最近グループ会社では、部門によってTOEICの点数を申告する事が求められるので、これを受験する人が増えている。TOEICの受験を一律に会社で義務化るすのは、いかがなものか的な意見もあるかもれしれないが、これはこれで僕は良い機会の創出だと思っている。実際に、部門によって多少の差はあっても、仕事の関係で英語を使う事が皆無なんてことはない会社なのだから、当然だろう。
職務に必要な資格やスキルを身につけるのは、やはり自発的に行なわないと意味が無いけど、職務時間以外にスキルアップに取り組むのが、どうも苦手というか、しない人も結構多い。英語に限らず、例えば会計やマーケティング、あるいは技術などの専門スキルは、自らの職務に真摯に向き合えば、自ずと内面から欲してくるものがあるはずだ。
ところが、したい仕事を業務としてするというのではなく、仕事だからしかたなく取り組むというパターンだと、こういうスキルアップまで取り込まない人も多い。会社内での異動希望とかも、業務内容に対して明確なモチベーションがあって希望するなら良いが、中には人間関係が望ましくないからというだけで、異動希望する人も結構いる。こういう人は、結局どこの部門で何をしたいかというイメージを持たないので、これまたスキルアップなどに自らは取り込まない。
今夜は、先週一緒に出張したグループ会社の同僚のアレンジで、彼の部下も交えて会食したのだが、この同僚はかなり高いモチベーションで英語のコミュニケーションスキルをブラッシュアップしようとしているのが伝わってきて、なかなか感心させられた。