今日は、なんか夏バテなのか、とにかくダル重で朝はかなり鬱。なにがと言う訳じゃくて、とにかく怠い。そんなわけで、急遽明野のサニーティールドさんに電話したら、午後は空きがあるというので、昼過ぎから一鞍レッスンして、その後たかねの湯にいったら、かなりスッキリ。
夏バテかなと思って、午前中に梅酒ゼリーを仕込んでおいて、風呂上がりにこれを食べた後、香港で買ってきたアンティークグラスでダイキリやギムレットを楽しんだらすっかり元気になった。こんな休日の戯れ事で、いつも気がつくというか、思い知らされるのは、プロの仕事の素晴らしさだ。
たとえば、ダイキリを一杯レシピ通りにつくる事はできるし、それがカクテルグラスにシェィカーから入れた時に、分量がピタリと合ったりして、自分でカッケーって一瞬思う。でも、それは休日に、自分のために自分でつくるものであって、いろいろな人のために対価をもらって、提供するものでは決して無い。いつも東京で気ままに、いろいろな心境や連れとふと立ち寄っても、ちゃんとその時のその場のその雰囲気にあった、しかもしっかりと味わいの確立したカクテルを出してくれる、プロのそれとは完全に違う。
これは、今日いきなり一鞍練習しにいった乗馬もそうだし、見よう見まねでやっている畑仕事もそうだ。とにかく、自己完結じゃなくて、ちゃんと不特定多数に、きっちり与えられるかどうかが、プロとアマの差なのだ。
だから、僕は自分で食べる食事や、飲むお酒、あるいは自分の限られた友達を招いてホストする場合は、手作りの素材、料理などを振る舞うし、それで喜んで貰える事に努力はする。だけど、その前提は飽くまで、互いにそれ以外の付き合いがあるからでしかなく、所詮は気を置けない遊びの延長なのだ。
プロというのは、その仕事の成果を受け取るアマ(素人)には、まったく予想もつかないというか知らないところで、もの凄く鍛錬をしている。それは、素人が見よう見まねでする時には、まったく意識しないような、もの凄く細かい事だったりする。だからこそ不特定であれ特定あれ、プロにはちゃんと他人がその仕事を尊敬し依頼し、対価の支払いをいとまないわけだ。
逆には、僕は自分の仕事である無線通信や物作りは、プロとしてこれに取り組んでいる。だから最近、このBlogにも書くけど、なんちゃってな人が物作りをする事をとても嫌悪するし、腹立たしく思っている。これって、ちょっと出来たからって、プロを馬鹿にするなよという事だ。つまり、他人の領域に手を出すなら、片手間でなくて、それで飯を食ってみろよということなのだ。
諸般の事情から新宿にあるレンタルオフィスというのを借りることにした。共用の事務所のなかに専有出来る机がありLANと電源、鍵付の袖キャビネットがある。受付がちゃんとあって、8部屋ある共有会議室が予約すれば無料で使える。
契約したらグループウェアのアカウントが発行されて、会議室の予約はこのグループウェアから行なえるのだが、スケジューラはもとより、ワークフローや経費精算などのグループウェアが、各契約者毎に用意されていて、これらも自由に使えるらしい。もっとも、僕は使わないけど...
最近はやりのノマドではないけど、基本的にPCとインターネットで仕事が出来るので、場所は問わないのたが、テレカンをするにしても、周りを気にせずに声がだせる会議室は便利。僕にとっては導線の中心にいつでも使える会議室があるというのは、とても価値が高い。ということで、いきなり打ち合わせとテレカンで、初日から使いだした。
夕方からは横須賀のYRPで打ち合わせをして、夜東京に戻る京急の中でメールをチェックしたら、グループ会社で財務等を取り仕切っている同僚の訃報。彼とは、僕が持ち株の仕事をしていた時にも一緒に仕事をしたし、最近も通信事業関係の案件でやりとりをしていた。会計や財務に対しての知識も豊富で、物事の本質を見抜く力があった人だった。
たまたま、この訃報のあとに彼を偲ぶメッセージを、既に転職した若い人がFBに書いていた。こういう、仕事の関係で若い人を根幹的なところでインスパイアしてたことを知り、彼の知らなかった良さを発見し、早過ぎる彼の冥福を祈る。合掌
それにしても、僕よりも歳下の人が鬼籍に入ることが最近は多いのがちょっと気になる。お付き合いのある大先輩達からみたら、年齢的にまだまだ若造の僕だけど、やはり少しずつ終活を意識させられる事は増えて来るんだな。
日本で最初に商用インターネットサービスをはじめたISPと、オープンソース系のルーティングソフトを開発したベンチャーの創業者、公衆無線LANサービスのベンチャーの創業者ならと、グループ会社の製品企画部門とのお見合い懇親会をアレンジ。
旧知でもあるメンバーの1人が神保町の隠れ家的な和食レストランを予約してくれて、今年初の松茸に舌鼓を打つ。
SDNとかクラウドとかO2Oな展開の技術の濃い話をと思ったけど、やはり美味しい食事に楽しい仲間が集まったら、技術の話から入っても、いま興味がある話題に流れる。
今夜のメンバーのうち、なんと2人は軽井沢在住で、歩いて互いに行き来が出来る距離と判明。一山越えた八ヶ岳側の僕もいれて、猿だ鹿だの話をしていたら、今度はそれを聞いていた某氏が元北大で白樺の樹液を研究していたというカミングアウト。結局のところ、1次産業ネタで盛り上がってしまった。
なんだかんだ、皆さん野に帰る方向かも。
朝、豊田で打ち合わせのあと、昼から都内でいくつかの面談のあと、夕方からは某金融系IT関係の人達と面談した後会食。
新宿の駅前で、たまたま見つけたエイジングビーフの店熟肉というところに入ってみた。数年前に、フロリダのオーランドで美味しいエイジングビーフに出会ってから、すっかり気に入っていて、知り合いと都内のステーキハウスとかに行ったりもしたけど、最近はブームらしい。店の入り口には、大きなエージングセラーがあって、なかなかの迫力。この店は、けっこうスモールポーションで、いろいろとシェアできるのが嬉しかった。
今日は、山梨に帰るために飲めなかったので、次はワインと一緒に楽しもう。
昨夜、かいじ号で甲府について下車した時に、iPhoneが無い事に気づいた。特急の座席だとおもうので、終点のためホームに停車している列車にすぐもどって(2分くらい)席をみたけど無い。念のため、もういちど鞄の中をさがしたけど無い。
仕方が無いので,一旦改札をでてベンチで パソコンを開いて、iCloudのiPhoneを探せアプリを動かしたら、鞄の中にあるiPadはしっかり甲府駅が表示されてるのだが、iPhoneは、駅から600mくらい北に行った交差点に表示される。だれか拾った人が持って歩いている?と思ったけど、もう深夜なのでとりあえず駐車場で車にのってから、もう一度アプリでみるとiPadは正しく駐車場に表示されているけど、iPhoneはやはり先ほどと同じ交差点付近に表示されている。通り道なので、車でくだんの交差点付近までいったけど、歩いている人はいない。表示される場所には、マンションがあるんだけど、まさか一軒ずつ訪ねて行くわけにも行かない。なにしろ、もう24時半くらいなので、とりあえず、リモートでロックして、メッセー時を入れておいた。
今朝、念のためにキャリアに電話して、キャリアのほうで位置検索をしてもらったら、伝えられたのはやはり甲府だけど微妙に中心地の住所が駅に近い。これは、やはり位置測定精度の誤差で駅にあるんじゃないかと思って、JRに電話したら、当該物件と思われるものが甲府駅にあるとのこと。
ということで、東京に戻るまえに駅に行ったら、案の定ありました。どうも、僕が紛失に気がついて列車にもどる2分くらいの間に、清掃の人が既にピックアップしてしまっていたようだった。
それにしても、iPhoneを探せの精度が、iPadとiPhoneでは、600mもズレていたことになるんだけど、この差はLTEと3Gの差だろうか。
世の中は、どんどんマイクロセル化していくから、位置情報の精度は今後もっと上がって、こういう時には便利になるのかしらん。
ちなみに、途中何回かiPhoneを探せをチェックしたら、ある時に川の上に表示されて、げっ拾った人が川原にでも捨てたのかと焦ってしまった。
今日は、朝から東大で第3回ネットワーク仮想化シンポジウムに参加。日、米、欧からの招待講演で、各国の新世代ネッワークや仮想化関係のリーダーが集まり、参加者も120名と中々の盛況だった。
それにしても、この関係には日本に限らず相当な科学技術研究予算が投入されているので、今後の成果展開がどうなるかというのは、やはりとても興味がある。
そういう意味では、今回は展示デモもあって、中にはかなり商用化に近いものもある。
今朝は、各紙のドコモiPhone 発売ニュースで、朝からネットが騒がしかった。僕は、大分前からいろいろと事業者や端末メーカーだけでなく周辺関係者の話しから、個人的には確信していたので、やっとニュースが出たかという感じだ。
今回は、季節恒例の某経済誌による単独報道ではなくて、そこそこに軒並み揃って報道しているところが、普通の人にも判り易い信憑性評価になっているようだ。
それにしても、ドコモがこの一連の報道に対する対応で、内容の否定ではなく報道発信者が自社ではないというプレスを出した点は、なかなか興味深い。これについては、プレスのPDFが各紙の報道前に作成されていたことが、ネットで晒されることで事実の追認をしてしまったというおまけまであった。もっとも、ドコモが販売の決定を否定せず、情報発信源が自らではないことをリリースしたのは、会社として嘘はつかないという正しい姿勢のようで、僕の中ではさすがというか、こういう細かいところをきちんとしている広報関係者は大変だなと思った。
ネットでは、プレスリリースに限らず、ネットの記事やBlogに対して反論や評価がひとり歩きして、時に炎上することは、いまや日常茶飯事だ。ここで面白いのは、しっかりと書かれている記事や発言のオリジナルを引用しなかったり、あるいは日本語の読解がたらずに、表層的な部分だけが流布すると、必ずそれに対して原点との比較検証をする人も現れてくることだ。
こういう場合、必ずしも問題は、受け手側だけにあるのではなく、元の情報の書きぶりや発言の表現が誤謬を誘発するパターンもある。なので、僕はネットの社会では、検証しっかり派と表装的拡散派が両方いて、その両方の言動が眺められることが、とても助かる。
これがネットではなくて、リアルな言葉だけの世界だと、伝聞の真贋判定はとても難しい。たとえば、2人が異なる事を言ってる場合には、いっそのこと両方を揃えて議論なりヒアリングをしたいのだが、リアルだと物理的にも時間的にも調整が必要で、結果としてなんらかのオフセットが発生する。
もっとも、何からの事案を自分が判断して、その根拠が他人の発言であった場合、仮に誤った伝わり方をしたものであれ、恣意的に歪曲されていたものであれ、判断の言い訳にはならない。だからリアルの世界では、いかに多角的に噂を評価するかが大事だろう。
今回の話しに限らず、個人的だったり局所的な事案じゃない場合には、ネットだけに閉じる伝聞じゃないので、ネットもリアルも含めた多角的検証が必要で、かつそれをスピーディにする事が求められる現代社会は、結構忙しいな。
2013-07-13のエントリーでも宣言しましたが、ここは僕の備忘録で、僕の価値観で運営しています。というわけで、今回このサイトに対するツッコミの仕方を変更しました。
どう変えたかというと、ツッコミはいままで通り投稿できると思いますが、このサイトに表示されませんし、僕は無視します。
そのかわり、このサイトは,自動的にFaceBookの僕のホームにフィードされるので、そちらでのコメントには思うところがあれば、ぼくはコメントを返しますし、表示もされます。
これは、もともと僕がネットは実名(実氏名である必要はない)でという個人的なボリシーで長年インターネットと付き合ってきてることに起因します。このサイトでは、一応IPアドレスとかのアクセスに関して、判ってしまう情報は、解析しようと思えば出来ますが、それと実名登録にすることは別です。
今までも,ハンドルネームでのツッコミがほとんどですが、それはハンドルネームであり、増田じゃありません。でも、FaceBookとかが普及して、それなりに発信者の一意性があって、イメージが掴める方が議論が得てして建設的になることを、つくづく実感したのでそうします。
某人気サイトのコメント欄は、FaceBookとかにした瞬間にコメント投稿数が激減して、僕にとっての情報の品質が上がったように見えます。なので、それにならって、ここもちょっとそうしてみました。
FaceBookでの友達申請は、ここを呼んでる人にはわざわざリンクしなくても、きっと見つけてくれるだろうから、なにも誘導はしません。
8月の晴れている日は、あまり暑過ぎてたので、週末に山梨にいても畑を整理する気力がなかった。それでも、白菜の苗くらいは作ったし、九月になったから大根も種蒔きしようと思っていた。
なのに、この週末は雨。 ちょっと止んでるかなと思って、畑にいったら降ってきて、諦めて戻ってきたらまた晴れてきたり。しかも、土は泥沼状態。ということで、結局畝作りもできずに退散。
ちょっと、まぁやらなくてはいけない仕事が溜まっているので、文章書きで午後を過ごす。
さすがに、ちょっと息抜きもとおもって、途中で梅酒の梅で甘露煮をつくり、コトコト煮ている間に文章と格闘。甘露煮は、結構疲労回復にいいんだよね。
それにしても、晴れてくれないと困る.....
今日は、午後から山梨で論文の指導をしてもらっている某大学の先生と自宅で合宿的に論文の仕上げ。
彼とは彼が学生時代に、僕らのやってるプロジェクトの実験やミーティングに参加してもらって、懇親会等で随分と議論(おやじの説教?)とかをした仲。いまは、某大学で助教をされていて、その研究室の教授や関係者らとは、昔からの知り合いだったりもあり、久しぶりに再会。ちょうど分野が関係してることもあり、僕の研究について、有益なディスカッションをしてもらい、論文の書き方も指導してもらうことになった。今日は、夕食を挟んで、深夜近くまで作業をして、とりあえず一段落。
深夜に作業が終わってから、地元の日本酒を酌み交わしながら、いろいろと昔話や学会の話しで遅くまで盛り上がった。途中で、BGMのCDから、聞いていた音楽話になったら、僕とは随分と歳が離れているのに、結構かぶってるアーティストがいたりしてビックリ。
結局、2人で四合瓶を二本半あけて、就寝。
夕飯の時に、七輪を出してサンマを焼いてたら、この前イワシを捌いてる時に現れたプチののらぬこがまた来た。普段みないのに、魚の臭いがするとどこからかでてくる。まったく、動物の嗅覚は恐ろしいな。
午前中は、クライアントの会社で、製品のコストダウンなどに関する打ち合わせ。結構な老舗で、日本の古き良き時代の製造業な雰囲気の工場の会議室で打ち合わせ。昼になると、一斉に電灯が消えるとことかが、懐かしい。
僕は、民生、産業機器の両方の製造業に勤務したことがあるけど、民生の世界では購入部品の四半期毎のコストダウンは当たり前だし、開発の時には秒単位で工数の削減とかを検討していた。また、産業機器の時も、現行モデルのコストダウンというのは、常に要求されていて、営業、製造、開発、品管、購買の横串で、コストダウン合宿をしたこともある。
こういう取り組みを、若い時にQCサークル活動とかで、しっかり身につけさせられた事は、とても良かった。最近は、サービス残業問題とかもあって、こういう活動は少ないのだろうか?
午後は、産業競争力懇談会のWG2という災害ロボット関係の会合で、無線LANの話。やはり、集団の意思決定は、IEEEでやってる議事運営方法とかが有効なんだけど、日本の会合だと馴染まないのかな...
昨日、今日と無線LANの標準化で、IEEEと両輪をなすWi-Fi Allianceで、新設されたHEW Use Case MTGとAutomotive MSTGで、2人の日本人がVice Chairになった。IEEE802.15で7月に設置されたSRU SGでも、知人の日本人がChairになったので、IEEE802もWI-FI Allianceも、オフィサーに日本人が増えて、とても楽しくなってきた。
いまは、IEEE802もWi-Fi Allianceも、アクティブな人同士がSNSで繋がってるので、オフィサーがリーダーシップミーティングとかチェアミーティングで得た情報や、いろいろな状況がシェアできるのも頼もしい。
3年前に立ち上げたIEEE802.11 FIA-SGからTGaiになって、この間チェアを続けてきて思うのは、技術というよりは集団の意思決定や議事運営のスキルアップがとても勉強なるということだ。
残念ながら、チェアとしての技量や言語は、欧米人のチェア達には、まったく及ばないけど、もしかしたらこんな僕でもなんとかやれてるという事が、若い人達がリーダーシップに立候補する切っ掛けの一部にでもなったとしたら、それはそれで嬉しい。
明日からはじまる、IEEE802南京会合に参加するために朝の成田発で香港に移動。南京は直行便に適当なのがなくて、上海から鉄道などになるのだが、昨今の日中間の状況などを考えて、コストも変わらないので香港経由。
日本は3連休だし、中華圏は中秋の連休だしで、日暮里からのスカイライナーが満席で予定より一本遅い列車に乗車。時間の余裕があったので、特に問題なかったけど、こんなのは初めて。
香港に到着後は福岡から来た同僚と空港で落ち合って,市内に移動。この時期はホテルも高くて、今回は上環のHoliday Inn express。
夕飯まで時間があったので、先月みつけてビンテージグラスを買ったアンティークギャラリーに行く。今回は、1920頃のロングのシャンパングラスを三脚ゲット。南京には持って行きたく無いので、来週の帰りにピックアップすることにした。
今夜は,僕ら同様IEEE802に向う各社の人が5人程香港に滞在しているので、知り合いの香港人に紹介してもらった灣仔の國福樓 という広東料理屋で会食。
明日からの南京の食事が期待できないので、 奮発してフカヒレやら20年ものの紹興酒等を堪能。
IEEE802 Wireless Interimのために、朝の便で香港から南京に移動。香港から同行した同僚やアメリカから香港経由で来たメンバーらと合流して、タクシーでホテルまで移動。
最後に南京に来たのは、おそらく15年以上前だったのだが、当然のごとく高速道路も高層ビルも,比較にならないほど増えているし、いまでも建設ラッシュが続いてる。まぁ、その代償ということなのか、空のスモッグが酷い。
ホテルについて、レジストレーション、取りあえず部屋にチェックイン。例によって、イソターネットなので、まずは部屋についたらVPNなどの疎通確認。とりあえずは 、なんとかなる事を確認。
夕方からバイスチェアと擦り合わせをしたあと、早速チェアアドバイザリーミーティング。モーションの裁決方法で、普段はつかわないローカルボートやレコーディングボートについて、僕のタスクグループで採用するかもしれないので、そのあたりについてベテランのチェアらから色々と意見を聞くのが、今日のミーティングで一番時間を使ったトピックだった。
今日は、ミーティング開始時間がいつもより早かったので、8時頃に終了。香港から一緒に移動してきた知り合いと、彼が中国人の参加者に聞いて来た近くの食堂で夕食。2人で四皿の料理とビールを3本空けて、168元とリーズナブル。味は、ちょっとMSGが強すぎる気がするけど、そこそこに美味しかった。
今日からIEEE802 Wireless Interimの本会議がスタート。今回は、南京での開催のため、通常のOpening Plenary の前に、開会セレモニーがあった。セレモニーでは、南京市政府の要人らが出席し、IEEE側のWGチェアらに感謝状が贈呈されたりす。そんなわけで、WGチェアが今日はスーツを着ていたりするのが、なんだか可愛い。もっとも、壇上に上がらないで済む他のチェア達は、アロハやTシャツに短パンといういつものチェアスタイル。特に、某ベテランのチェアは、どこぞて見つけたらしくパンダの絵のTシャツを自慢げに見せてくれたけど.....
オープニングセレモニーは、IEEE802の本会議に入る前なので、写真なども自由に取れるし、パテントポリシーも適用されないので、記念に写真を撮っておいた。
今日の夕食は、TGaiでアクティブな中国人の仲間のアレンジで、南京大牌档という、南京オールドファッションなレストラン。渋滞を避けるため、総勢九人で地下鉄で移動。18日の柳条湖記念日前は、抗日運動が盛んになるので、出歩かないほうが良いという意見もあるけど、中国人と一緒で、ドイツ人やアメリカ人もいるので、気にせずに出かけた。
いまのところ、こちらに来てから特に抗日に関するニュースも雰囲気もなく、取りあえずは古き良き雰囲気の南京料理を堪能。
今日は、自分の担当しているTGaiが夜のセッションがあるのでディナーに行く十分な時間がない。さらには、どうも胃がもたれていることもあって、持参したカップうどんで済ませる。
基本的に、海外に行くのにカップ麺やら水やらを日本から持ってくるなんていうことは、もう十数年以上していない。ただ、今回は、会議の開催場所が南京だし、柳条湖記念日のある週でもあるし、宿泊しているホテルは旧南京政府の主要施設だった政府系だしということで、不測の事態に備えて持ってきた。
とはいえ、昨夜までは外のレストランに行ってたし、とくに街中でも刺さるような視線もなく平穏なんだけど、食事の油が合わないのか胃が先に参ってしまったようだ。というわけで、きつねうどんの出汁がとても、嬉しい。
そんな胃袋なのに、夜のセッションが終わったあとは、いつもの標準化仲間達から、IEEE802.11TGubのお誘い。
ubというのは、アイルランド語(ゲール語)で「命の水」とい意味のウシュク・ベーハー(Uisge beatha)から付けたらしい。これは、ウィスキーの語源でもあるそうだ。
ということで、今夜は、バーポンとスコッチの3種類と、中秋のシーズンなので月餅という組み合わせで、TGubが開催された。
柳条湖記念日に南京に居る、しかも今夜はソーシャルパーティーがある。去年までは、この日は結構激しい半日デモが展開された。噂では9時半には、サイレンが鳴って三分間の黙祷の時間があって、国際会議中とかでも中断するとのことだった。
そんなわけで、まさに((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルだったのだが....
しかし、実際には何も起こらなかった。理由や人種の如何に関わらず、不幸にも戦争の犠牲になった者に対して、黙祷をもってその冥福を祈る事については、抵抗はないというか、僕はなすべき行為だと思っている。実際、僕らは子供の頃から、夏の甲子園を中断して、黙祷を捧げることを見てきたし、自分もしてきた。
戦争に限らず、人が内なる精神的な想いを表する行為は、基本的に自己の中で完結することが望ましいと思っている。だから、他人から強制されたり、強制したりというのは、まったく望んでいない。
とはいえ、例えば今参加しているIEEEという組織や、会社、国、あるいはもっと個人的な家族などのコミュニティに参加している場合には、自己とコミュニティの価値観の間で、自分が納得できる行動判断をする事が必要になる。
今回は、夜のソーシャルも含めて、幸いにそういう難しい判断を求められるシチュエーションはなく、とても平穏な1日が過ぎて行った。
会議漬けの南京でも、中秋の名月は楽しめる。今日で、レギュラーな会議は終了で、同僚らは夕食に出かけたけど、僕は部屋でカップ焼きそばを食べて、チェアミーティング。今回は、朝も昼もほとんど同じメニュー、しかも、正直に言って美味しくないし、胃がもたれてしょうがない。なので、今回は日本から持ってきた、カップ麺、みそ汁、雑炊、焼きそばを全部消化した。
というわけで、チェアミーティングの前に、部屋に居たらホテルのスタッフが月餅を届けてくれた。賄賂の温床ということで、企業や政府での月餅の贈呈が禁止されたことで、かなり売上が減っているそうだけど、ホテルも飲食店もこのシーズンは、予約注文を受けて販売している。
それにしても、月餅の売上とそれに絡んで移動するアンダーマネーの比率ってどのくらいだったのだろう。
チェアミーティングの後は、夕食から戻った知人らと、宿泊している施設内のバーに移動。空には、綺麗な中秋の満月が出ていて、カメラ好きな同僚らが皆で撮影。僕は、iPhoneしかないのでちゃんと撮れないけど、なかなか綺麗な月だった。
午前中のクロージングプレナリーで、今週の会議も終了。いつものとおり、クロージングでは、この開催場所でもう一度開催したいかをアンケートする。通常は、多少票が割れるけど、だいたいYesが多い。今回もYesが多かったのだが、その差は数票という僅差。そして、次の質問で、このホテル/会議場でもう一度開催したいかを問うたら、なんとYesが0という厳しい結果。一応、地元の関係者もローカルアレンジしたり、地元の政府や企業もスポンサーしてくれたんだけど、見事に遠慮のない評価だった。
中秋の休みで、タクシー待ち、渋滞、空港が混雑するという話があったので、少し早めにホテルを出たら、思った程のことはなく、結局は空港でチェックインカウンターがあくまで40分待ち。さらに、フライトは40分遅れ...Orz..
香港に着いてから、日曜日に買ったアンティークグラスを骨董屋に引き取りに行く予定だったのだが、フライトの遅延で店の閉店時間に間に合いそうも無い。こういう事態を想定して、その場合にはホテルに届けてくれるように話をしてあったので、電話をしてホテルに届けてもらうことに。ホテルにチエックインしたら、ちゃんとフロントに届いていて一安心。
ホテルにチェックインして荷物をおいたあとは、尖沙咀で中国在住の知人と寿司屋で会食。久しぶりの日本食で、ほっと一息。広東ロード側だったので、帰りはそのままスターフェリー。久しぶりにLower deckに乗ってみたけど、この時間だと人も少ないし、機関室がのぞけるくらいしか、違いはないな。
朝の便で、香港から羽田に帰国。羽田でバスの時間まで少し間が合ったので、玉ひでの親子丼で昼食。首都高速が代々木から渋滞で、リムジンバスは甲州街道に下りたけど、そっちも渋滞。結局、まるまる2時間かかって、吉祥寺に着いた。いったん、武蔵境で荷物を解いて着替えてから、夕方のかいじ号で山梨の家に戻った。
今回の出張中は、香港も南京もホテルにバスタブがなかったので、久しぶりに湯船に浸かって、やっと落ち着いた。
ということで、風呂上がりに、香港で手に入れた、1920's のStevens & Williams のChampagne Flutes グラスで、梅酒ソーダを一杯。実は,折角なので香港の空港でシャンパンも買ったんだけど、冷えてないからそちらはお預け。これも、ガラスは厚いけど、細工もシンプルで,味わいがある。
この前のカクテルグラスは、ベアで、今回の三脚。あとまだあのギャラリーには、何種類か半端ものがあったので、暫くは香港に行くのに楽しみが残っている。
先週の台風による豪雨は、留守中の山梨の家の辺りでもそうとう酷かったらしく、我が家から市道に下りる馬入れの道がえぐられていた。この部分は、2年前にも同じ被害で補修したことを2011-09-04の日記に書いた。
今回は,2年前よりはいくらか被害範囲が少ないけど、また砂利で埋めないとならない。 とりあえずは、市道に流れた砂利をもどしておいたけど、側溝部分を根本的に処理することも検討したほうが良いかもしれない。
しかし、ここは我が家の私有地ではないので、一応集落の人に話をしないで、勝手なことも出来ないから、また暫く時間がかかるな。
3連休の中日なので、久しぶりに夜は石窯に火を入れてピザ。昨日はとりあえず、梅酒ソーダで誤摩化したシャンパングラスも、今日はちゃんとシャンパンで楽しんだ。
土曜日に出張から戻ってきて、この3連休には、柿畑の草刈りをしようと思っていたのだけど、今ひとつ疲労感があって、結局はパス。
最近は、平日や出張中はいいのだけど、そのあとの週末に疲れを感じる事が多くなってきたのは、歳のせいだろうか。
というわけで、またーりと午前中を過ごして、午後は小淵沢のリゾナーレまで出かけて丸山珈琲でお茶タイム。しかし、さすがの3連休なのと、ハロウィンイベント(早すぎるだろうが....)とかで、駐車場もそこそこに埋まるくらい人が来ていたのはびっくり。
大分涼しくなってきたので、帰りがけにいつものお肉屋さんで、バラプロックを仕入れて、ベーコンの仕込みをしておく。
夜は、いつものたかねの湯で温泉に入ったので、少しは疲労回復することを期待。
今にはじまったことじゃないが、iPhoneの販売広告とかでも、"実質負担 0"という表現が結構目立つ。実際には、端末が無料になる訳はなく、2年での分割負担と通話料割引の相殺というのが、基本パターンなことは、多くの人が理解しているとこだ。つまりは、実質負担は0だけど、実質負債は、機種にもよるけど8万円くらいある。
ここで、ふと考えるのは、僕らの周りにある電化製品をみてみ。8万円のものって、テレビとか冷蔵庫、洗濯機などの白もの家電の王道くらいしかない。ということは、ある意味僕らは、2年に一度、冷蔵庫とかを新モデルに買い代えていて、しかもそのランニング費用は、電気代より遥かに高い。
もちろん、日々使う通話や通信というものの対価として、通信料が発生するのだから、ランニングの部分は当然の対価支払いなわけだ。しかし、この通話料は、通信の自由化とかデタリフ化により、事業者の裁量によるとはいえ、その料金の適正性は、消費者保護の観点から固定電話では再三議論されてきたものだ。
いま、ライフライン、社会基盤としての役割が固定電話から移動体通信に移りつつある現状を考えると、携帯電話の通話料金の適正について、もう一度見直す必要もあるのではないだろうか?
つまり、端末の割引と相殺出来てしまうレベルの通話料原価って、本当に適正なのかという疑問がある。
携帯電話の普及率が1人一台を越えてしまった現在、もう全体での純増は横ばいだし、端末はどこのキャリアも同じものを取り扱うとなると、次は通話料の適正なものを選択したくなってくるのは、せこいかしらん?
今夜は、某ネッワーク機器最大手に務める知人ご夫妻と、彼の行きつけのお寿司屋さんで一献。楽しい食事会だった。
仕事をしていると、話を整理出来ないタイプの人と遭遇することは結構ある。
今日も、とある打ち合わせが、冒頭から仕様が不明すぎるとか、判らないことが多いから出来ないという、雑駁な感想からはじまった。
大局的な方針とか戦略ならともかく、具体的な案件の打ち合わせで、こういう大雑把な事しか言わない人は、はっきりいって仕事が進まない。
打ち合わせや会議に際して、確認するべき事は何なのか、合意すべきことは何なのかという、整理ができておらず、ただ感覚だけで、ああ言えば、こう言うみたいな愚痴みたいなものをひたすら聞かされるのは、相当つらい。
今日も、まったく具体性のない出来ない理由のオンパレードからはじまったので、ではこの案件はお断りしましょうと言ったら、いやいやなんとかうまくやって....とくる。
なんとか巧くやりたいなら、もっと真剣に精査、整理してから打ち合わせに望めよと小一時間文句を言いたい心境だった。だいたい、いまの時代、Face to Face じゃなきゃ、仕事が進まないなんていうのは、まずあり得ない。
しかも、メールしても回答が適切じゃないとか、ちゃんと答えてもらえないとか、悪いのは全て相手ですみたいな事を言う。答えてもらえなかったら、答えてもらえるような質問の仕方に代えるとかいう、工夫をまったくしないんだから、話にならない。
ということで、間に入った私は、ひとつひとつの発言を、日本語に直して、整理して、確認するという行司役をして、なんとか次のToDoを明確にして、一段落したと思ったら.....
とある案件を紹介した、営業担当から電話。何を言うかと思ったら、見積もりを顧客に開示して良いかとか、顧客が電話でなかなか話してくれないとか.... まったく意味不明。
新卒の営業の子の悩みならまだしも、いい歳いった営業マンが、自分の職務を遂行できないっていのうは、いったい何なんだろう。こういう人は、普段なにをしてるのか、とても不安になってしまった。
どうも、風邪をひいたみたいで、微熱があるせいか、今日はひとりで愚痴をここに書いてしまった。まったく、非建設的な日記です今日は。スマソ
午前中は、新宿事務所で二つ程打ち合わせ。二つ目の来客は、知り合ってからもう十数年になるハーフの人で、海外の新しい技術を日本に紹介するコンサルをしている。何度か連絡はもらったのだけど、なかなかこちらの興味あるものが無かったりもあって、ここ数年はお合いしてなかった。
数週間前に、久しぶりにメールが来て、紹介&意見を聞きたいと言ってきた技術は、ちょうど僕がいま探している案件にドンピシャだった。
そんなわけで、久しぶりの面談で、いろいろと情報交換したのだが、話の中で彼の知り合いのフランス人が同じレンタルオフィスにいる事が判明。しかも、かなり近い業界だったりする。
そこで、急遽その知人も参加して、会議室で自己紹介と情報交換。最近、本当にいろいろな話がつながるな。
午後は、クライアント先で無線LANの話しをしたあと、鮪の解体ショーをやってる駅前の居酒屋で、クライアントと一献。少しは,風邪も抜けたきた。
午前中、関東総合通信局にいって、関連会社から頼まれてた電気通信事業の届け出をする。僕が、十数年前に電気通信事業を手掛けた時は、まだ一種・二種という事業区分があった時代。しかも、どういうわけかひょんなことから一種事業者でということになったこともあり、その設置申請は結構大変だった。設置許可は、総務大臣から直接頂いた。
もっとも、一種になったことで、公益特権があったのだが、それによって展開しようとした公衆無線LANの駅への設置は、結局は大臣諮問を答申が覆すという紛争処理裁定となったので、特権のメリットは無かった。いまでは、考えられないけど、あの頃は無線LANの社会的認知も違っていた。
そんなわけで、その後の事業休止とか事業廃止も、一種なりの手続きを踏んだ。お陰で、立法以来恐らく唯一の第一種電気通信事業者の設置・休止・廃止の三つの許可書を持っていたりする。
これに対して、今回の届け出は、それなりに慎重に検討するべき要因はあったけど、基本は届け出なので、必要な書類の量も手続きもまったく比較にならない。
もちろん、一種と二種の違いはあるとはいえ、当時は二種だってそこそこに手間はかかった。なので、この十数年間で通信事業の自由化は本当に進んだなというのを、今日はつくづく実感させられた。ここに至るまでの、関係者の努力には、敬意を表さずにはいられない。
午後は、某研究機構で打ち合わせのあと、新宿事務所で月末な事務仕事をして、山梨に戻る。
やはり、風邪の微熱が収まらなくて、どうも調子が悪い。
昨日一日安静したせいか、昨夜は多少発汗して、今朝は体温もやっと通常にもどった。
ということで、取りあえず中庭の草刈りと、届いたばかりのケルヒャーで、軒下の掃除。噂には聞いてたけど、 高圧洗浄機って凄い。デッキとか外壁に強くかけると、見事に色が変わってしまう。ウッドデッキに置いてある、木工の椅子は、本当に見違えるように綺麗になった。でも、これだと、下手したら塗装も剥がれちゃうんじゃないかと不安になったので、外壁の掃除はパス。
しかし、軒下に、いくつかあった蜘蛛の卵とかは、綺麗に吹き飛んだんだが、蜘蛛の巣の糸は切れない。蜘蛛の巣って、本当に強い。
綺麗になった軒下で、先週末に仕込んだ、ベーコンを風乾して、スモーク。夜は、滋養をつけに小淵沢の鰻屋で鰻を堪能して、さらにたかね湯で、いつもは入らないサウナでしっかり発汗して、明日〜一週間に備えて早めに就寝。
週末、一生懸命体力回復に努めて、ロスあまも克服して、新しい一週間のスタートを切るために、まずは東京に行く前に、久しぶりの2鞍騎乗。
なんか、ひさしぶりだと、やはり思い出すのに時間がかかるけど、丁度良い汗をかいて、これで風邪の追い出しの最終仕上げかな。
午後は、事務処理をしたあと、グループ会社と研究会のデモの打ち合わせ。これから取り組む新しいソリューションのデモなんだが、既存のビジネスにどっぷりなリソースが圧倒的に多いので、どうやったら新しい思考に変えられるのだろうか?僕は、ある程度年齢がいっちゃった人って、もう無理だと思うんだけどなぁ....と、ついつい思ってしまう。
夜は、今日冬モデルの新商品発表会を終えた、某キャリアの知人と一献。今回は、このキャリアさんが、いつになくオーソドックス。まぁ、安定した人気を誇るベテラン女優を起用したりで、いよいよ本流としてのプレゼンスの確立に注力してきた感じがする。
夜、帰宅したら情報処理学会から小包が届いてる。なんだと思ったら、初夏にあった学会の時の表彰状、フレームと副賞の図書券。こんなの、僕にもくれるんだとビックリ。確かに、若い学生さんなんかには、こういう学業業績の評価は、きっとよい動機つけになるんだろうな。でも、その学生さんにいくべき図書券を、僕なんかが貰っちゃうのは、ちょっと申し訳ないので、我が家の学生さんに寄贈して還元しよう。