馬場で技術修練するのではなくて、主に林道などでトレッキンングするそうで、初心者でも基本だけ講習して外乗にいくそうだ。

  オーナーと覚しき方に、聞いたら、疲れるのは馬で、人間は乗り物に乗っているのだから、汗もかかないとのこと。 うーん、ダイエットに良いかなと期待している僕としては、ちょっとモチベーションさがるなぁ。 それでも、車で20分くらいのところに、こんなところがあるのは魅力的だし、今度は見学じゃなくて、騎乗しに来よう。

  夕方は、近くの温泉まで40分ほど歩いて出かける,距離も歩数も大したことないけれど、だらだらと上り坂をひたすら登って行くので、良い運動にはなる。 体を動かしたせいなのか、入浴前に血圧を計ったら、ごく普通の値だった。 

  そういえば、iPadとかiPhoneに接続出来る血圧系があるみたいなので、あれを一台購入してみよう。


2012-01-10 電通大

_ [電波] 電通大

  研究の打合せで電通大を訪問。 訪問した建物の下には、UECコミュニケーションミュージアムというのがあった。 生憎訪問した時間は、すでに閉館したあとだったのだが、オープンスペースにも、パネルや船舶用遭難信号発生器などが展示されていて、なかなか興味をそそられる。 今度は、開館している時間に見学してみよう。

  それにしても、京王線に馴染みの薄い僕には、調布と府中がとても紛らわしい....中央線の国分寺と国立もだけど...

  夜は、ディジタルサイネージ系な人達の新年会に顔をだしたら、なんと500人の参加者、メディア系は元気だ。


2012-01-11 心のざる

_ [仕事] 心のざる

  午後から旧知の埼玉大学の先生の大学院生向け得別講義を聴講。 彼とは、昔に何かの委員会等で会ってから交流が続いていて、ITS等の分野でいつも実践的な研究をされている。 今日のメインテーマは、システム創成論なだったのだが、大学院生向けということで、いろいろと示唆にとんだ話も多く、実に痛快で楽しかった。

  繰り返し言及されていたのは、物事の本質を見極める必要性で、これは僕が以前に日記に書いたコンセプチュアルスキルを身につけろということと、まったく同じ。 昨今の流行追従形学術研究の多い事や署名な先生が表層的にそれらを語る事の問題などは、まったくその通りという感じだ。

  話のなかで、もう一つ印象に残ったのは、全てのものに反応するのは、自意識過剰であり、自己の判断やポジション、考えに基づいて、スルーすべきものは、見極めてスルーしろということで、これを"心のざる"と表していた。 もし、自己がしっかり確立していれば、きちんと溢れる情報にフィルタリングができて、本質を見極めた仕事ができるわけだ。 よく、アンテナを高くしろというけれど、アンテナを高くすると、信号だけじゃなくてノイズも増えるわけで、よりこういうフィリタリング能力が必要となるわけだ。

 講義のあとは、主催の研究室の先生、学生さん達と一献、帰りの電車の都合で中座したけれど、実に楽しかった。


2012-01-12 11aiの議論沸騰?

_ [電波] 11aiの議論沸騰?

  チェアを務めているIEEE802.11aiは、来週からの会合でいよいよ個別提案の議論に入る。 ということで、ここにきて俄にテレカンの参加者が急増してきたし、提案締め切りまでに出された提案ドキュメントは、40を越えた。 今回は、かなり大目にタイムスロットをアサインしているけれど、それでも全部の審議をするには時間が足りないかもしれない。 幸いに、部屋割りはまだ余裕があるので、タイムスロットを追加することは出来るだろうが、集中力も体力もかなりキツイ一週間になりそうだ。

  そんななか、今朝も11aiに興味を持ってくれた会社の方と打合せ。 もともと、僕らが11aiの元となる技術の開発をした頃に描いていた利用シーンが、だんだん具現化しつつあるのを感じる。 石の上にも3年とかいうけれど、僕らがMISという通信キャリアで11ai的な事にチャレンジしてから、もう10年も経過して締った.それでも、これから標準になり普及してくれれば、それも報われる。

_ [電波] S/NとD/U

  昨日の日記で、アンテナを高くすると信号も増えるけど、ノイズも増えると書いたけど、この表記はいささか誤解を招いた。 ノイズというと、熱雑音などのように、正に雑音をイメージされることが普通だ。 しかし、昨日の話でいうところの雑音というのは、かならずしもこういう乱雑な信号という意味ではない。 シャノン定理等でも、S/Nという表現を使うのが一般だけど、もう少しコミュニケーションの視点で書くならば、希望波/非希望波=Desire /Undesire=D/U比とした方が適切だったようだ。


2012-01-13 天才は天才

_ [MISC] 原発を巡る議論

  原発について、3.11以降はネットに限らず、評論家、専門家、プロ市民、プロ消費者代表的な人達の活発なTwitterやSNSでの議論を目にしない日はない。 僕は、今度の事故で直接的に大きな被災をしていないし、原子力の専門家でもないので、自分の出来る範囲、コミットできる範囲でしか、この類いの議論にも活動にも参加していない。 おそらく、多くのボランティア活動や支援活動をしている人からみると、まったく何もしていない人の部類だろう。 しかし、そんな僕にも、否応無しにネットでの議論や書き込みは、毎日かなりの量が飛び込んでくる。 でも、ある種の議論には、なんたが本当に子供の喧嘩みたいで、最近はとても辟易している。

  例えば、原発容認の人と、反対の人の間に飛び交う、"原発より煙草の方が危ないんだから、だったら煙草も反対しろ"とか、"安全だというなら、自分で福島に住んでみろ"とかの応酬は、僕には何の役にも立たない。 ああ言えばこう言う的な揚げ足取りの応酬って、なにか意味があるのだろうか?  この人達は、相互に相手方に "判りました、あなたが正しくて、私が間違ってました" とか、無条件にミタさんみたいに"承知いたしました"って言わせたくて、かつそれが出来ると信じてこういう応酬をしているのだろうか?

  僕としては、こういう応酬に時間や素晴らしい叡智を使うならば、互いに意見の違う人はいるという事だけを認識して、あとは各々の意見の正しさや精度を上げる事に、時間や情報発信の力を使ってくれれば、僕は両方をみて自分なりに判断するのにとても嬉しいんだけど.....

  この前書いた、"心のざる"じゃないけど、スルーするところは、華麗にスルーしちゃえば良いのにと思うのだ。

_ [] 天才は天才

  朝は都内でミーティングのあと、夕方に成田発でLAに移動。 LAX近くのホテルに投宿。

  LA在住の旧知の台湾人の友人と打合せ。 彼とも、なんだかんだ20年以上のつき合いになるけれど、電子回路系なハッカーとしては、本当に天才的で、いつもエポックメーキングなアイデアでビジネス創造している。 大昔は、グラフィック端末なんていう超ハイテク系をやっていたらしいが、その後はページャ関係で大当たりして、コンシュマー系でいろいろと面白い事している。

  最近は,USB関係のちょっとしたアイデアを商品化していたのだが、今回はそれが更に発展したものとなっていた。 正直、外れもあるんだけど、今回のは、面白いかもしれない。

  こういうハッカーが、浮き沈みはあるものの、サクセスしちゃうところがアメリカなんだろうな。


2012-01-14 LAX-DFW-JAX

_ [PC][] スマホのタイムゾーン連動

  早朝にLAXをでて、DFW経由でJacksonvilleに移動。 いつもの事だけど、西海岸と東海岸の時差っていうのも、わかっているけれど、なかかな慣れない。

  パケ死が怖いので、携帯しているスマホとiPhoneの類いは、機内モードにしておくのだが、そうすると時計が自動的に現地時間に変らない。 このため、一端機内モードをオフにして、適当なキャリアを捕まえて時計が更新されたら再び機内モードにするなんてことをしているのも、なんたかなぁである。

  そして、こういうスマホのビヘィビアは、各社いろいろなので、いつも新しい電話だとトラブル。 今回は、シャープのアンドロイド Aquos Phone SH-12C君が、なにやら怪しい。 内部時計はタイムゾーン連動したのか、待ち受け画面の中央に表示される時刻も,時計の設定画面で表示される時刻も東海岸標準時間になっている。 しかし...電波強度等と一緒に常時表示される画面上部の帯の部分の時刻表示は、なぜか中部時間から更新されない。

  なんだか、気持ち悪いけど、当面放置だなこれは。


2012-01-15 Jacksonville

_ [] Jacksonville

  昨夜到着したフロリダのジャクソンビルのリバーサイドのホテルからは、ライトアップされた橋が見えたので、iPhoneでパチリ。 iPhone4のカメラってデフォルトで夜の撮影すると、なんでこんなに画質が悪いの?

  朝は、とりあえずホテルで教えてもらったジョギングコースでジョギング。 せっかく、Nike+ GPSをつけて走ったのに、GPSの補足が悪くてルートのトレースが残らなかった。 途中で道を間違えたり、橋を二つ渡るのでup/dowwはあったけど、km 5min 30Secのペースで4.62kmで丁度良い汗。

  部屋に戻ってシャワーのあとに血圧を計ったら、そこそこに下がっていた。 血行が良くなると血圧が下がるのは、やはりどこか血流が悪いんだろうな..

  昼に近くのスーパーに水を買いに行ったあと、ホテルの前で橋をみていたら、小さなヨットが通るだけでも、可動橋が上がっていたけど、あれは時間だけで管理しているのだろうか?  遠くにある古い鉄橋は鉄道用で、こちらはデフォルトで上がったまま。 貨物列車が通る時だけ下りてくる。

画像の説明画像の説明画像の説明

_ [電波] IEEE802.11ai

  夕方からIEEEのCACミーティングで、今回はそこそこに空きスロットがあるけど、僕の11aiは発表が30近く有るので時間が足らない。 そこで、さっそく空きスロットをゲットして、今日の時点で11スロット。 水曜日以降にあと1スロット追加となると、ほとんど毎日フルに埋まってしまう。 今週は、かなりハードな会議週間だけど、がんばろう。


2012-01-16 Martin Luther King, Jr. Day

_ [] Martin Luther King, Jr. Day@Jacksonville

  いよいよ、今日からIEEE802.11 Interimは、本格的な個別セッションがはじまった。 僕のチェアする802.11aiは、今回が各技術提案の発表と選択で、20以上の提案がひしめいている。 このため、毎日 朝8時から夜9時半まで、途中コーヒーブレークと食事の休憩を挟んで、10時間/dayの会議漬けだ。

 こうなると、日の出が7時過ぎなので、ジョギングもできないけど、幸い今日は10:00-16:00まで唯一、セッションが無かったので、昨日と同じコースを走ってみたら、さすがに信号でやたら立ち止まらなきゃならないし、途中からは、Martin Luther King, Jr. Dayの祝日によるパレードで、歩道まで人が埋まっていて、とても走れないので、2.5kmくらいで中断。 折角、今日はNIke+GPSでルートトラッキングもちゃんと動いてたのに....  それにしても、Nike+GPSにしても、iHealthの血圧計にしても、簡単に記録が残せるというのは、実に素晴らしいものだ。

  ところで、今日は、キング牧師の生誕を記念した祝日とのことだ。 

  I have a dream that one day my blood pressure will be stable in normal level.

 I have a dream that one day the IEEE802.11TGai will be standardized and published.

 I have a dream that one day all of Wi-Fi devices connect to the Internet with TGai.

  I have a dream ..... 夢はつきない。


2012-01-17 眼鏡緊急修理

_ [MISC] 眼鏡緊急修理

  昨日、いきなり眼鏡のツルが根元から折れてしまった。 とりあえず、片側は大丈夫なので、片持ち眼鏡みたいにして、かろうじて、ミーティングなどを続けていた。 今日は、8:00-21:30までフルに会議だったのだけど、片側だけで掛けていると、レンズの位置が落ち着かなくて、頭が痛くなってきた。 さすがに、このままあと何日も会議漬けは厳しいので、近くの眼鏡店を検索したら、ダウタウンに一軒あったので、タクシーで駆け込む。

  新しいのを作る時間はないので、なんとか仮修理できるかと聞いたら、直ぐに他のツルを取り付けてくれて、仮だから無理に広げたりはしないようにといって合わせてくれた。 お金を払おうとしたら、こんなのはお代はいらないといって、無償にしてくれた。 なんだか、申し訳ないけど、折角の行為なので、甘えることにした。 お陰で、タクシー代が往復で15$かかっただけで、とりあえずなんとか帰国までは誤摩化せそう。


2012-01-18 Move to Adjourn

_ [電波][仕事] Move to Adjourn

  今日も802.11WGのMid Week Plenaryもいれて、午前、午後とみっちりミーティング。 今回提出された寄与文章は、全部で52あり、26のプレゼンが今日の午後にようやく終わった。 

  すでに、今後のプロセスは承認されているけれど、各提案の重複等を整理する目的で、新たな文章の作成プロセスを入れるという提案があった。 そこで、この議論を議題にいれるかどうかでしばしディスカッション。 たまたま、休憩前に数分しかなかったので、ベテランの1人が乱暴に議論しないなら、会議終了(Adjourn)しようという動議(Motion)をかける。 さすがに、これは洒落なんで、動議賛同者が1人もいないので、そのまま動議却下という、ロバートの会議運営規則ならではの、遊びが入ったりで、またひとつ勉強になった。

 休憩後に、プロセスについての議論を議題にいれるための動議が出れ、まずそれを可決。 この時も、Strawpoll (非公式な投票)の前の議論の終盤で、"Call for question"="採決! 議事進行!"が出されたのだけど、動議じゃないのでそれはできませんってことで、スルー。 しかし、直ぐにStrawpollと動議にうつり、このプロセスが承認されるという一幕も。

  夜は、ソーシャル(懇親会)があったけど、今日は食欲が無いので、少しだけ食べてホテルに戻る。 そのあと、日本とのテレカンだったのだけど、なぜかネットワーク品質が悪すぎて、ストレすだらけだった。


2012-01-19 アイスクリーム効果?

_ [仕事] アイスクリーム効果?

  今日も、朝からミーティングで、担当しているIEEE802.11aiは個別提案についての非拘束投票にようやく入った。 今日は、他のタスクグループのミーティングが終わった関係もあって、最後のセッションはプレナリーを行なう一番大きな300人以上収容の部屋で、ひな壇での議事進行になってしまった。 今回は、参加者がとても増えて、夜のチェアアドバイザリーミーティングで示されたそ速報だと、IEEE802.11の中では、ahにつづいて、2番面に参加者の多いタスクグループになってしまった。

  参加者が多いのと11aiのグループがほとんど時間枠で開催していることもあり、毎回、毎時間枠に、新しい参加者や途中のセッションに参加していな人がいるために、質疑がどうしても後戻りする。 今回は、13スロット、26時間もあったけど、なかなか議事は進まない。 

  ところが、今日の午後1のセッションは、セッション後のコーヒーブレークにアイスクリームがあるから、ちゃちゃっとねと言ったら、みんな良く協力してくれた。 実にアイスクリームの効果は強い。

  今回は、プロセスに関する提案が後だしであったことなどもあり、いささか議事進行が厳しかったので、夜チェアアドバイザリーでWGチェアに心配されて、説明することになってしまったり、さすがに疲れた。


2012-01-20 JAX-DFW-LAX

_ [][インターネット] 電子サービス

  今朝のクロージングプレナリーで、今回のIEEE802.11Interimも無事終了。 チェアーをしている11aiが26時間、プレナリーとチェアミーティングが9時間で、日曜日の夜から金曜日の昼までに35時間のミーティングをしたので、さすがに疲れたけど、今後は当面このペースになりそう。

  今日は、シカゴやニューヨークが悪天候で飛行機のダイヤが軒並み乱れているようだけど、僕はダラス乗り換えロス行きなので、ダラスの乗り継ぎ便が30分くらい遅れただけで、無事にロスに到着。

  ところで、ホテルに備え付けのPCで、ボーディングパスは印刷できるし、チェックインもチエックアウトもWEBで出来るし、ハーツのレンタカーでは、カウンターに行かずに車をピックアップ出来る従来サービスに加えて、一定のエリアにある車を自由に選べるサービスまで展開していて、いづれも対面を徹底して省略する電子サービスが主流だ。

  ブロードバンド普及率が高い日本では、インフラは整っていてもこういうサービスは普及していない。 これらは、クレジットカードによる与信と統計的なリスク確率と、合理化による運用コストなどから、それなりにシステム評価をして、導入されているのだろうが、日本ではそういう計算よりも、何かあったらどうするの?的な、慣習がきっと優先されているのだろうな。 せめて、ネット予約したホテルで、住所も電話も全部最初から記入させられるのくらいは、無くなってほしいものだ。


2012-01-21 脱日本

_ [仕事] 脱日本

  雨期のせいなのか、朝起きたら折角のカリフォルニアなのに雨。 それでも、九時過ぎには少し晴れてきたので、水を買いに出るついでに、すこしだけジョギング。 海沿いで潮風の向かい風っていうのは、なかなかキツイものがある。

  今日は、昼には共同研究とか仕事のお願いをしている会社を訪問。 日本人の学術系の人がやつているベンチャーなんだけど、日本法人にいた人も、去年からこちらに1人転勤になっていて、3人で昼食がてら打合せ。

  僕も、若い頃は米国に来て仕事したいなとか、居住したいなと真剣に考えた時期もあったけど、なんだかんだタイミングを逸してしまった。 昔は、知り合いの事務所に間借りして、こちらに会社のコンタクト事務所を置いていたりしたけれど、あの頃と違っていまは銀行口座とか作るものかなり大変らしい。

  シリコンバレーでも、この南カリフォルニアでも、テキサスやノースカロライナでも、特定の産業を誘致して、地域セクターを作って発展するケースが多いが、日本では政府主導で創成されたテクノパークなどの類が軒並みダメダメだね、なんていう話も元YRPに勤務していた若者と話ながら買い物ドライブ。 シリコンバレーも南カリフォルニアも、産業セクターのコミュニティがあって、人材の流動性があるのが強みなのではないだろうか?  結局、日本は、会社ありきで、そこの出先に勤務、いづれはまた本社にというパターンが多いので、単純に企業の出先機関だけ集めても、地域の持続的発展にはつながらないのだろう。 良い人材が確保できる、あるいは適切な人材にスイッチしやすいという、人材の流動性がある地域セクターとか出来ないかな...


2012-01-22 San Pedro

_ [] San Pedro

  午前中は、ホテルでチエックアウトギリギリまで、帰国後すぐに行なう協議会の資料を作って、事務局に送ったりの事務仕事。 チエックアウトして、San Pedroのピアでフィッシュ&チップスを食べて、知人から頼まれたアバクロの買い出し。 Additional 50% off っていうのが、Red Line Price(赤札価格)に対して有効というのにびっくり。 ハードなアウタージャケットが、なんと日本円¥6,000くらい。 日本の通販サイトみたら4万円以上するって、なにこの価格差は?

  買い物のあとは、もう一度San Pedroに戻って、知人のボートで打合せ。 彼の新しいパテント絡みでいろいろと教えてもらう。 それにしても、彼のボートは、ベットルームも二つあって、購入時にはとても綺麗だったのに、ちゃんと手入れしていないから、すっかり物置状態で勿体ないったらありゃしない。 メンテするのにどのくらいかかるのか知らないけど、ちゃんとメンテしなさいとクレームしといた。

画像の説明

2012-01-23 知識と実践

_ [仕事] 知識と実践

  例によって、今日は太平洋線の深夜便に乗るために、1時間くらいしかない失われた月曜日。 なので、徒然とふと最近思った事を書いてみる。

  いろいろな人がいろいろな所で、「かのxx会社のCEOだったナントカさんが言われているように....」とか、「かつて何代大統領であったxxが言ったようにhogehoge」とか、あるいは成功している会社の事例を引き合いに「xxxの会社では、xxを導入して」などの、引用を使う。 

  しかし、こういう引用って、一見スピーチや訓示に説得力を持たせるように見えるけど、そのままでは単なる知識のひけらかしにしかならない。 他人や他社の事例を引き合いに出す事は、良い事例であり悪い事例であり、説得力を裏付ける要素ではあるけれど、それはその事例を自分なりに租借して、自分の言葉として、それをどう捉え、どう実践に使うかを示唆できるかが重要だろう。  政治とか経済なんかでも、よく「欧米諸国では既になんたら...」 みたいな表現があるけれど、それだけだったら「だから何?」って思ってしまう。

  また、何かを引用するならば、二つ以上のソースを用いて、それに自分の考えを加えるほうが、僕は良いと思う。 得てして、人は自分を基準にモノを考えてしまい、自分より知識や技術がある人の言う事が凄いと思ってしまうようだが、自分より凄い=正しいとか、世間的にみても凄いとう訳ではない。

  今回、一週間 延々と外国人と会議をしてきたけれど、このあたりのスピーチのロジックや、引用の仕方は、説得力にとても差がでる事を感じた。


2012-01-24 対外コミュニケーション

_ [仕事] 対外コミュニケーション

  早朝に羽田に到着、ラウンジでシャワーを浴びた後、ちょうど吉祥寺行のバスがあり、荷物も多かったので、そのまま家に戻って荷物だけおいて出社。 今日は午後から、Wi-FILS推進協議会の総会だったので、まさに帰国直後の最新情報報告となった。

  こういうコンソーシアムの活動には、僕もいろいろと関係してきたけど、参加企業の常識感というのが結構垣間見える。 今回も、たまたま事務局をしていたのだけど、開催案内に対して、無しの粒の会員には困ってしまう。   一般の企業活動のように顧客-企業間の業務のやりとりと違い、こういう複数社でのコンソーシアムなどでは、参加の経緯や時々のスーテータスによって、モチベーションに差がでるので、お着きあい参加の方もいるのは、否めない。 国の委員会などもそうだけど、こういう直接的営利活動じゃないものへの対応では、企業の余裕度や社会的な成熟度が垣間見える。 

   事務連絡に対して担当者がきちとんレスポンスできるかどうかは、結局のところその担当者個人の社会人的資質の差ではあるけれど、その集合体が企業なので、そのまま企業の質や文化の差でもあるだろう。 大手といわれるメーカーや通信事業社は、やはりこういう社会的常識の底辺がしっかりしているし、教育もされているけれど、新興企業やベンチャーは、どうしても余裕の無さが露呈するようだ。


2012-01-25 オブジェクト指向

_ [仕事][インターネット] オブジェクト指向

  知人の研究者がクラウド系のアプリ開発のプロセスを大きく変える研究をしていて、知り合いのソフト会社でディスカッション。 たまたま、話の流れから、昨年解散したルート(株)は、もともとソフト屋だったんだよって告ったら、相手が目点になってしまった。 でっ、それをTwitterでつぶやいたら、結構古いおつきあいの皆様も、????な反応。 そもそも、Root,Inc. は、"Real Object Oriented Technologies"で、名刺とかにもちゃんと書いてあるのに、皆スルーしてたのね...ショボン

  というわけで、ちと悔しいので、ソフトな話題を書いてみる。 ちょうど、数ヶ月くらい前に、「ぐへへお姉ちゃんパンツ何色」から始めるクラス解説なんていうのが話題になったけど、この辺りの話は、僕がコードを書いていた20年くらい前と何も変っていない。

  僕が最初にコードを書いたのは、高校の電子実験演習で、テレタイプ社のKSR-33(ペンギン)で、フォートランを書いて、穿孔テープをHITAC10-2に読ませて実行なんていうやつだった。 もっとも、当時はソフトに全く興味がなくて、リニアアンプばかり作っていた。 その後、大学では周りの仲間が、TK-80とかでアッセンブラをカリカリやっている横で、テクトロのグラフィック端末で、テクトロBASICなんていうのを使って卒研をしていた。 その後、仕事で組み込みソフトを書くようになって、CPM-80とかMPMとかの上で6809や8080,Z80のマクロアッセンブラを使ったり、頼まれ仕事でIBM5550でベーシックで資金繰り表作成ソフトなんてのを書いたりしてた。 当時、会社にいた東工大の数理出の御曹司から「プログラミング書法」や{プログラミグ作法」等をいただいて、これを読んだのがプロミング言語に対して、なんと無く拘りを持ち始めた切っ掛けだった。 その後、転職して営業職種にいた2年間は、業務改善のためにアシュトンテイトのRDBとかで、業務管理ソフトを、電車のなかで液晶が三行しかないEPSONのワードバンクノートでコードを書いたりしてた。 (もちろん、会社に戻ってからPCにソーステキストを送って処理)

  この後、ルートの前進であるデザインハウスで、本格的にソフト開発を本業にして、民生家電やトランシーバー、ゲームウオッチ、自転車用のスピードメーターなどの組み込み系ファームを書いてた。 このころ、丁度Cで書いてROM化なんていうのが流行りだして、LSI-C80なんていう国産のコンパイラーにお世話になったり、AT&TのCコンパイラーベースの各社マイコン用コンパイラーのバグと戦ったりしてた。

  こういう時代にも、ソフトウェア考現学みたいなのは、けっこう議論が盛んで、ちょうどC++とかAtomとかLISPとかの処理系のパッケージもいろいろ出始めて、オブジェクト指向が少しずつ認識されてきた。  しかし、残念ながらオブジェクト指向を、特定の処理言語とバインディングして捉える人も多く、オブジェクト指向そのものに向き合うというか理解は、あまり普及しなかった気がする。

  僕は、当時、某社の8bitとかのワンチップマイコンとかでも、構造化アッセンブラーなどというプリブロセスをする処理系があって、そういうのを拡張して、自分で組み込み4/8biかマイコンでも、オブジェクト指向ライクなコードを書いたりしてた。 中には、全部割り込みのイベントドラリブンだけで、関数(メッソド)を呼び出す構造にして、メインループで何もしない構造のファームをセットトップボックス用に書いたりなんていう遊びもしていた。

  そんなわけで、ルートという会社名は、仕事の本質というオプジェクトについては、細かい手続きや処理、実装なども含めて、全部お任せくださいな、お客様はメッセージだけいただければ、あとは私どもでというビジネススタイルを目指して名付けたのだ。

  当然、ちゃんと仕事の上でのコンストラクタもデスコンストラクタも用意しますので、問題定義や要件定義から、お仕事の後始末までキッチリですぜというわけだ。

  だから、昨年の九月末でRoot,Incを解散するにあたり、ちゃんとRoot,Inc オブジェクトに対しては、デスコンストラクタが綺麗に働いて、立つ鳥後を濁さずなわけだ。 と言いたいのだが、実は会社を作った時に、そんなものは実装してませんでした。 だから、いまはヌルポもらって、暫く迷走中なので、みなさん何があっても寛大にね。


2012-01-26 気がつけばインベントリー

_ [MISC] 気がつけばインベントリー

  先日、アメリカで買って来たSodaStreamを、はじめて使った。 ほとんど瞬間的に炭酸が水に充填されて、なかなか強力。 しかし、このマシンというのは、構造は至って簡単で、要するに炭酸ボンベを固定して、バルブの開け閉めをするだけ。 なので、本体には電気もいらない、ただの機構部品のみで、そのほとんどはABSの成型品。 たまたま、僕の購入したモデルは、液晶パネルがついてるけれど、それだって機能はほとんどタイマーみたないもの。 従って、その製造原価なんて、ほんとうにたかが知れているけれど、国内での販売価格は二万数千円。 これは、これでとんでもなく利ざやがあるだろうが、それ以上に詰め替えタンクの炭酸ガスが、60リッターで2100円で、これは消耗財なので、使い続けている限り定期的に購入することになる。

  去年流行った、空気洗浄機のマジックボールとか、ネスプレッソのようなカートリッジ形エスプレッソマシンとか、オフィスの給水機とか、とにかく最近はこういう持続的消費材が流行ってるようだ。

  携帯電話もそうだけど、これって、気をつけないと家計のOPEXがとんでもないことになるんじゃないか?


2012-01-27 公衆Wi-Fiの品質

_ [インターネット][電波] 公衆無線LANの品質

  仕事柄、公衆無線LANサービスを手がける各社の方と話をすることが多いが、最近なかなか面白い事に気づいた。 各社は,各々自分たちのネットワークアーキクテクチャやサービスポリーシーにプライドを持っていて、他社のサービスの抱える課題を良く調べているし,知っている。 これは、特定の会社が特定の会社の課題をということではなくて、各社が各社ともなのだ。 つまり、お互い自分の会社の欠点には気づいてないけど、競合相手はそれを知っているわけだ。 いまや、公衆無線LANは、エリア内でのパケットの輻輳が大きくて、品質がひたすら劣化しているので、各社がもっと協議して、相互協調により電波品質の改善をしてくれれば良いのにと思ってしまう。

 3Gのオフロードに無線LANと言ってるけれど、このままじょとてもじゃないが無線LANが品質改善にはつながらないのではないだろうか?


2012-01-28 宮古島

_ [] 宮古島

  長男の中・高校の卒業生仲間4家族で宮古島へ旅行。 子供たちは皆、高校最後の卒業旅行は、この宮古島でトライアスロンを完走していて、その想い出の地を再訪という企画。一番上の先輩は、10年振りだし、僕も6年振りの来島。 この時期でも、さすがにまだ気温が23℃もあって、半袖を持って来なかったのが失敗。

  今日は、上野ドイツ村によって、東平安名岬とかを回って,ホテルにチエックイン。 六年前は、トラアイスロンをする子供たちのエイドで朝から晩まで動き回ったため、どこも観光をしていないかったので、こういう施設があるのも知らなかった。

  そもそも、沖縄本島もふくめて、沖縄,離島には何度き来ているけれど、観光っていうのは、はじめてだ。 暫し、楽しもう。

ドイツ村ドイツ村2ドイツ村3東平安名崎

2012-01-29 伊良部島

_ [] 伊良部島

  宮古島の2日目は、フェリーで伊良部島に渡って伊良部島をぐるりと回って、昼食をとって、宮古島に戻り、来間島でスイーツ。

  その後、シギラ温泉 奇跡の泉という温泉+プールリゾートでのんびり。 温泉プールとはいえ、この時期に外で気持ちよく過ごせるのは、この地方ならでは。

  夜は、平良の街にある郷土料理の店で宴会。 地物をたんまり堪能しても、東京の居酒屋価格の数分の一という嬉しさ。

  この時期は、砂糖黍の収穫シーズンだそうで、あちらこちらで、砂糖黍の刈り込みをしていて、さらにそれらを積んだトラックが製糖工場に向けて、島内の道路をは走っていて、道にはやたらと運送途中で落ちた砂糖黍が轢かれていいたりする。

  砂糖黍以外に黒いマルチを張った畝の畑が多くあるのだけど、これはタクシーの運転手さんに聞いたら葉タバコだそうだ。 砂糖黍は収穫に1年半かかるそうで、それ以外の農産物として葉タバコの生産も盛んなようだ。

伊良部行フェリー伊良部大橋建設中伊良部島伊良部の井戸後下地島より下地島楽園の果実

2012-01-30 宮古島-那覇-羽田

_ [] 宮古島-那覇-羽田

  今朝は、比較的ゆっくりとした出発で、宮古島の西側から北にかけて観光。 まずは、砂山という海岸で自然にできたアーチなどを見学。 その後、昨年オープンした海中公園へ。 ここは、コンクリートのブロックを海中に埋めて作った海中展望室で、水深4mくらい。 施設としては、あまりにシンプルで、リピータを得るには、もうひとつ工夫が必要かも。

  その後、西平安名崎から池間大橋と回って、市内で昼食をして、かつてのトラアイスロンの時のゴール地点の競技場を見学して、空港へ。

  宮古島は、普通の住宅の垣根にもハイピスカスやブーゲンビリアが沢山あって、それが垣根のようになっているのは、なかなか綺麗で南洋の国らしくて良かった。 今回は、久しぶりにプライベートな観光旅行だったけど、天気にも、仲間にも恵まれて、とても楽しい想い出になった。 

  三時半に宮古島を出発して、那覇経由で羽田に19:30に到着、明日は早朝に大阪に出張で、着替えもちょうど羽田のロッカーに置いてあったし、ドイツの研究仲間とのテレカンが22:00からあるしで、そのまま羽田のホテル投宿。

砂山西平安名から池間島ハイビスカスブーゲンビリア

2012-01-31 羽田-伊丹-東京

_ [仕事] 報告会

  朝、羽田から伊丹行きで大阪へ。 東京-大阪間は、もっぱら新幹線なのだが、昨日からの続きで今日は飛行機。 しかし、得割りだと新幹線より飛行機の方が安いか、限りなく変らない、これは熾烈な争いになるわけだ。

  到着後、グループ会社のオフィスで、一件テレカンをしたあとに、午後は調査業務のクライアントを訪問して、報告会。 つくづく、標準化ってなかなか日本の企業では馴染みが薄いことを感じる。 でも、経営戦略的には、日本の産業力が衰退傾向にあるからこそ、重要な業務になるだろう。

  終了後は、新大阪にでて、定番の551を購入して、新幹線で東京に。 新幹線の中で臭いが気になったけど、同じ車両に僕以外にも数人いたので、まぁいいや。 しかし、何でサラリーマンは、みんなこれをお土産に買うんだ...と、他人事のように思いながら帰京。


この日記は、FaceBookにフィードしているので、ツッコミはそちらだけで受け付けることにしました。
過去の日記
2012年
1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31