午後から日本ケーブルテレビ連盟の委員会。 今日の話題の中で、スマートテレビ等を見据えた、今後の展開があった。 実際に、高機能テレビを購入している人で、双方向通信と組み合わせた高機能を楽しむために、テレビをネット接続している利用者は、未だ少ない。
そこにもってきて、動画を楽しむ手法は、インターネットの動画サイトや配信がどんどん増えてきている。 そして、ちょうど2月のWi-Fiアライアンスでも承認されたWi-Fiドッキングのように、ディスプレイもデバイスも簡単に相互に家の中で接続されるようになると、テレビは、いわゆる地上波の受像機という機能とディスプレイという機能が、一体となってる必然性はどんどん薄れて行くように思う。
一方で、ストリーミングかデマンドかでというと、これはやはりテレビの垂れ流しはとても重要で、もし世の中が全部デマンドベースだったら、僕らの知識(どうでもいい知識)は、万分の一になってしまうかもしれない。 街頭広告も電車内の動画配信も、こちらの意図に関係なくずかずかと人の脳に入り込んでくるからこそ知る事って、かなりS/Nは悪いけれど、それが無いと知らないことが一杯あるわけだ。
というわけで、テレビの放送型垂れ流しは生き残るけど、それとディスプレイが一体型となったテレビ受信機は、なんかもう必然じゃないよね。