雨期のせいなのか、朝起きたら折角のカリフォルニアなのに雨。 それでも、九時過ぎには少し晴れてきたので、水を買いに出るついでに、すこしだけジョギング。 海沿いで潮風の向かい風っていうのは、なかなかキツイものがある。
今日は、昼には共同研究とか仕事のお願いをしている会社を訪問。 日本人の学術系の人がやつているベンチャーなんだけど、日本法人にいた人も、去年からこちらに1人転勤になっていて、3人で昼食がてら打合せ。
僕も、若い頃は米国に来て仕事したいなとか、居住したいなと真剣に考えた時期もあったけど、なんだかんだタイミングを逸してしまった。 昔は、知り合いの事務所に間借りして、こちらに会社のコンタクト事務所を置いていたりしたけれど、あの頃と違っていまは銀行口座とか作るものかなり大変らしい。
シリコンバレーでも、この南カリフォルニアでも、テキサスやノースカロライナでも、特定の産業を誘致して、地域セクターを作って発展するケースが多いが、日本では政府主導で創成されたテクノパークなどの類が軒並みダメダメだね、なんていう話も元YRPに勤務していた若者と話ながら買い物ドライブ。 シリコンバレーも南カリフォルニアも、産業セクターのコミュニティがあって、人材の流動性があるのが強みなのではないだろうか? 結局、日本は、会社ありきで、そこの出先に勤務、いづれはまた本社にというパターンが多いので、単純に企業の出先機関だけ集めても、地域の持続的発展にはつながらないのだろう。 良い人材が確保できる、あるいは適切な人材にスイッチしやすいという、人材の流動性がある地域セクターとか出来ないかな...