三十年前に新卒で就職した時のお客様であった某大手電機メーカーの人達とは、いまでも長いお付き合いをしている。当たり前だけど、この三十年の間に、当時は担当だったり係長だった人達が、責任のある役職になられているし、当時既にそれなりのポジションだった人達は、引退している。それでも、若い頃に一緒に半田付けをしたり、デバッグをした開発者同士というのは、不思議となにかあると相談したりされたりが続くのが嬉しい。
今朝も、いまは事業本部の責任者になった知人からの連絡で、無線LAN関係のとある技術に対するコメントを求められて、彼らの東京支社のビルで打ち合わせ。ところが、どういうわけか途中から僕の検討してるアイデアの話になって盛り上がってしまった。しかも、今日同席した彼の部下がコンタクトしてる協業先の人達もBy Nameでこれまた知り合い。
昼に別なミーティングをしたあと、午後は某大手のISPで、これまた無線LANの相談事。この打ち合わせの相手も、今朝会っていたメーカーに随分昔に勤務していた人。彼とも、CDMA系の携帯の立ち上げで一緒に仕事をした仲。あの頃は、僕も客先に張り付いて、測定器に囲まれてデバッグしてたなぁ...と、ふと若かりし頃を思い出した。
それにしても、このご縁の連鎖と流れは、ものすごくウキウキするな。