昔々、MISという通信事業会社を起業した時に、徹底した階層分離で土管屋を目指すとともに、END To END に基づいたシステムを構築し、様々な上位層の人達に参加を呼びかける事を目的に、任意団体の協議会を設立した。 この時の言い出しっぺの3人の頭文字を日本のインターネットの父と言われてる某先生がMMFと名指しした。 今日は、かなり久しぶりにこのメンバーで会食。
僕じゃないほうのMさんは、僕が天才と思う研究者の1人で、今日もMISの時に作った認証プロトコルの話と最近の携帯事業者のネットワークの話をしたのだが、彼は物事の問題の本質をきちんと指摘するところが、やはり凄いと感心させられる。 世の中に研究者は沢山いて、学会とかで重要な立場にいたり、霞ヶ関の委員会等に引っ張りだこな先生も多いけど、彼のような技術的に本質をズバッとついて、かつそこにきちんとアイデアを出す研究者はいない。
いま、いろいろと元気のない日本だけど、彼のよな本質的な研究者が、もっとセンターで活躍できるようになると、大きな変化ができると思うんだが、社会の器量が小さいのか、なかなかそうはならないのがつまらんなぁと、ひとりごちてしまった。