どういうわけか、普段持ち歩いてるバックパックが重い。何が入ってるかといえば、Mac Air Book,iPad Mni, Mobile Wi-Fi,エネループとこれらに関係するケーブル類と、紙のノートパッド、筆箱くらい。最近、お気に入りの携帯型ホワイトボードNuboardが増えたけど、これはそんなに重く無い。なのに、とにかく重いって周りの人に言われるし、確かに重いかなとも思う。
実は、僕は原則的に皮の鞄が好きなので、バックパックにしても、キャスターにしても、皮の製品を使っている。だから、本当のところ鞄そのものの重量がそもそもありすぎるのが、一番かもしれない。
でっ、その重い鞄を毎日持って歩いてるので、結局のところだいたい2年くらいで壊れる。結構ヘビーデューティで有名なブランドの鞄でも、間違いなく壊れる。しかも、同じ壊れるのでも、底が抜けるみたいに、もうこれはまったく鞄としての機能が損なわれちゃったということにはならない。以前に使っていたTumiのバックパックは、見事にショルダーストラッブが抜けてしまい、背負えなくなったけど、これはかなりレアだ。なので、いつももったいないお化けが出てきて、暫く踏ん切りがつくのに時間がかかる。
いま、使ってるのはあの震災の翌日からシンガポールに出張した時に手に入れたTumiのバックパックで、茶色のレザーが珍しいシリーズだった。これが、なかなか使い易いし、予想に反して結構長持ちしているし、かなり気に入ってる。
ところが、数ヶ月前から両方のショルダーストラップを上のほうで水平につないでる把っ手になる部分が、元の縫い目からほころんできて、あと糸数本という状態になってしまった。とはいえ、バックパックとして使うのには、なんの問題も無い。ただ、肩から下ろして、動かす時などは、その把手部分を持つ訳で、いつ切れるかドキドキしてる状況だった。
というわけで、新しい鞄にしようかなと思って、鞄屋をみたりしたけど、いま一つ気に入ったものがないし、もったいないお化けは耳元で囁くしで、数ヶ月が経ってしまった。
そんななか、ふと思ってリペアショップをネットで探してみたら、新宿の小田急デパートにある職人工房というのが引っかかった。ちょうど通り道なので、ちょっと見てもらったら、1時間くらいで直せるし、預け入れなら取りに来るのも出来るとのこと。たまたま、昨日の日曜日も新宿に行ったので、空にしたパックパックを渡して、今朝ピックアップ。
元のステッチの上から、縫い付けるような加工を創造していたのだけど、さすがに職人工房という名前だけあって、元のステッチに綺麗に会わせて修復されていて、まったく違和感がない。修理代は、1840円。
いや、やはりモノは大事に使わないとねと思った日だった。