今日の午後は、グループ会社の営業に同行して、お取引先の研究部門の方々に11aiや無線LANの標準化動向の話をさせていただき、意見交換をした。
研究部門ということで、フォーラム等でお合いしたことのある方や共通の知人の居る方もいらっしゃったので、なんとなくフランクに話ができて面白かった。
そんなわけで、質疑の中で11aiって、MISP と一緒なの?なんて質問も飛び出した。またぞろ、公衆無線LAN関係の話が多いこともあり、MISな話題に触れる事が、ここ1年くらい結構増えている。
確かに、MISはエポックメーキングな事業だったし、そのコンセプトに今でも僕は拘りたい。とはいえ、事業の成否という点では、決して成功事例とは言えず、多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまった事も事実で、それはそれで真摯に受け止めないといけない。
なので、僕の中では講演会とか取引先から、MISの話が出てくると、嬉しさ半分、切なさ半分だったりする。
そんな事を思っていたら、CDMA(IS-95)の携帯開発で関係していた某端末メーカーの方が、通信事業者に転職されて、15年ぶりに連絡をいただいたのだが、そこでも上司の方がMISに関係していたと書かれていた。
まぁ、相変わらず当時の記事などがインターネットに沢山あるし、これは、もうライフワークみたいなものかな。