今週のIEEE802.11aiのセッションは、今日で1回のジョイントアドホックを含めて、合計8回16時間の会議が終了。 今回は、全てのコメントに対する解決が終了し、十分に満足のいく進捗を得た。
夜のチェアミーティングも一時間ちょっとで終わり、ホテル内で食事。 選択子が少ないので、またしてもハンバーガー...orz
食事の後には、いつものメンバーから二次会のお誘い。 しっかりと、会議場の一室が確保されていて、一昨日につづいてスコッチと吟醸酒で乾杯。
この席で、僕のTGaiで、とても良く貢献してくれているアメリカ在住の中国人コンサルのLさんから面白い話を聞いた。 僕は、長年中国のいろいろな所に仕事で出かけたし、知人も沢山いるので、朝、晩の挨拶くらいの中国語は知っている。 そんなわけで、中国からの参加者らには、「早上好」(おはようございます)とか、「你 辛苦了」(お疲れさま)とか声をかける。
今日も、ある中国人の発表者に、会議が終わったあとに、「你 辛苦了」と言ったら、一瞬きょとんとしていた。 たまたま、すれ違いざまだったので、それ以上の会話はなかった。
ところが、この人がその後Lさんに、「TGaiのチェアは、中国語を話すみたいだよ。 気をつけないと秘密の話が出来ないよ。」と言って来たそうだ。Lさんは、僕が片言の言葉しか知らないことを知ってるので、笑いながら大丈夫だよと話したそうだ。
以前にも、上海の会社に打ち合わせに行った時に、ちょっとだけ中国語を話したり、彼らが中国語で話している内容について、ちょっとだけ口を挟んだりしたら、それから態度が変わったことがあった。 こういうのは、騙してるわけじゃないんだけど、結構面白い。
もっとも、逆のパターンも良くあって,特にアジアの人は、日本語がわかる人が結構多い。まあ、言葉が通じようが通じまいが、陰口は叩かないことが大事だけどね。