ここ数日、異なる相手と異なる打ち合わせをしているのに、出る話題が一緒というのが続いてる。
今日の再頻出キーワードは、PONだった。もう、十数年前に当時はまだ通信事業に参入していなかった、某ベンチャーのトップを囲んで、本当のインターネットインフラを作るにはどうしたら良いかを、連日議論していた頃のことを思い出す。
インターネットは、上り下りが非対称だし、トラフィックの時間変動も大きいので、ATMやISDNのような帯域予約型よりは、イーサネットのような自由長なものの方が良いというのが、僕らの大方の意見だった。
もちろん、自律分散、End to Endが前提であり、結果としてのベストエフォートは、技術進化による帯域増加により気にならなくなるものとしていた。
そんななか、とある電柱使用権を有していたベンチャーは、シングルスター、GBEによるサービスを、自ら光りを敷設してチャレンジした。また、この頃は、まだ携帯事業に参画していなかったベンチャーの雄は、NTTの局舎解放とドライカッパーを勝ち取るとともに、ダークファィバー借りを前提としたFTTHにもチャレンジしていた。
しかし、結果として、結局はRight of Wayの関係から、元国有企業が圧倒的なインフラを持って、PONによるサービスを展開したことで、世の中のほとんどは、PPPoE over PONという、イソターネットな世界になってしまった。
その後、2005年にいまの解釈と経営統合した時に、今の会社のTopが、PONなんていうのは、Pureman's optic networkだよ言ったの、とても的確だなと珍しく意気投合したことを思い出した。
いま、関東ではGEPONによる2Gのサービスが出てきたけど、これも今後どうなるか注目したい。
午前中は、某研究機構で打ち合わせ。進行中の案件について、懸案だった事項が整理出来て何より。同じ話しをしても、まったく、論理思考の無い人と話すと話せば話すほど疲弊するのだが、今日は判る人ばかりで話が早かった。
午後から甲府に戻って、家に帰らずに、まずは明野のサニーフィールドさんに寄り道。夕立の隙間をついて、久しぶりに二鞍騎乗。今日は、馬装の扱いなども少し挑戦。一鞍目と二鞍目で馬が変わったのだけど、本当に馬によって反応って違うなとつくづく感じた。
帰りにスーパーでライムを買って、今が盛りのミントで、風呂上がりはいつものモヒート。
今夜は、「経験したことのないバルス」という、大バルス警報が発令されているらしい。これって、いろんな人にとって、よい定量計測のチャンスだよね。
甲府中央に魚の卸売り市場がある事は、随分前にに知っていた。なんとなくのイメージで、市場に入れないまでも築地の場外のように、一般小売りの鮮魚店もあるのではと期待して、ネットで調べたのだけど、なかなかそのものズバリがない。まぁ、行ってみればなんとかなるかなと思って、今日の十時過ぎに出かけてみた。目的は、在庫が切れそうなアンチョビを仕込むためにイワシ。
市場についたら、やはり場内は入れないけど、場外も今ひとつ。小売りもしている鮮魚店が一軒だけあったのだが、イワシは今日はもう出てしまって在庫無し。まぁ、それでもこういう店が判ったので、次からは早めに出てくるか、電話の一本を事前に入れれば、なんとかなるだろう。
帰りがけに、明野のサニーフィールドさんに借りていたエンデュランスのDVDを返したあと、大泉まで足を延ばして昼食。
お目当ては、仙人小屋というマタギ料理などが楽しめる店だったのだが、張り紙がしてあって本日急遽の休業。orz....
すぐ隣にある自然屋という店は、仙人の下で修行した人が独立したということなので、こちらでランチ。夏のハイシーズンなので、メニューは定食の一品のみ。キノコ汁、六種類の副菜と、川魚やキノコの天ぷら。どれも、きちとん手作りしていて、自然屋という名前そのもの。
昼食のあとは、清里の増田珈琲によって珈琲。ここは、マッキンにJBLのスタジオモニタで音ともいいけど、見える景色が窓枠に綺麗に映える借景が珈琲の味を引き立ててくれるのが好き。
夕方、少しだけ家回りの草刈りをして、久しぶりにたかねの湯に行き、夜は昨日につづいて自家製モヒート。グラニュー糖をやめて、ちゃんとガムシロップを使う様にしたら、あの微妙なコクが少しでてきた。
朝、畑を少しだけ整理して、昼過ぎの特急で東京にもどる。ちょっと買いたい物があったので、新宿のハンズに行ったら、激混み。やはり、夏休みの自由課題の材料探しとかなのか、圧倒的に子供連れが多い。最も,混んでいるわりには、レジがたくさんあるので、サクッと買い物が出来たのはラッキー。
夕方から久しぶりに同級生と食事。何処に行こうか悩んでいたんだけど、以外と普段使ってる店は、日曜日休みが多いのに、あらためて気づいた。
丁度、山梨の地酒を渡す予定もあったので、新大塚のいつもの和食屋さんで会食。この店が出来てからの付き合いも長く、気心が知れているのでとても楽。
というわけで、久しぶりに旧友との再会を、心置きなく楽しめた。
久しぶりに、ちょっと新しいベンチャービジネスをしたいという衝動にかられている。不思議なもので、アイデアをいろいろと整理しはじめたら、周りの人脈がどんどん繋がってくる。
今日も、旧知の方と久しぶりに某財団法人の理事長にお合いしたら、話が広がる広がる。しかも、その帰り道、これまた知り合いの某財団法人のトップの方とバッタリ。
不思議なもので、時流というのは感じる時には、ほんとうに感じるんだなとおもっている。なんとか、この流れを大事にして起動したいと、より強く思った。
そんななか、夜は、かつての部下らと久しぶりに会食。コテコテベンチャーだった時の雰囲気を思い出して、これまた良い動機になった。
三十年前に新卒で就職した時のお客様であった某大手電機メーカーの人達とは、いまでも長いお付き合いをしている。当たり前だけど、この三十年の間に、当時は担当だったり係長だった人達が、責任のある役職になられているし、当時既にそれなりのポジションだった人達は、引退している。それでも、若い頃に一緒に半田付けをしたり、デバッグをした開発者同士というのは、不思議となにかあると相談したりされたりが続くのが嬉しい。
今朝も、いまは事業本部の責任者になった知人からの連絡で、無線LAN関係のとある技術に対するコメントを求められて、彼らの東京支社のビルで打ち合わせ。ところが、どういうわけか途中から僕の検討してるアイデアの話になって盛り上がってしまった。しかも、今日同席した彼の部下がコンタクトしてる協業先の人達もBy Nameでこれまた知り合い。
昼に別なミーティングをしたあと、午後は某大手のISPで、これまた無線LANの相談事。この打ち合わせの相手も、今朝会っていたメーカーに随分昔に勤務していた人。彼とも、CDMA系の携帯の立ち上げで一緒に仕事をした仲。あの頃は、僕も客先に張り付いて、測定器に囲まれてデバッグしてたなぁ...と、ふと若かりし頃を思い出した。
それにしても、このご縁の連鎖と流れは、ものすごくウキウキするな。
今日は、朝からクライアント先で、課題に対するヒアリング。字面ではなく、現場の声を聞いてみると、やはり問題は技術ではないことが自明だった。
今の時代電子、電機の関係は、要素技術を除けば実現出来ない事は、ほとんどないわけで、問題は実現のための手法の取捨選択なわけだ。しかし、多くの場合、その前に企画そのものの精査が不十分な事に起因している。
こういう場合、如何に早い段階でレビユーをして、そもそも論を徹底的に行なうかが重要なんだろう。各論で進んでしまったプロジェクトに、途中から意見を求められると、そもそも論的なものは正論であると判っていても受け入れられない事が多い。これは、よく言われるサンクコストにとらわれるからだ。
そういう点では、今日のクライアントとの打ち合わせは、比較的コンカレントな状況だったので、効果のあるというか意義のある打ち合わせだった。
結局、組織のなかで何かが動き出す前に、しっかりと深慮できるかどうかは、組織のマネージメントの意識に大きく依存するようだ。だからこそワークフローとして、レビューステップをしっかりと位置づける事が大事だし。そういう時に、自由闊達なる意見が交換できる文化、風土が作られるあるいは許容されるかが重要なんだろう。
オーナー企業や硬直した大企業では、こういうことが出来ない状態になっている事も多く、そんな時に外部の人間が刺激を与えるというのは、それなりに意味があるようだ。この点については、経営と資本を分離する、アメリカ的マネージメントは、成長に優位なのかもしれない。
東広島にある某社の通信事業本部で打ち合わせのため、昼前の飛行機で広島にいく。今日は、いきなり中央線が踏切事故で大幅遅延となっていて、三鷹から総武線で新宿に出た。おかげで、結構余裕をもって家を出たのに、空港ではあまり時間がなかった。
広島では、打ち合わせの時間までかなり余裕があったので、とりあえず空港内で広島焼きで昼食。いつのまにか、フードコートみたいなのが出来ていた。
いつもは、タクシーに乗るのだが、時間がある今日は,空港から白市までバスで出て、そこから山陽本線で西条にでるルート。それにしても、広島も暑い。西条の駅には、原爆被災者で死没者の方で、遺族が判らない人の遺族を探すポスターが張られていた。
たまたま、浅田次郎の「終わらざる夏」を読んでいて、何というわけではないが1945年の8月もかなり暑かったんだろうなとふと思った。僕は、戦争を知らない世代ではあるけど、戦争被災者の冥福を祈る気持ちになる。
打ち合わせのあとは、八本松まで送ってもらって、今度は逆ルートで空港に戻り、再び空港のフードコートで、三原ラーメンで夕食。定刻通りのフライトで羽田にもどれたので、そのまま新宿からかいじ号で甲府に戻ることにした。それにしても、朝の事故の影響で、この時間でもまだ特急の運行が遅れていたのには、いささかビックリ。
なんだかんだで、一時半にようやく帰宅。
昨夜(厳密に今朝)の帰宅が遅かったうえに、今風に表現すると「経験のない暑さ」だったこともあり、かなり寝不足。
金曜日からまた知り合いの会社の外回り営業の若者達が宿泊していて、昨日は僕が不在だったのだが、今朝は在宅だったので朝食をサープ。この酷暑の中、仕事とはいえ外回りを頑張る彼らには、せめて体調を壊さないように栄養くらいつけてもらいたいというとこだ。
こちらは、昨日の出張と寝不足の疲れもあったので、二度寝して睡眠不足を解消。本当は草刈りをと思ったけど、いま草刈りしたら熱中症になること間違いないという状況なのでパス。
昼食後、あまりに暑いので、清里までアイスを食べに行く事にして、車に乗ったら、車外温度を示すモニターは、何と43℃。これって、お風呂の温度なんですが...それもぬるめじゃなくて、普通の熱さの。
駐車中にボンネットが焼けてたこともあるんだけど、少し走り出してもまだ41℃。さすがに、清里についたら32℃くらいまで下がったけど、それでも清里でこの温度は異常。
清泉寮のファーム側でソフトクリームを食べて、少し歩いたけどさすがにこのあたりは湿度が低くて、汗が噴き出すことはない。それでも、牛君はしっかり日よけのテントの中にいたけどね。
一端帰宅して、上期の講義の試験の採点。今年は、残念ながら回答欄にカレーのレシピを書いた子はいなかった。山梨の家は、エアコンがないので、この時期の夕方は西日が差し込むのがきつくて、また汗が....
ということで、夕飯前にたかねの湯で汗を流して、夜はモヒート。この時間になったら、やっと風が涼しくなった。それにしても、雨が降らないな....
朝、某取引先で打ち合わせの時に、無線LANの実験をするために必要な機材についての相談があった。今回に限らず似たような相談というか話は、よくある。とくに、無線LANのプロトコルなどを研究している情報系の人と同様の話をすることが実に多い。
無線LANがあまりに普及したお陰で、情報系で無線LANの研究をしている人が沢山いて、学会とかでも沢山の発表がある。そこで、結構僕は辛辣に、その評価手法や前提条件の根本的な間違いを指摘するこことが多い。とくに、プロトルコの新提案をしました、計算機シミュレーションしました、実験しましたというパターンだ。こういう話では、そもそも支配性のある要素が前提から欠けていたり、シミュレーションの条件があまりに非現実的であったり、実験がものすごく局所的要件に支配されていたりというのが多い。
なんでいきなり電波飛ばして実験しちゃうの?と突っ込むと、無線はやってみないと判らないからとか、実験の仕方が判らないからとか言う人も多い。ちゃんとコンダクティブな環境で実験すれば、かなりの検証ができるという無線系技術者には当たり前の事が、情報系の人達にはプラックボックスだったりするようだ。
こういう指摘を受けた人が、それではということで実験をするとなると、高周波系の実験装置というのは、結構高価だったりする。例えば、SMA-SMAのセミリジッドケーブルにしても、固定アッテネーターにしても、それなりに費用がかかる。主に、ソフトを中心にしている人にとっては、そんな治具、工具の価値が判りづらいようで、そんなにちゃんとやんなくても、もっと簡易に出来ないかとか、安く出来ないかと言われる事も多々有る。
そりゃ確かに無線LANは、いまや数千円の世界だし、それを使うという側から見たら、CPUボードやPCにカードをさして、サクッと動くから、いかにも簡単に思えるのかもしれない。
でもね、そこには、それなりにものつくりの様々な設計や実装技術がある訳で、それを改造なり改版なりして,何らかの新しい事を提案しようというのなら、その根本的な事をちゃんと理解して扱うべきで、あまりにハードウェアというかものつくりを軽視してませんかと言いたくなる時がある。
例えば、無線LAN機器同士を同軸でつないで特性を計るにしても、コネクタ、同軸、アッテネーターなどの選択理由はあるし、その入れ方だって理屈がある。それなのに、Sパラメータどころかインピーダンスも考慮しなかったり、SMAコネクタをスパナも使わずルーズカップリングさせたり、いきなり阻止量の大きなアッテネーターを挿入したりじゃ、まともな計測は出来ないんだよという事が、どうも判ってない人が多いようだ。
測定物をシールドボックスに入れたり、電源ラインにフィルタ入れたりして測定するのは、それが正確な測定に必要なことだからで、簡易測定だからアルミホイルで包んでなんていう人は、測定結果が環境の劣悪にリニアに比例するとでも思ってるのだろうか?と小一時間突っ込みたい。
測定方法や測定環境が正しければ、測定する物差しの精度での測定はできる。しかし、測定方法や測定環境が正しくなければ、物差しの精度に関わらず正しい(精度が高いか低いかではない)測定は出来ないということを、はき違えてはならないんだよね。
いろいろな物が、モジュール化して、簡単になったからか、出来合のものを、箱に入れてちょこっと組み合わせを変えれば、革新的なものが出来るって勘違いしてる人が多い様で、「ものつくりを舐めるな」と叫びたい衝動に刈られる事が最近おおい。
午前中の都内での会議のあと、午後は横田基地に行く。たまたま、中央線の青梅快速のほうが先に来て、福生までだと特快よりこのほうが早いというので、中央線に小一時間。
立川から青梅線に入ると、僕の頭の中では、普通はYumingの雨のスティション (西立川がモデルという説がある)が鳴るんだけど、さすがにこのかんかん照りの今日は無理。
とうぜん、そのあと中神あたりからは、LAUNDRY-GATEの想い出にBGMが変わるんだけど、まあこっちは♪古い滑走路に、夏草だけゆれてた♪なので、正にこの季節。
福生の駅で、ベースの中でISPを運営しているグループ会社の社員にピックアップしてもらい、彼のエスコートでゲートで入場パスを発行してもらう。それにしても、少しは減ったけど、相変わらずかなりの国籍の人が、エスコートありでもベースには入れないんだなと、壁に張られた掲示をみて感じる。軍事拠点なんだから当然といえば当然なんだろうけど、でもオープンベースの時とかは、入れるんだよねきっと...
今日の目的は、基地内のISPの運用の実態の確認だったんだけど、これはあまりにサクッと終わった。もっとも、想定どおりだから確認だけで済んだということではなく、想定や事前に得ていた情報と真逆だったという感じだけど、とにもかくにもミッションコンプリート。
ということで、帰りは牛浜に送ってもらい、立川にでてかいじで甲府に帰った。
それにしても、甲府についたら夜の6時過ぎなのに、まだ34℃もあって、うんざり。
さすがに、草刈りをしないとということで、混合ガソリンを買いに、近くのスタンドに行く。僕の住んでいる須玉の中心は、若神子というところで、甲斐源氏発祥の地として、かなり歴史的には古い集落のようだ。リンクした解説によると、由来はヤマトタケルの話がでてる。
ちょうど、Face Book で知り合いが秩父の三峰にある日本武尊の事を書いてたげと、確かに秩父に向うには、山梨から雁坂峠を越えていくのが、昔の標準的なルートだったようだ。
そんな、歴史のある集落だからか、商店も結構歴史があって、昭和レトロなものもまだまだ現役だったりする。混合を買うのに寄ったスタンドでは、手回しの給油機があって、混合はこれで量り売り。しかも、レジはなんと木の受け皿の手動式だった。
商店街は、かなり寂しい状況なんだけど、このスタンド以外にも写真屋さんとか薬屋さんとかにも、いろいろとレトログッズがあるらしく、それらをまとめた散策ガイドのパンフレットを作ってたりする。
なんとか、庭周りと畑の草刈りをして、まったりしていたら知り合いが来訪するとのこと。何も,用意してなくて、とりあえず冷蔵庫にあったチーズと漬け物で、なんだかんだワインを二本空けてしまった。
昨夜、知人が来訪から帰った後、玄関のところに久しぶりにクワガタがいたので、写真だけとってリリース。あまり元気がなかったけど、朝になったらしっかりいなくなっていたので、単なる暑さボケだったのか。
本当は、今朝は6時くらいから柿畑の草刈りでもと思っていたのだが、昨夜が遅くて結局はパス。
その分比較的朝はゆっくりして、午前中に明野のサニーフィールドで、一鞍。今日は、小さい馬場で輪乗りの練習。軽速歩の時の立ち上がりの感覚が一皮向けた感じで、とても楽に乗れたので、一鞍で終了。
夕方、東京に帰る前に清里で珈琲を飲もうと思って、少し早めに家を出たら,ラジオで韮崎とか双葉あたりで渋滞とのこと。なんか嵌りそうな予感がしたので、珈琲は諦めて明野経由で下道で甲府に行く。せっかくなので、明野のひまわり畑で、甲斐駒ケ岳方面に沈む夕日とひまわりを撮影。
甲府からのかいじは、お盆開けで満席状態。隣の席に乗ってきた、女の子は、いきなりMac Book Airを開いて、iPhoneテザでFaceBook。こちらも、Ipad Mini テザで同じ事をしていたので、周りからみたらなんだかなぁだろうな。
除き見した訳じゃないんだけど、電車の席の関係で、彼女のアクセスしてる画面が見えたら、じぇじぇじぇ、そんなサイトチェックしてるの?ってテーマのサイトでびっくり。その後も、なにやらやたら作業していたんだけど、どうやらWEBデザインをしてるみたい。どうりで、タイピング速度が早いんだと納得。
しかし、今日の中央線は、鹿と前を走る列車が衝突したとかで、また遅延だった。
朝の羽田発で香港に移動。7時頃までに羽田に行くには、ほぼ始発なので、眠くてしょうがない。お陰で、ラウンジに早くついて、あまちゃんも観れたし、仕事も捗ったのが幸い。
機内映画で、図書館戦争をやっていたので、見てしまった。うーん、これは間違いなくⅡをつくるだろうな。
香港の空港について、今日は夕方のアポまで時間があるので、e-Channelという自動入出国の登録をする。過去十二ヶ月以内に三回以上香港に来ていれば申請ができて、手数料は無料とのこと。左右の人差し指の指紋と顔写真を撮影して、ものの10分もかからずに終了。パスポート裏にバーコードシールが張られて、サインしした登録契約書のコピーをもらって、さくっと終了。イミグレーションにあまり並ばなくて良いのも嬉しいけど、香港の入出国スタンプも2個押しでページ消費をするから、それが減るのも嬉しい。
ホテルにチエックインして、少し書き物をして、シャワーを浴びた後、夜はセントラルのアメリカンクラブで会食。先週のシグナル8の台風の名残か、空は雲におおわれていて、夕方少し雨がふった事もあり、夜景はいまひとつ。それにしても,日本のメーカーのネオンが本当に少なくなったな....
今日は,休みなので書類仕事を片付けてから、ちょっとアンティークなグラスでも探そうと思って、香港島側に出かけたのだが、タクシーに乗るのに道路脇の柵を乗り越えた時に、特にぶつけたり転んだわけでもないのに、なにか違和感が左足の中指の付け根に発生。違和感といっても、虫さされみたいなかゆみだったので、タクシーに乗ってから触ったら、激痛が走った。
あまりの痛さに、暫く冷や汗で、タクシーの中でじっと我慢。ところが、しばらしくしたら痛みが消えた。それでも、なんか腫れてる感じがして、気持ちが悪い。ということで、アンティーク探しを諦めて、地下鉄でホテルに戻ることにする。歩いていても痛みはないけど、腫れている感じが否めない。
お腹がすいてたので、途中で小龍堤と湯麺をたべて,ホテルに戻って足をみたら、中指の付け根の下側が紫色に内出血していた。でも、もう触っても痛みが無い。たんなる打ち身みたいな物なのだろうか?.......
結局、そのままホテルで企画書の整理をして、夕食は同じビルにある銀座 梅園でとんかつ。
朝一番でホテルで打ち合わせのあと、Cause Way Bayでクライアントと合流して、事務的な話と飲茶ランチで打ち合わせ。それにしても、ちょっと外を歩いただけで、汗だくになるくらい蒸し暑い。そのうえ、昼頃は雨が降ったり止んだりで、湿度が異様に高くて、ひたすら体力を奪われる感満載。日本もそうだけど、こんだけ暑いと、確かに仕事の効率は下がると思うのは、歳のせいなのかしら。
ホテルに戻る前に、セントラルで寄り道をして、SOHO辺りのアンティークショップを数軒みて歩いた。基本的に、中華系ばかりなんだけど、ショウウィンドウにビンテージグラスのある店が、通りの反対側に目に留まった。
さっそく、ドアベルを押したら、店の人はイギリス系白人で、店内は基本的には蒔絵とかを中心にした、日本のアンティークがメイン。ヴィテージグラスを探してると言ったら、1900年とか1920年のクリスタル系のもを数種類みせてくれた。
ちょっどカクテルに良さそうなクリスタルグラスのペアが手頃な価格だったので思わず購入。包んでもらってる間に、なんとなく知ってるかなと思って、土曜日に会食した日本、骨董大好きな知人の話をしたら、案の定この店の顧客だった。
いまは、日本のものがメインだけど、数年前までは、かなりヴィンテージグラスもコレクションしていたそうで、たまたま今日はカラーなグラスをショウウィンドウに飾っていたらしい。こういう偶然というのは、ちょっと嬉しい。
ホテルに戻って写真を撮ろうかとおもったけど、梱包をいちど空けてしまうのも嫌なので、今日はお預け。次の週末に、これで一杯やる楽しみが出来た。
朝、ホテルで打ち合わせをしたあと、昼に空港に移動。先日登録した入出国の自動化は、想定以上に簡単だった。 日本の自動化ゲートも、香港の自動化ゲートも、基本的にはパスポートと指紋で認証するのは、一緒なのだが、香港のほうが動きが早い。
日本のゲートは、パスポートをスキャンしたあと、両方の人差し指を指紋読み取り部に乗せて認証されると、ゲートが開く。
香港のゲートは、まずパスボートをスキャンして、これが登録確認されると一つ目のゲートが開く。このゲートに入ると、次のゲートのところで、片方の人差し指の指紋をスキャンさせて、登録確認されると二つ目のゲートが開く。つまり、登録確認とゲートが、2カ所に分散されている。これは、ETCとかでも思うのだが,ある程度導線が規定できるシステムでは、こういう距離を有効に使う発想は、とてもリーズナブルだろう。でも、日本はETCでも、駅の改札でも、とにかくワンショットで目一杯頑張っちゃうんだよね。
予定どおりに羽田に帰国したあとは、新橋で会食。2軒目のワイン屋にいったら、かつての同僚とばったり。香港だと時差はないんだけど、帰国日の時差ボケ解消飲みは、ついしてしまう。
午前中は、某公衆無線LAN事業者の元社長と久しぶりに面談。彼の会社は、大手にバイアウトされたので、彼は新しい仕事を立ち上げるそうだ。その方向では、実はかなり周辺がだぶっていて、共通の協業者がBy Nameで出てくるのは、なんとも不思議な縁だ。
午後は、某役所で打ち合わせのため、神保町で下車して地上に出たら、噂の小学館ビルが目の前に。あまりの評判に、立て壊しの時期を延長し、さらに週末に一般公開をするそうだ。こういうのって、最新の技術を使ったらVRとかで残せないんだろうか。漫画な世界って,情報系な世界と共通の人が多いから、なんかつぶやいたら誰かがやりそうと期待してみる。
夕方からは、来月の仮想化シンポジウムの運営打ち合わせで、東大に移動。ちょうど駅をでて歩き出したら、雷が鳴り始めて雨がポツポツときだした。幸い、土砂降りになる前に建物にはいり、会議が終わって出てきた時には、既に晴れていた。
数年ぶりにモバイルコンピューティング推進コンソーシアムの勉強会で講演。すっかりご無沙汰していたんだけど、古くからの知り合いもいたりして、講演のあとの懇親会も二次会もとても楽しい一時だった。
こういう、業界コンシーシアムはいくかつかあるけど、ピュアに民間主体で、それなりの規模で継続しているというのは、なかなか凄いことだ。
ただ、ここに限らず、いづこもその活動主体がベテランばかりになってきているのが、少し気になる。
MCPCが日本での運営をしている、IEEE WECT などは、内容的にはも素晴らしい検定なので、こういうのを若いエンジニアがスキルアップの目標にして、活動に参加してくれるのが望ましいのだけど、雇用側がこういうスキルを評価したりビジネス力にするモデルが無いのは,ジョブディスクリプションを明確にできない日本の雇用文化の弊害かもしれない。
午前中は某社で、新規事業に関するレスト。参加者に聞いたら、いままで業務としてブレストをした事は、実質的になかったとのこと。これは、日本の企業では、決して珍しいことではない。
僕は,大昔にとある会社に務めていた頃、外部の講師を呼んで、製品のコストダウンについて、合宿でプレストして、KJ法で整理して、部門のTo Doに落としこむなんていう事をした。QCサークルもそうたけど、日本のメーカは、かつてはいろいろとロジカルな手法を取り入れていたのに、製造業の衰退とともに、そういう良き文化も減ってきているのだろうか?
だいたい,日本の会社は、打ち合わせと称する会議がたくさんあるけど、会議体にたいして明確な意思決定権を付与し、その参加者や意思決定のルールを規定するような会議体の運営は、取締役会などとても限定されていることが多い。そして、その他沢山ある打ち合わせとかいう会議は、意思決定でもなく、自由討議でもなく、擦り合わせ確認的なもので、得てしてそういうのが多くの時間を拘束している。
議論なのか、協議なのか、意思決定なのかが判らない、打ち合わせという会議の多くは、実はFace to Faceでやらなくてもいいのにといつも思ってしまう。
グローバル化が叫ばれる昨今、こういう会議運営やロジカルな仕組みを取り入れる事は、多様な人種や文化のなかで事業を進めるのには、とても重要になってくる。阿吽の呼吸という、日本の文化は確かに素敵だけど、それにしがみついてると、先が無い気がしてしょうがない。
昨夜から宿泊しているNPOの仲間に今朝もう一組合流して、瑞牆山に登山にいく。瑞牆山は、日本百名山の一つで、山梨の家から登山口までは、車で三十分くらい。
麓の渓流等もかなり風光明媚で、不動滝には数年前に行ったけど、瑞牆山そのものに登るのは、今回が初めて。
朝はゆっくりで、瑞垣山荘前の駐車場を9時半過ぎに出発して、約3時間で山頂に到着。山頂でお昼を食べて、3時半頃には下山できた。行程時間がさほど長くないのに、山頂の岩や周辺の眺望は素晴らしくて、さすがに百名山に選ばれるだけのことはある。
一端家にもどったあと、全員でたかねの湯で温泉に入り、疲れをとったあと、夜はBBQでまったり。なんか、今年唯一の夏休みらしいイベントだった。
今日は、昨日瑞牆山に行ったメンバーに集落の知人も合流して、味噌の天地返し。三年もの二樽と一年もの6樽の合計8樽を、朝食後に天地返し。
もう、毎年のことなので、作業手順もこなれていて、予定どおり11時には無事終了。今年も、なかなか良い感じで熟成しているので、秋の蔵出しが楽しみ。
体に染み付いた味噌臭さをシャワーで落として、昼の特急で東京にもどり、共同研究で指導をしてもらっている先生と、論文の推敲と今後の方針を確認。
研究中の無線エミュレータは、かなり面白いというか、予定どおりの特性が確認できたので、なんとかこれを論文として、一区切り付けたい。
帰宅途中で食材を買って、夜はアンチョビ・ツナのトマトのソースパスタ。しかし、トマトもアンチョビもスーパーで買うのは、とても負けた感がしてしょうがない。去年仕込んだアンチョビがもう在庫が尽きてしまったし、トマトは猿の被害で穫れないし....orz..
昨日の登山の影響で、太ももが筋肉痛で痛いので,早めに就寝しよう。
どういうわけか、普段持ち歩いてるバックパックが重い。何が入ってるかといえば、Mac Air Book,iPad Mni, Mobile Wi-Fi,エネループとこれらに関係するケーブル類と、紙のノートパッド、筆箱くらい。最近、お気に入りの携帯型ホワイトボードNuboardが増えたけど、これはそんなに重く無い。なのに、とにかく重いって周りの人に言われるし、確かに重いかなとも思う。
実は、僕は原則的に皮の鞄が好きなので、バックパックにしても、キャスターにしても、皮の製品を使っている。だから、本当のところ鞄そのものの重量がそもそもありすぎるのが、一番かもしれない。
でっ、その重い鞄を毎日持って歩いてるので、結局のところだいたい2年くらいで壊れる。結構ヘビーデューティで有名なブランドの鞄でも、間違いなく壊れる。しかも、同じ壊れるのでも、底が抜けるみたいに、もうこれはまったく鞄としての機能が損なわれちゃったということにはならない。以前に使っていたTumiのバックパックは、見事にショルダーストラッブが抜けてしまい、背負えなくなったけど、これはかなりレアだ。なので、いつももったいないお化けが出てきて、暫く踏ん切りがつくのに時間がかかる。
いま、使ってるのはあの震災の翌日からシンガポールに出張した時に手に入れたTumiのバックパックで、茶色のレザーが珍しいシリーズだった。これが、なかなか使い易いし、予想に反して結構長持ちしているし、かなり気に入ってる。
ところが、数ヶ月前から両方のショルダーストラップを上のほうで水平につないでる把っ手になる部分が、元の縫い目からほころんできて、あと糸数本という状態になってしまった。とはいえ、バックパックとして使うのには、なんの問題も無い。ただ、肩から下ろして、動かす時などは、その把手部分を持つ訳で、いつ切れるかドキドキしてる状況だった。
というわけで、新しい鞄にしようかなと思って、鞄屋をみたりしたけど、いま一つ気に入ったものがないし、もったいないお化けは耳元で囁くしで、数ヶ月が経ってしまった。
そんななか、ふと思ってリペアショップをネットで探してみたら、新宿の小田急デパートにある職人工房というのが引っかかった。ちょうど通り道なので、ちょっと見てもらったら、1時間くらいで直せるし、預け入れなら取りに来るのも出来るとのこと。たまたま、昨日の日曜日も新宿に行ったので、空にしたパックパックを渡して、今朝ピックアップ。
元のステッチの上から、縫い付けるような加工を創造していたのだけど、さすがに職人工房という名前だけあって、元のステッチに綺麗に会わせて修復されていて、まったく違和感がない。修理代は、1840円。
いや、やはりモノは大事に使わないとねと思った日だった。
午前中は、某上場企業の経営トップの方と、新規参入事業についての意見交換。午後にも、社外取締役を頼まれている会社の営業系の取締役と、似たような話になった。
日本の企業文化なのかもしれないが、新規事業や新製品の展開などにおいて、何処もかなり属人的な意思決定がされているというのが判る。
よくあるパターンとして、営業側からの提案がトリガになって、新規事業や新製品企画が立ち上がるんだけど、この時の根拠が「沢山の引き合いがある」とか「既に、競合他社が参入して成功している」みたいなものが多い。しかし、ちゃんと精査すると,残念ながら市場という視点では、大分異なってることが多い。まぁ、子供が親におねだりする時に、「みんなが持ってる」と言うパターンと一緒で、具体的にBy Nameに落とすと、残念ながらとても小さな根拠だったというやつだ。また、技術系のシーズから来る話しも、似たり寄ったりが多い。
標準化活動などで学んだ事の一つは、グローバルな展開をしている企業とかでは、まずUse Case Scenarioを議論して、市場シーンを思い描く。この時には、特定の技術要素やサービスモデルに捉われず、RPGで自分の推論を働かせて行く。また、企画等に対して、多角的に複数の人が検討するフローが存在していたりする。
残念ながらそいうフローや組織体制がないと、結局は属人的判断になるのだが、これの怖いところは発案者が目の前にいる顧客や自分の知っているコミュニティの価値観を、そのまま市場の価値観とはき違えることだ。
営業担当は、顧客に向っているのだから、それは当たり前なので、組織としては営業担当の根拠≠市場という前提のもとに、ちゃんと市場価値を精査する部門やステップを持つ事で、特定の属人的価値に左右されない判断ができるようになるんだろうな。
このあたり、組織の意思決定や仕組みによる改善余地は沢山あるんだけど、日本の企業文化にはなかなか浸透しないようだ。
この前HDDがクラッシュしたMac Miniをとりあえず復活させた。もともとサーバーとして自宅に置いてあったのだが、操作は遠隔からしてるので、キーポード、マウス、ディスプレイは、使っていない。
最初のインストールの時に小型の8インチディスプレイをつないだら、解像度不足でまともにインストールできずにはまったので、今回はどうしようかと考えたら、何の事はない地デジ移行で買い替えた液晶テレビが使えるじゃないか。ということでディスプレイは確保。マウスとキーボードは、純正のブルウートゥース接続のものがあるのだが、これも数年放置していたら、なんと両方とも電池が液漏れして白粉を吹いてた。いづれも、アメリカで購入して、アメリカ製の電池を入れていたんだけど、これ日本の電池だったら絶対に起きないよね。
しかたがないから、借り物の有線接続キーボードとマウスでインストール。なんだかんだ、時間はかかるけど、とくに問題もなく復活。TimeMachineからサーバーとしての設定を戻すか悩んだけど、サーバーとしては既にレンタルサーバーに移行しちゃったので、ユーザーデータのみ戻しておいた。
もう一台、使っていないMacMiniがあるので、そちらはWindowsマシンにしてしまうかな。
随分と昔に雲仙普賢岳の土石流災害の復旧工事のために、重機を遠隔で操作する無人化施工に、無線ルータを納入して利用していただいたことがある。
その時のお客様である某ゼネコンの方から連絡があり、数年ぶりに面談。福島第一原発とかでも、災害復旧のために多くのロボットが活用されていて、無線による遠隔操作のニーズは相変わらず高いようだ。
今日は、最近の無線LANの話のあと、この関係で政策提言等をしている某大学の先生の元に急遽同行して意見交換。技術の話というか、社会全体の話としての課題意識は、かなり共通する部分があって、とても勉強になる。
それにしても、最近は無線LANのシステムでこんなこと出来ないかという相談が多い。その背景は、無線LANがコモディティ化して、誰でも同じようなものを安くOEM等で調達するようになったから、自社で開発しているメーカーが国内に無いことに遠因がある。
結局は、リファレンスデザインによるありきたりの製品を調達するばかりだと,多少ソフトで差別化するファンクションを入れてるとしても、根本的な回路や組込みスタックの事が判らない。従って、こういう個別のお客様のニーズにあったことをやろうとしても、出来ないということのようだ。
まぁ、フィールド試験も高周波の測定もしたことのない人が、プロトコルというかちょっとしたソフト修正をしたからといって、ハードの調達や製品展開が出来るわけじゃない。
モノつくりの経験がない、信頼性試験やQAが何かも知らない人が、売りモノを箱に詰めて、ちょっいとソフトをいじって、製品を提供するという本来メーカーがもつべき各種のファンクションを持たないで箱売りをすると、必ずあとから悲惨な結果になるというのを、いままで何度も見てきた。
QCとQAの違いも判らない、製造ラインも工場も見た事が無いのに、製品を売るという責任分解点のビジネスモデルには手をださなければ良いのにと思うのだけど、なぜかそういうパターンが多い。
そんな状況だから、逆にもしかしたら、多品種小さいロットの無線LANの特機ものって、ちゃんと開発から製造までやれば、日本でもまだ付加価値を生む分野なのかもしれないなぁ。
いま、ちょっと夢中になっている新しいプロジェクトについて、会う人会う人に説明している。僕の言い出すプロジェクトは、大抵の場合は技術に細か過ぎて普通の人に判り難いのが多いのだが、今回のは比較的聞いてくれた人の共感を得易い。特に大事なのは、あまり技術の詳細の議論をしなくて,感覚的に判るかなんだけど、今回は以外と感覚的に判ってもらえてると思ってる。(独りよがりかもしれないけど)
もう一つ面白いのは、技術が判る人と話をすると、短い時間でもさらなるアイデアが誘発されて、良いスパイラルが起こっている。今日も、知り合いのエンジニアと朝話しをしたら、どんどん具体的なアイデアがでてきて、なんだか実現性をとても感じることができて、益々やる気になってきた。
逆に、判り易いので早くしないと駄目だなというプレッシャーもあるけど、設計とかプロジェクトって、このフェーズが一番楽しいので、もう暫くはエンジョイしよう。
アンチョビ在庫切れを解消するべく、清水魚市場 河岸の市まででかける。もう一つの目的は、以前からとても気になっている富士川沿いの南部にある鰻屋 うな富士の鰻。ところが、こちらは行きには昼に早すぎるし、帰りだと休憩時間に重なるしで、今回は諦めた。
とりあえず、目的のカタクチをどうにかゲット。折角なので平貝、スルメ烏賊、アサリなども買って、市場内の食堂で海鮮丼と生しらすで昼食。
帰宅後、買ってきたカタクチをひたすらフィレにする。さすがに夕食までには、半分も終わらなかった。
夕食は、この前知人にもらったペリエ ジュエ ベル エポックがあったので、まずは平貝を炭火で煽って磯部にした肴。昼に食べ過ぎだったので、メインは市場で買った烏賊とアスパラのペペロンチーノで軽く済ませる。
夕食後は、再びアンチョビの仕込み。なんだかんだで、大きなボール丸々一杯(200匹くらい)のカタクチを全てフィレにして、塩漬けが終わったら、9時近くになっていた。去年の仕込み量よりちょっと多いので、これで1年分は確保できたかな。
これだけの量の魚を捌いてると、それなりに臭いがでるらしく、おこぼれを狙っいに、中庭に野良ぬこがやって来た。あまり見かけないこぬこだけど、ここで餌付けしちゃうと癖になるので、残念ながらお裾分けはしませんでした。