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2013-07-01 危機管理

_ [][仕事] 危機管理

  Powered by Microsoftなレンタカーの試練は、クリアして無事に空港に予定どおりに戻って、普通にANAにチェックイン。先日のシアトルからの振替で発生した荷物のエクストラチャージについて、一応カウンタで聞いてみたら、ご免なさいしか出来ないとのことで、これについては、そんなもんだろうなと納得。

  この時点では、この後に迫り来るスペクタルな展開を知る由もなく、ラウンジで搭乗時間をマタァーリと持つ。

  はじまりは、搭乗予定時刻の1時間前に、出発が機材の整備の関係で、三十分くらい遅れるという案内だった。まぁ、先週こちらに着いたときも、日本行きの便が、三十分くらい遅れていたから、またかよと思ったけど、気にしないでいた。

 そろそろ搭乗時間だなと思い出した頃、ANAのグランドスタッフがラウンジ(ANAのラウンジではない)に登場して、さらに1時間くらい遅れそうということで、$20のバウチャーを配りだした。$20あれば、そこそこに普通の食事ができるので、とりあえず新ターミナルのカフェで、ハンバーガー。マッシュルームとブルーチーズのトッピングで、焼き方もちゃんと聞いてくれたし、オニオン抜いてというのを忘れたけど、簡単に取り除けたしで、すっかり遅延にたいする不満は薄らいでいた。人間って、満腹になると、幸せなんだね。

  まだ時間があるので、ラウンジにもどる時にディスプレイをみたら、さらに1時間予定時間が遅くなってる。とはいえ、まぁここまで引っ張ったら日本のキャリアがご免なさいはしないだろうと、ラウンジでさらに待つ。

  お昼もしっかり食べたし、時差調整に失敗してることもあり、ちょっと眠くなったので、ソファでうたた寝をしていて、起きたら出発予定時間。だけど、アナウンスもないし、周りで待ってる人は、ちょっとだけざわざわ感が広がってるくらい。最初の時間変更の時は、ちゃんと連絡に来たグラウンドスタッフも来ていないから、ゲートに行けばちょうど良いかなと思ってラウンジを出てゲートに行ったら、黒山の人だかり。???と思って、近くにいた職員に聞いたら、フライトがキャンセルになったとのこと。おいおい、ラウンジにはなんの連絡もなかったし、まだ沢山ラウンジに待ってる人もいるんだぞ。ということで、近くにいた職員に、ちゃんとラウンジにもアナウンスしたほうが良いとサジェスト。

  とりあえず、対応の列に並んだものの、スタッフがちゃんした説明をすることもなく、複数ある待ち行列は、対応別になっていないで、単純に各グランドスタッフが目の前の顧客に一つずつ対応している状況で、完全なカオス。

  たまたま、ラウンジを早くに出てきたから、僕の前には3人しかいなかったけど、その1人に対して30分〜1時間の対応。基本は、今日のホテルのバウチャーを受取り、荷物をピックアップして、明日以後の便に変更する人か、今日なんとか他のキャリアやルートにエンドーズするかなんだけど、その振り分けもしていない。

  僕の前にいた人と後ろにいた人は、ともに明日の仕事があるので、なんとか日本に行きたいということで、LA深夜発の羽田行きに間に合うことを指摘して、その線で交渉。ところが、あくまでone by oneの対応しか出来ないから、1人目のLA便振替のあとに、サンノゼ〜LAへの便を調整するだけで、さらに1時間経過。

  ようやく、僕の番になって、まずは僕の後ろの人も含めて、一緒にLAX-HNDの席が予約できるかを確認してくれと言ったら、また端末と格闘し始めた。まだ、バックオフィスが空いてる時間なんだから、まずLAXオフィスに電話してはどうかと提案したら、やっと電話。この間、他のスタッフが他の乗客を整理することも、並列して電話することもなかった。

  なんだかんだ、当初の出発時間から、5時間近く経過して、やっとLAX経由の帰国の為の発券。そこから、グランドスタッフの先導で、チェックインしたバッケージを、バッケージクレイムでピックアップして、LA行きのAAのカウンタにチエックイン。

  ところが、この時に手荷物などをグランドスタッフがセキュリティエリア内でハンドリングしてくれなかったので、空港内の売店で購入したジンジャーシロップがセキュリティで引っかかった。TSAのスタッフは、さすがにレギュレーションに忠実なので、結局これは放棄することなった。しかし、明らかにグランドスタッフのハンドリングミスなので、なんらかの対処をANAでできるかと聞いたら、空港内の購入した売店まで同行して、品物と価格を確認しくれたうえで、上司と確認するとのこと。

 しかし、結局彼女は、その後二度と僕らの前には現れなくて、AAのロス行きに搭乗することになった。

  今回のトラブルで、つくづく思ったのは、結局危機管理の弱さだろう。 787の機材不良が発覚して、搭乗時間が遅れたのは、それはそれで厳しい問題だけど、その事をラウンジの顧客に知らせに来ない。殺到する顧客に対して、なにが発生し、どういう対応をするのか、対応スタッフの役割分担を明確にして、チームで対処する。国際線の振替容量の確認と、国内線の移動手段の確認などは、並行して進めるなどしていれば、もっとスムーズに問題解決は出来ただろ。結局、この数時間の間に、現場の統率者、責任者が誰なのかも判らなかった状態で、本当にお粗末としか言いようが無かった。

   サンノゼは、現地スタッフも含めて、新規採用とかが多のかもしれないし、こういうトラブルの経験が少ないのかもしれないが、だからこそマネージメントが重要なのに、マネージメントがまったく無く(たぶん現場に,責任者はいたはず)カオスを生み出したのは、日頃からANAを愛用してる僕にとっては、ちょっとショックな出来事だった。

  それにしても、787 は、1月にサンノゼの初就航便に乗ってきた直後に、運行停止になって、再開したと思ったらこれだし、やはり根本的にまだまだ厳しいのだろうか? 再来週のフランクフルト便も怖い。

  ちなみに、僕の後ろに並んでいた方は、某大学の情報系の教授で、かなり近いところにいる人だったので、そのあとの行程などは、暫し一緒。


2013-07-02 巡り合わせ

_ [][MISC] 巡り合わせ

  昨日のエントリーに書いた787のキャンセルだけど、ANAの公式ページによると、「1075便(サンノゼ-羽田)は、着陸装置のシステムの一部に不具合が発生したため、修復に必要な部品を交換しております。当便は約26時間遅延し就航いたしました。」であり、欠航ではなくて、「遅延であり、不具合・異常はありません。」とのことでした。

  これって、企業の姿勢としてどうなんだろう?確かにその便自体は26時間遅れてで飛んだのだろうが、こういう記載の仕方をする感覚は、コンプライアンス的に不適切ではないだろうか? 確認しますと言っていた、没収されたお土産の件も、現地に確認しますというメールが来たけど,その後音沙汰ないし。

  まぁ、僕はとにかくLAX経由で今朝の5時前に羽田に無事帰国できたのが、不幸中の幸いではあった。この一連の遅延騒ぎで、サンノゼからご一緒した某大学の情報系の先生とは、なんとこの先生が以前に務めていた民間企業でも、それなりに僕のとても良く知っている共通の知人がいることが判明して、本当に不思議な巡り合わせだった。

  羽田に着いたら、元同僚で、ヨーロッパとアメリカのビジネスを担当していた、ドイツ系アメリカ人の知人らが来日中で、なんとか面談をというので、そのまま品川のホテルでPower Breakfast。飛行機の中での朝食は,パスしていたし、到着ラウンジはいつのまにか閉鎖になっていたので、これはこれで丁度良かった。

  そのあと、一度家に帰ってシャワーをして、着替えてから、業界の大先輩との面談やら、グループ会社の広報誌の打ち合わせ等をしたあと、旧知のクライアントと僕の出身地である大塚の知り合いの小料理屋で会食。

  この季節ならではの、稲取の金目に鮎の塩焼きなど、やはり旬は日本だね。

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2013-07-03 Feed 連携

_ [インターネット] Feed 連携

  僕は、基本的にこのBlogの更新を、TwitterやFace bookにフィードしてるのだけど、いままで使っていたRSS Graffitiがどうもうまくいっていないので、ここ数日いろいろと試行錯誤している。

とりあえず、twitterfeedというのに代えたみたのだが、これも今ひとつな気がする。

  それにしても、FaceBookとかは、たまに確認しとかないと、アプリ連携の設定が恐ろしいことになっているんだね。

  


2013-07-04 ビアホール

_ [][MISC] ビアホール

  朝一番に恵比寿で打ち合わせしたあと、溜池山王で協議会の会合に出席。そのあと、かいじで甲府に移動して、講義。今日は、小テストだったのだか、持込資料は、予想どおり共同制作なのが出回っていた。まあ、それでも記述式だと、あまり意味がない。

  それにしても、梅雨ど真ん中な湿度で、最近はあまり自分から飲みたいと思わなかったのに、ビール飲みたい病が発症してしまった。

  というわけで、振り出しにもどるじゃないけど、再び恵比寿にもどって、グループ会社の同僚らと、ビアガーデン。恵比寿ビアステーションも、パブル期の開業の頃のような賑わいではないものの、相変わらず盛況だった。


2013-07-05 ネスプレッソのミルク

_ [MISC] ネスプレッソのミルク

  ネスプレッソのラティシマを使ってるのだけど、これのミルクポットの手入れが、そこそこに面倒。これは、タンクからミルクを吸い上げて、スチームで泡立てるのだけど、その部分はいくつかのパイプ状の部品になっている。

  24時間連続して使うことはないので、夜など使わない時は、綺麗に清掃しておかないと、あのミルク独特の臭みがつく。もちろん、ミルクが沢山残っていて、翌日にすぐ使う場合などは、そのまま冷蔵庫に入れて置くのだが、夏場は怖い。

  パイプ上の部分は、東急ハンズで見つけてきた理科の実験室とかにありそうなブラシで清掃してるけど、タンクのほうも結構、掃除がしづらい。最新の機種は、シンプルな形状になったようだけど、ぼくのはちょっと形状が複雑なのだ。

  そこで、最近思いついたのは、小さい100mlとかの紙パックの牛乳を買ってきて、上の部分を切り開いて、その紙パックのままタンクの中にセットする。これだと、タンクは汚れないので、パイプの部分だけ掃除すれば良くて、われながらGood Idea.

  アメリカのスタバで売っているVerisimoは、ミルクもポッドになっているので、こういう手間もなくて、とても良さそうなのだが、なぜか日本では売っていない。これって食品衛生法とかの関係なのだろうか? アメリカでスタバに行くたびに、いいなぁって思って眺めてる。


2013-07-06 農耕〜騎馬〜温泉

_ [MISC] 農耕〜騎馬〜温泉

  久しぶりに、山梨で週末。とりあえず、朝一番で畑の点検。予想に反して、野菜はキュウリの数本がちょっと大きくなり過ぎていたくらいで、あとは順調。リーフレタスは、もうとうがたってきたので、ぜんぶ葉を穫りきっておしまい。夏むけのブロッコリーは、虫が凄くて、見た目も悪いけど、スティックセニョールは、同じ場所に植えても比較的綺麗なことを学んだ。

  午後は、明野のサニーフィールドさんで、2鞍騎乗。今日は、足での合図の仕方を教わったりして、二鞍目の後半はフリーにと言われたけど、やはりフリーだと馬が、なかなか反応してくれない。終わり頃になって、やっとすこしコツが見えてきた。

  ちょうど、練習が終わって世間話をしていたら、雨が降ってきた。まったく、梅雨明けしたら雨って、なんだかお約束すぎる。

  夕飯前に、いつもの温泉で汗を流して,夜はもの凄い勢いで増殖中のミントで、いつものモヒート。今日は、バカルディのブラックというのを使ってみた。つまみは、シアトルで買ってきた、Beecher'sのリザーブドのフラッグシップチーズ。これは、なかなかコクがあって、つまみにちょうど良かった。

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2013-07-07

_ [MISC] 馬

  今日は、朝ちょっと畑に行ったあとは、ひたすら事務仕事を家でこなす。本当は、草刈りしなきゃと思いつつも、梅雨明けの酷暑が嫌なのと、こちらも〆切が迫ってる事務仕事も目処をつけなくちゃということで、自分を納得させる。

  それでも、事務仕事をしながら、微妙に股関節の筋肉痛で刺激されるのか、頭の中を馬の事が過ってしょうがない。

  昨日レッスンした後、オーナーさんの出場したエンデュランスの全日本大会のDVDを借りたので、昨夜寝る前にこれをみたのも影響が大きいかも。

  特別に何か大きなきっかけがあった訳じゃないけど、なんとなく昔からちょっと馬に乗ってみたかった。鉄の馬は、若い頃に乗ったけど、生身のやつに惹かれていた。とくに、ブリティッシュな清楚な感じとか、障害とかの競技よりも、普通に林道とか草原を馬を駆って颯爽と走るというのに憧れていた。

  たまたま、この北杜市に住むようになって、ネットで調べたら、結構近くに牧場があって、外乗をさせてくれる事が判った。それでも、なかなかふんぎりが着かなくて、だらだらと時間だけが過ぎていた。

  そんななか、今年の3月に、ふと思い立って、明野のクラブに電話したら、幸いに外乗ができて、そこからもう嵌ってしまった。

  僕にとって嬉しいのは、僕が頻繁にでかけるアメリカでは、実に普通というか身近にHorseback ridingができる場所がある。しかも、ウェスタンスタイルは、基本的にスニーカーさえあれば、特別に何かを携行する必要がない。そして、一番のメリットは、どこも時間単位での騎乗なので、スケジュールが立てやすい。じっさい、午後のフライトの前に、朝一番でとかが可能なのだ。

  そして、もうひとつ昨夜DVDをみて判ったのは、この趣味はかなり年齢が重なっても楽しめそうだということ。これは、僕の歳でも、まだこの先暫くは楽しめるということで、なかなか大きなポイントだ。

  昨夜みたDVDに出てる人達みたいに、うまく乗りこなせるようになったら、もっと楽しいだろうなと思うと、またすぐレッスンしたくなってしまうくらい、いまは嵌っている。


2013-07-08 東奔西走

_ [仕事] 東奔西走

  なんだか、バタバタな1日。朝、甲府から新宿に出て、事務仕事をしたあと、水道橋で打ち合わせ。旧知のネッワーク関連のベンチャーが数年前にマージされたのだが、マージした方もされた方も、ともにTopとは知り合い。   今朝の打ち合わせの時に、この知人もちょうど来日中と言う事で,久しぶりに顔を合わせた。

  打ち合わせのあと、お茶の水の駅前で、かつての上司とその知り合いの方と、ランチミーティング。新卒で入社した時からの付き合いなので、この上司とは三十年の長ーい付き合い。

  ランチのあとは、国分寺に移動して、某研究機関との打ち合わせ。予定より大分会議が長引いてしまい、途中で中座する事になってしまった。

  最後は、五反田に戻って、グループ会社の打ち合わせに参加。実は、今日の打ち合わせの相手は、朝の打ち合わせをした会社の子会社。今日は、わざわざ社長さんもご足労いただいた。仕事の話は、するべき事が明確になったようで、とりあえずスタートのミーティングとしては、良い関係となった。

  この社長さんとも、旧知でFaceBookでも繋がってるので、久しぶり感はないんだけど、実際に顔をあわすのは数年ぶり。そんなこともあり、〆は五反田の和食屋さんで一献。今日は,本当に都内を走り回る1日だった。


2013-07-09 小松日帰り

_ [] 小松日帰り

  今日から国内、国外合わせて2週間の出張。初日の今日は、朝の便で羽田から小松に移動。某研究機関のテストベッドで打ち合わせ。

  まだチューニングは必要だけど、どうにか構想したものが動き出した。ここの共同研究者の人達は、テストベッドとして何が求められるかをちゃんと判っているので、話が早い。なので、当初予定では最終便で東京に戻る予定だったが、1便早いので帰京できた。

  しかし、明朝6時20分羽田集合なので、今夜は羽田のホテルに投宿。


2013-07-10 十勝

_ [] 十勝

  情報処理学会の最大規模のシンポジウムであるDICOMO2013に参加するため、朝6時20分に羽田集合、7時発の便で新千歳に移動。その後、学会手配のバスで、十勝までバスで2時間の移動をして、会場となる十勝大平原ホテルに到着。

  DICOMOに参加するのは、数年ぶりなのだが、相変わらずもの凄い人数の参加者で,ホテルは貸し切りだそうだ。某自動車系の民間研究所との共著した論文を、共著者が発表したので、そのセッションなど無線LANに関係するセッションに参加。

  ここは、温泉もかなり大きいのだが、ホテル自体は相当に年季が入ってる。とりあえず、僕自身の発表は金曜日なんだけど、まだ資料が出来てない....orz..


2013-07-11 ものつくり回帰

_ [仕事][インターネット] ものつくり回帰

  参加しているDICOMO2013は、情報処理学会なので、参加者は圧倒的にソフトウェア系な研究者がメイン。そんな中で、今日の招待講演は、「ウェブ社会からファブ社会へ」田中 浩也(慶應義塾大学 環境情報学部)さん。

  最近かなり話題になっているファブラボの展開や取り組み,運営の狙いなどのお話。やはりものつくりな話は楽しい。

  回路設計や基盤設計、ファームや板金加工、射出成形なんかを、仕事として一通り関係できた製造業の開発世代というのは、おそらく僕らの年齢くらいが最後かもしれない。

  そんなわけで、若いエンジニアや研究者は、物理量を体感する事が少ないようだ。006Pを舐めたら、どのくらいピリッとくるかとか、高周波やけどとかね。終段の調整する時に、左手はつかわないとかもある。

  僕は、ずっと組込み系だったので、新卒で入社した会社の開発では、試作の為の引物なんかは、自分で実験用の旋盤で自作したりしてた。(しかも、新宿の高層ビルの高層階にある実験室で)

  その後、21年前にソフトウェア開発会社(Root,Incは、ソフト屋ですから!! キリッ)をスタートアップした時に、組込み系だった関係でハードの試作とかも必要という言い訳をして、尾久の道具屋街にいって、定盤とハイトゲージ、Vブロック、バイスなんかを買ってきたり、社員の持っていたボール盤をもらったりして、そこそこに試作環境を整えた。(ケガキが正しく出来る環境が大事だぞっと)

  だいたい、子供の頃からドリルとかバイスとか諸々の工作に必要な道具は個人的にも揃えていたのだが、いまは工作じゃなくて耕作の道具ばかりになってしまった。

  ちょうど10年前くらいに、知人に紹介された地元の議員さんに、県立工業高校の廃校跡地の再利用について意見を求められたことがある。この時、僕は、工業技術センタ等にある各種の工作機械や試験装置を集約して、滞在型の実験、試作、開発施設を作って、広くベンチャー等に解放してはという提案をしたことがあるのだか、今日のファブラポの話は、まさにこれがダウンサジングしたもので、なんだかとても楽しい。

  幸いに、山梨には場所もあるので、こういう耕作も工作もできるファブラポ、いわばファグリカルチャーみたいなのが欲しくなってしまった。

_ [インターネット][仕事] ツッコミ

  ここは、僕の個人サイトなので、運営方針は僕の好みです。でも、フィードをFBとかにしてるので、不適切なポストは意識的にここを見に来ない人にも送られてしまいます。

  というわけで。日本語が不明だったり、公開討議に適さないと判断したツッコミは削除します。


2013-07-12 情報処理と通信工学

_ [仕事][電波] 情報処理と通信工学

  北海道十勝で開催されていたDICOMO2013も今日で終了。最終日の朝のセッションで、11ai/FILSの実証実験について発表。このセッションは、無線LANがテーマで、そのあとのセッションもQoSということで無線系ネタが多かった。

  情報処理系の学会では、ここに限らず無線通信での様々な提案や研究が若い研究者によって発表されていて、これはとりもなおさず無線通信がそれだけ普及したということの証だろう。とくに、無線LANは情報系と切っても切れないものなっているし、携帯電話などもいまやデーター通信がメインとなりつつあるのだから、当たり前といえば当たり前だ。

  そんなわけで、今回も沢山の無線絡みの発表を聞いて、質疑に参加したのだけど、正直これでいいのか日本の学術界はと思ってしまうものがかなりあった。

  一般に無線通信では.... 云々などと、さも当然のような前提で問題定義をし、それにたいする改善提案をして、計算機シミュレーションを示すというのが実に多いんだけが、そもそもの前提があまりに非現実的だったりするパターンが沢山ある。

  また、もっと問題なのは論理的な推論無しに、実験しました、計ったらこうでしたみたいなのも沢山あった。こういうのって、無線だからとかじゃなくて、工学に関わるものとして、そもそもありえないだろう。

  電波というものを、ブラックボックス化して、実機測定しないとわからないとか、市販の無線機ではできないのでシミュレーションだけしましたとかで、実は無線関係の世界では、当たり前のように理論値があるのに、その辺りを調べていなかったりする。

  推論無き実験は意味が無いんだって事は、工学者として強く意識するべきじゃないのと、小一時間言いたくなるなぁ。

  もっとも、逆もあって電気電子通信工学系の学会にいくと、情報処理系で普通になされている上位層の事がまったく調べられていなかったりする。結局、いつも思うんだけど、情報処理系と電気電子通信工学系との乖離は、大きな問題なんだろう。

  しかし、いずれの研究だって指導教官もいるわけで、そうい人達は、PhDなんだから、分野に関わらず、もっとコンセプチュアルな思考、論理展開ができるはずで、そのあたりをちゃんと学生さんに指導すればいいのにとも思う。

   なんだか、今日聞いたいくつかの発表は、指導教官やゼミで事前にディスカッションとかレビューをしたのかなと思うものあり、指導教官も質疑に参加しなかったりで、逆に学生さんがとても可哀相に思えてしまった。

_ [] 飛ぶのか787

  夕方、新千歳から羽田にもどり、そのまま羽田で乗り換えて、深夜のフランクフルト便で、フランクフルト経由ベルリンに移動。

  先々週、あの26時間遅延で泣かされたANAの787に凝りもせずに乗るのだが、果たして今日は無事に飛ぶのだろうか?

  


2013-07-13 The team

_ [仕事][電波] The team

  早朝の羽田発フランクフルト経由で、無事に朝九時過ぎにベルリンに到着。今回は、因縁の787は遅延もなくて快適だったと思ったら、ヒースローで駐機中のエチオピア航空で火災事故があったというニュースが入ってきた。これだと、またしても来週の帰国便は振替になるかもと、いまから不安が過る。

  今回は、日曜日からジュネーブではじまるIEEE802.11のPlenaryに参加するのだが、僕らのTGaiはドラフトのコメント解決業務のため、今週の水曜日からバイスチェアの務めるFraunhofer FOKUSのベルリンで、アドホック会合を行っていた。

  あいにくと、僕は今回DICOMO2013への参加があったので、バイスチェア、エディターらに運営をお願いし、僕は今日やっと合流した。

  昨日までに作業は終了しているので、僕のミッションは、バイスチェア、エディタとアドホック会合の結果をもらい、日曜日からの会議のアジェンダや進め方を調整することがメイン。

  そして、もっとも重要なことは、今回のアドホックで三日間にわたり、積極的に作業をしてくれたメンバーに感謝を示して、本場に向けて督励することだ。

 一部、昨日中にジュネーブに移動した人もいるが、総勢9人のメンバーの多くは、今日はベルリン観光をして、明日移動するということで、朝空港からホテルに到着し、観光に出かける前の彼らと合流。IEEE802.11の本番では、時間の制限があり、他の参加者も多く、それなりに緊張関係にある。しかし、こうやってアドホックを行なうと、一気に相互の親好が深まることが、到着して彼らにあった瞬間に,その場の雰囲気から判った。実際、彼らが今回行なった作業で、相当の進展が得られた。

  観光に出かける彼らと別れたあと、今日の昼過ぎに移動するコアメンバーの1人と、ホテル近くにあるカーデーヴェーといデパートのフードコートで早速ビールとソーセージ。彼女は、元々IEEE802.16の標準化に携わってきたベテランで、今後の展開等について、なかなか興味深い提案を聞かせてもらった。

  ホテルにもどって、シャワーを浴びた後、午後に観光中の彼らと市内を一望するPotsdamer Platzで合流。その後、彼らが乗ってきたツアーバスで一緒にホテル近くに戻り、ベルリン名物のカレーブレストを楽しんだあと歩いてホテルで解散。

  その後、バイスチェア、エディターらと、2ブロックくらい歩いたとこにあるSavoyホテルのバーで、暫し作戦会議。今回来ていないメンバーの今後の同行を想定して、大まかな方向づけを確認。こういうところで、コアなメンバーのコンセンサスが取れるかは、結構重要なのだが、今回はかなり良い方向に進んでいて、とても良いチームワークがされていることを再確認した。

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_ [] Beer Bike

  Potsdamer Platzからホテルまでは、合流した仲間らと一緒に二階建てバスで移動。僕は、昨年ベルリンに来たときに、市内観光はしているので、いづれも見た事のある景色。

  そんななか、今回はじめて目にしたのは、たまにすれ違うBeer Bike

  これって、客に漕がせて、喉を乾かして、ビールを飲ませるという、なんたが究極のサプライヤーマインドなエコシステムじゃんとビックリ。

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2013-07-14 Geneva

_ [] Geneva

  朝、ベルリンを出て、フランクフルト経由でジュネーブ入り。フランクフルトの空港では、とりあえずお約束でプレッツェルを食べておいた。

ホテルにチェックインしたあと、早速ITU本部に歩いて行き、会議の参加登録とITU施設へ出入りするためのセキュリティパスを発行してもらう。ジュネーブに最後に来たのは2003年くらいのTelecom World。さらに、ITU本部に来たのはITU-D FG7でルーラルエリアコミュニケーションの技術として、無線ルーターを紹介した1999年頃依頼。

  この10年ちょっとの間に新しいビルディングが出来て、セキュリティもそれなりに強化されたようだ。昔と、あまり変わらないのは4U1ITUのアンテナが目立つこと。もっとも、いまのアンテナは、チューニングするタイプみたい。

  4時からリーダーシップミーティングとCACに出た後、日本からの参加者の皆さんと駅近くのチャイニーズで食事。さすがに、ぼったくり観光地なので、駅の周りは日曜日でも結構開いている店が多い。

  それにしても、相変わらずなんでも高くて、マクドナルドのハンバーガーセットでも、8.9フランということは900円くらいする。

  そんななか、幸いだったのはプリベイドとはいえ、ホテルは126.76 EU/night で、エアコン、Wi-Fi、バスタブ、電気ポット、冷蔵庫 ひととおりあったし、部屋もそこそこに綺麗だった。それでも、バスルームの蛍光灯がチカチカ状態で、これは明日の朝交換してくれるそうだ。

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2013-07-15 ITU

_ [仕事][電波] ITU

  今回のIEEE802 Plenary は、ITU (International Telecommunication Union)で行なわれている。このため、今日は、特別にジョイントオープニングがあり、通常IEEE802では認められていない写真撮影がこの時だけ認められた。

  会議場も、CICG(Centre International de Conférences Genève)などが使われている。このため、普段とは違い、各席にマイクがあったり、ホテルの会議室などと違い、水以外の飲食物持込が禁止だったりと、いろいろと勝手が違う。しかも、コーヒーブレイクも、朝食、ソーシャルレセプションも一切提供されず、ITU内のカフェテリアなどを利用するため、かなりのコスト増だったりする。

  そんな中久しぶりのITUなので、ちょっと昔を振り返ってみたら、当時僕が関係していたNew Technologies for Rural Applicationsが発行されたのが2001年だった。 これに、Root,Inc の無線IPルーターのレポートをKDDIとの協業で入れたのは、2000年で、実際に導入実験したはの1998-1999年で、あの頃は日本の内海さんが事務総長だった。

  この報告書の中のPage.54にあたりにいくつかある図は、僕がプレゼン用にパワポで書いたものがそのままなのだけど、特に Figure 4.11 – Hierarchical vs. Flat Connectivityには、ちょっとした思い出がある。

   僕が、インターネットの黎明期を作ってきた人達と出会って、最初に教わったのは、インターネットは自律分散でEnd to Endという根本的な思想だ。そんな訳で,僕の設計した無線ルーターはこの哲学に基づいてるのだが、このことを当時は、この報告書にも寄与したわけだ。この図を書いた後に、偶然にも踊る大走査線の映画で、犯人は組織ではなくてたまたま知り合った個々人のフラットな結びつきという話がでて、同じような絵が出てきたのがとても想い出深い。

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_ [] がっくり商品

  昨日、ベルリンの空港のトイレにあった自販機で、なんだか興味が沸いて買ってしまった歯磨き粉付歯ブラシDENTakut。ミント味の歯磨き粉が付いていて、口にいれてクチュクチュするんだけということで、今朝はこれで歯磨きをしながらホテルから会議場まで出かけたのだけど、なんだかなぁという感じ。

  でも、このことをFaceBookに書いたら、何人かやはり買ったことがあるという人がいて、どうやら がっくり商品としては、認知されているらしい。

  夜は、駅の近くのスイス料理でフォンデュ。グラスシャンパンが高いなぁ。


2013-07-16 スイス料理

_ [] スイス料理

  今日は、朝のセッションのあと時間があったので、旧市街まで行き、昔来た時にいったシーフードレストランの場所を確認。その後、ITU本部の隣にあるUNHCRのカフェテリアで昼食。

  夜は、ITUに派遣されている某省の知り合いと再会して、彼女のアレンジで、Cafe du Soleil という、スイス料理レストランで、マラコフというチーズの揚げ物やフォンデュなどのスイス料理とスイスワイン。このレストランは、住宅街のある地域で、街並もいかにもヨーロッパという感じがとても良かった。やはり、こういう出張先の情報は、駐在の人と話をすると、ガイドブックにはない新鮮な話がきけて嬉しい。

  2週間くらい前に、日本では森永グロスが話題になったけど、旧市街のデパ地下でみたTOBLERONEは、4.5kgの超ジャンボサイズで、価格も109フラン。中は確認しなかったけど、普通のサイズのが沢山入ってるみたいだった。

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_ [仕事][電波] ルール Vs マナー

  IEEE802.11aiは、今日の朝からレギュラーセッションがはじまった。先週のベルリンのアドホックで、かなり進展しているのだが、相変わらずセキュリティ関係のコンセンサスがとれていない。

  水と油というか、2人のオピニオンリーダーが衝突しているのだが、そのうちの1人は、今回は参加していない。

  この間隙を突いて、もう1人がサクッと寄与を出してきたのだが、それは過去の協議で、いったん否定されてるものだ。しかし、彼の寄与も寄与文書の内容も、基本的にはルールに則っている。一方、不参加の人の方は、内容的にはいいのだが、なにしろ参加していないし、寄与もルールに則っていない。

  マナーとしては、どうかと思うが、ルールはルールということで、これは、また一悶着あるなと予想したとおりの展開になってしまった。


2013-07-17 Congratulation for new Study Group

_ [仕事][][電波] Congratulation for new Study Group

  今日は、朝からTGaiのセッション、予想通りに揉めるとこは揉めている。幸い、午後一だけは空きだったので、 国連欧州本部のカフェテリアで昼食をとったあと、IEEE802.15のMid week plenaryを傍聴。

  今日は、知人が立ち上げたIG-SRU(Interest Group-Spectrum Resources Usag)が、Study Groupになる動議が無事可決された。おなじ、IEEE802でも、.11と.15では、随分と進め方も景色も違う。Study Groupの設置が承認されたら、直ちにチェアが指命されて、選挙などのプロセスが無かったりする。

  なにはともあれ、これで IEEE802.15のオフィサーにも日本人チェアが誕生したので、とても心強いし喜ばしい。

  というわけで、今夜は旧市街にある懐かしいシーフードレストラン、Cafe du Centreで、皆でお祝い。そのあと、駅前のホテルに宿泊しているベテランのコンサルタントと合流して、彼のお気に入りのスコッチを一杯ご馳走になって帰宿。

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2013-07-18 Robert's Rule again

_ [仕事][電波] Robert's Rule again

  今日の午前中のタイムスロットで、IEEE802.11aiの全てのコメントリゾリューションが終了し、D1.0として書面投票に入ることがTG内で可決された。

  よくある光景ではあるが,今回もある投票の時だけ議論に参加していない人が部屋に入ってきて、投票権だを行使するということがあった。ルール上簡単には排除できないとはいえ、やはりそれはマナー違反だということで、IEEE-SAのスタッフも状況確認をしたりヒアリングをした。

  そういうわけで、夕方のチェアミーティングでも、またこの話題になった。一つの方法として、裁決の仕方をPrivate VoteやRecording Vote という、投票者を1人ひとり確認する方法があるのだが、これとて絶対的ではない。

  一番よいのは、動議が出たら議場を閉鎖するのだが、今のルールではそれは出来ない。しかし、実際問題として、Token Voteといって、投票用紙を配る裁決手続きにすれば、それを配布する時にいない人は投票できなくなるのだが、いづれの手続きも効率が悪過ぎる。

  本質ではないけど、会議中は会議室の中から、共有サーバーなど特定のサイト以外にアクセスできないようにすれば、Skypeとかで投票直前に仲間を呼び集めるという行為を抑止はできる。もっとも、いまはスマートフォンなどがあるので、無線LANのアクセスでフィルタしても、効果は今ひとつかもしれない。そうなると、会議室での携帯等の使用を抑止する必要があり、これまた非現実的だ。

  チェアミーティングのあと、バイスチェアと2人でイタリアンで食事をして、今夜もちょっとだけスコッチBOFに参加。それにしても、こういう議事運営の在り方について、皆一家言あって、熱く議論出来るというのは、阿吽の呼吸や空気を読む日本とは、大きく違う。

  話は違うけど、昼に国連の地下の売店に行ったら、 チョコレートとかがかなり安いのでびっくり。

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2013-07-19 会議終了

_ [仕事][電波] IEEE802.11ai Draft1.0

  今朝のクロージングプレナリーで、無事にIEEE802.11aiのDraft1.0がワーキンググループの書面投票に入ることが可決された。

  判っていたこととはいえ、2010年3月にスタディグループの設置承認がされてから、3年半が経過している。それでも、スコープが狭いこともあり、他のタスクグループの進展から見れば早いという意見もある。

  しかし、今回は、Draft1.0を進捗優先で承認したものの、技術的な仕様としては、まだまだ議論の余地があるので、果たして書面投票でどれだけコメントが来るのかが今から恐ろしい。

  今日の会議室は、四面スクリーンで、なかなかの迫力だった。

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_ [] Chamonix

  昼前に会議が終了して、当初なにも予定していなかったのだが、同僚らに調べてもらったら、Chamonixに昼からでも日帰りで行けるとのこと。

  というわけで、電波中年な人と一緒に、駅前のバスターミナルでチケットを買い、ハンバーガーとビールを買って、バスでChamoixにいく。

  観光案内所でおすすめを聞いたら、いま一つ曇っているので、登山鉄道で氷河のほうに行くのが良いとのこと。二十分で1000mを昇るアプト式の登山鉄道で、標高1913mのMontenversまでいく。

  駅近くのホテルのテラスで、氷河を肴に、ワインとチーズで乾杯。雄大な自然に包まれて、とても得した気になる。 これは、確かに無理してきても価値があった。

  そのあと、余裕をみて二本くらい早めの登山鉄道にのって下山しようとしたのに、登山鉄道が混雑のせいか思いのほか、なかなか出発しない。なんだかんだで、バス停に戻ったら帰りのバスがもう出発してしまっていた。

  仕方ないからタクシーで、次のバス停まで追いかけてもらい、なんとかバスに乗車。登山鉄道で降りてくる途中から、ぽつぽつと雨が降り出したのだか、バスで高速に入ったくらいから、一気に豪雨で途中からは外がまったく見えないくらい。

  Geneve市内に到着した時には、すこし小降りになっていたので、歩いて駅近くの日本食レストランで、ひさしぶりに和食。この店を教えてくれた知人も合流して、日本酒と刺身、鮨で,ジュネーブの最後の夜を締めくくり。

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2013-07-20 Frankfrut

_ [] Frankfrut

  ようやく、Genevaでの会議weekもおわり、今日はFrunkfrutに移動。空港でもラウンジでも、関係者にあっては、次のミーティングでの再会を口にし、互いの良き旅を祈る挨拶をする。

  Frunkfrutは、なんども中継では使ってるけど、滞在するのは今回が初めて。とりあえず空港からホテルにチェックインしたあと、今回の会議のまとめ資料を作成。その後、市内観光バスの最終が4時半からあるというので、それを申し込んで、出発までの三十分にバーでビールとソーセージ。

 市内観光といっても、ここは本当に小さな街で、見るもの限られているし、時間的に博物館などは入館できないので、バスで一回りして、レーマー広場を散策して、中央駅にもどって、約1時間半くらい。

  中央駅のコンコースで、知人から教わった白ソーセージを食べてホテルにもどって、再び報告書と格闘。

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2013-07-21 FRA-HND

_ [] FRA-HND

  朝、空港に移動、羽田行きが12時丁度なので,比較的余裕がある。そして、ポケットには、なんと20ユーローもある。しかも、朝ご飯は食べていないので、FRAの中でお気に入りのキャビアショップに行き、キャビアサンドイッチを購入。さすがに、20ユーローでキャビアは買えないけど、ここのサンドイッチは、かなりの量を盛ってくれる。これをLHのラウンジに持ち込んで、ラウンジにあるシャンパンと一緒に、プチリッチな朝シャン。ちょど、シャンパンボトルが空だったので、リクエストしたら開けたてにありつけたのもありがたい。さらに、ここのラウンジは、食事が豊富なので、サイドにオリーブとチーズも加えて満喫。

  そのあと、同じ便で帰国する某社の研究員の方々と合流。ここぞとばかりにちょっと気になっていたIEEE802.15とかセンサーネット関係の情報を教えてもらった。IEEE802.11も自分がチェアとかになると、なかなか他のWGやTGの実態ペースの情報が手に入らないので、こういうのはとてもありがたい。そんなわけで、ついつい話し込んでいたら、搭乗時間ギリギリになってしまい、グランドスタッフと直ぐ近くのゲートまで駆け足移動で汗;;

これで、羽田に到着する月曜日の早朝には、参議院の選挙の結果もでてるのだろうな。

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2013-07-22 787飛んだけど

_ [] 787飛んだけど

  フランクフルト発羽田行きの787は、今回は何事も無く、朝の6時過ぎに羽田に到着。羽田の国際線到着ロビーのラウンジが閉鎖されてしまったので、そのまま電車で一度家に帰り、シャワー。

  ついでに、先週末から反応がないMac Miniをリブートしてみたんだが、どうにも駄目みたい。とりあえず、Genius Barの予約を夕方の時間で入れて、Mac Miniを持って会社にいく。

  会社で事務処理をしたあと、某省に先週の報告を兼ねて顔をだしたあと、靴屋で修理上がりの靴をピックアップして、Genius Barへ。 なんだか、今日は荷物が多い。

  Mac Miniは、やはりHDDが一台お亡くなりになっていた。二台構成のうち起動にしている一台で、別なドライブにバックアップはしてあるのだが、なんでこういう事故って、出張中とかに起きるかな....ブツブツ

  あまり、使っていないとはいえ、メールサーバーとしても使っていたので、修理期間の対処を考える必要がある。ということで、Genius Barのあと、近くのルノアールに入って、某社のレンタルサーバーを申し込んで、そっちにDNSを移動。とりあえず、メールはこれで読み書きできる。

  これで、また我が家から一台サーバーが減って、残はあと一台。こっちも早くレンタルサーバーに移動しよう。

  787が飛んで良かったと思ったら、Mac MiniのHDD も飛んでしまった1日だった。


2013-07-23 焼き魚

_ [] 焼き魚@恵比寿

  お昼前まで恵比寿で打ち合わせだったので、兼ねてからお約束で某Barのマスターに恵比寿の越後屋喜八郎 で、焼き魚定食をご馳走になる。

  ここは、店の入り口のとこの大きな焼き場で、炭火で魚や肉などを焼いていて、魚の種類も豊富なので、前から気になっていたんだけど、いつもタイミングが合わなかった。

  今日は、大人の事情でのどくろ禁止だそうで、2人で銀鮭定食。立派な厚さの切り身で、炭火焼ならではの香ばしさで大満足。

  昼食の後は,事務所にもどって打ち合わせとテレカン、その後知人のスタートアップな会社で打ち合わせして、彼と夜は焼き鳥。 なんだか焼き物な1日だった。

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2013-07-24 高崎線と荒川線

_ [] 高崎線と荒川線

  午前中は、尾久にある旧知の会社を訪問。以前、高崎線に乗ったのは、同じ会社を訪問した時で,既に数年前だ。それにしても、僕は子供の頃から、"おぐ"とここの駅を読んでいたし、地名も"おぐ"なのに、駅の表記は、"おく"となっていることに、今日初めて気がついた。

  訪問先の会社の人に聞いたら、やはり駅だけが"おく"ということらしい。人生この歳にして、はじめて長年の勘違いを是正することもまだまだあるんだ。

  昼前に打ち合わせが終わったので、帰りは都電荒川線に乗って、荒川区役所にある知人のお寿司屋さんでランチ。荒川線も、高崎線といしょで数年ぶり。僕は、実家が大塚だから荒川線には馴染みが深いんだけど、最近は乗る事は滅多に無い。しかし、久しぶりに乗った車両は、随分と近代化されていた。

  午後は、テレカンを一つしたあと、大手町で打ち合わせをして、夕方久しぶりに山梨に移動。既に暗くて良く見えないけど、草におおわれてる様子がヒシヒシと伝わってきて、明日の朝が怖い。

  


2013-07-25 スライドの枚数

_ [仕事] スライドの枚数

  今日は、半期のベンチャービジネス論の最後。学生さんがチームに別れて、事業の企画を発表する。とはいえ、じっくりと各チームに与える時間はないので、基本的にエレベータートークに近い。

  そんなわけで、持ち時間は5分。スライドは表紙以外に3ページまでという制限。各チームの発表は、内容はともかくアイデアに斬新性のあるインパクトが今ひとつ。これは、去年もそうだったけど、案外と学生さんのアイデアがコンサパというか、いまあるものの延長的。つまり、若さと斬新さは、比例しないのだ。

  また、全体の傾向として、やはりマネタイジングというか、肝心なビジネスモデルが、はっきりしない。このあたりは、去年もそうだったので、某通信事業の社長のように、日頃から千本ノックをしてないと駄目なのかもしれない。

  そんな、今日の授業で、本質じゃないけど、面白かったのは,一番プレゼン受けしたあるグループの発表に対する質疑。

質問者「内容についてではないのですが、スライドの枚数何枚ですか?}

発表者「ちゃんとコンプライアンスを意識しているので、表紙入れて四枚を守っていますよ、ほら。」と言って、パワポのサムネイルを見せる。 (コンプライアンスという言葉を覚えてくれたのね....)

質問者「うっ、た確かに...orz..」

  このプレゼン時間は、きちとん制限時簡内で、なかなかに聴衆を引きつけていて、確かにぱっと見たとこ、スライド大杉って感じではあった。

  しかし、何の事はない、アニメーション使ってるので、一枚のスライドでも、何度も画面に変化がでるわけだ。

  これは自分がアニメーション入りのスライドを作るときには,聴衆にはそう見える効果があるというのを再認識して面白かった。

  まぁ、印刷すること考えると、アニメーションは、使いたくないことが多いけどね。


2013-07-26 Future Internet 構築技術研究シンポジウム

_ [仕事] [インターネットFuture Internet 構築技術研究シンポジウム

  朝、伊丹経由で京都に移動して、Future Internet 構築技術研究シンポジウム に参加。このシンポジウムは、5年前に他界した友人の平原さんを偲んで開催されたシンポジウムで、発起の経緯から実行委員長を僕が務めた。といっても、実際には、PCやLA、スタッフの方が仕事をしてくれたのだ、僕は音頭取りだけ。

  当初予定の招待講演者の方の予定が急遽変わったりもあって、IEEE802.11aiでバイスチェアをしてくれるているドイツの研究者に無理無理来日してもらったりと、結構バタバタしたけど、内容的にはそれなりに充実したものになった。

  ソーシャルでは、故平原さんの2人のお嬢様も参加してくれ、懐かしい人も来ていたりで、なかなか味わい深い会だった。

  ソーシャルの後は、駅ビルの中の居酒屋〜ホテルのバーと続いて、就寝、


2013-07-27 京都〜小倉〜博多

_ [] 京都〜小倉〜博多

  昨日のシンポジウムに参加した有志10名で、新幹線で小倉に移動して、朽網(くさみ)というところにある故平原さんの墓参り。駅まで親族の方が出迎えてくれて、墓参りのあとも、彼の実家ですっかりご馳走になってしまった。出していただいた、姶良という焼酎は、かなり貴重なもののようで、とても良い香り。

  夕方前に、博多に移動して、今夜博多宿泊となる研究仲間と三人で、いつものように魚。今回は、昼間お邪魔した平原さんの実家の義兄の方が紹介してくれた薬院駅の近くのお店。水槽には、元気な烏賊が泳いでいて、とうぜんのように、まずは活き造り。さらに、今日のおすすめということで、オコゼも注文。ここは、焼酎もかなりいろいろあって、有名な魔王がグラスで600円で飲めるし、それ以上に高価な稀少品種もあったりする。

  新鮮な魚と、味わいある焼酎で楽しんだあとは、お約束の長浜ラーメンで〆て解散。

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2013-07-28 Apple製品修理シリーズ

_ [PC] Apple製品修理シリーズ

  先々週にMac MiniのHDDが飛んでしまい、結局交換となったのが、出来上がったという連絡を先週の木曜日に受けた。ちょうど、今日は福岡から戻って、東京にいるので引き取りに寄るかなと思っていたら、金曜日の朝にiPad Miniの画面が割れてしまった。もともと、5月にiPhone4Sも画面の一部が割れてしまいそのまま放置していた。

  というわけで、昨日Genius Barに予約を入れて,今朝は羽田からそのままApple Storeに寄って、Mac Miniの引き取りと、iPhone,iPad miniの交換修理を、一気に済ませてきた。それにしても、iCloudのお陰で、復元が簡単なのが嬉しい。

  Apple Storeのあとは、伊東屋によってノート型ホワイトボード NUboard を購入。

  昼は、ちょっと遅めだったけど、この前お弁当がおいしかった、数寄屋バーグ。 やりは、出来立てのほうが美味しいな。

  ちょっと、食べ過ぎ感があったので、夜は福岡で買った明太子で、明太じゃこパスタにして、節制したんだけど、風呂上がりに体重を計ったら、ひさしぶりにヤバくなっていた。 orz...

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2013-07-29 代官山

_ [] 代官山

  某世界的インターネットベンチャーの日本法人元会長のMさんと、代官山の蔦屋書店内のカフェで打ち合わせ。

  代官山を歩くなんて、一体何年ぶりだろう。昔は、代官山の駅は、ホームが短くて、東横線の全部の車両が入りきらなかったんだよね、なんて事を思い出す。

  若い頃に、ヒルサイドテラスから並木橋方面に抜ける辺りは、結構お気に入りのデートコースだったんだけど、今はなんかショップが増え過ぎて落ち着かないな。

  蔦屋書店内には、スタバもあるし別なカフェもあって、どこも平日の昼間なのに、満席状態。しかし、これは完全な商業施設だからいいけど、もしからしたら、某市の図書館って、こんな雰囲気なんだろうか? だとしたら図書館としては、あまり嬉しくないな。


2013-07-30 特許

_ [仕事] 特許

  今日は、なんだか朝から特許関係の話題が続いた。僕は、特許きらいだけど、助成金などの関係で、しかたなく取った特許とかもある。でも、特許って、本当にROIが悪すぎるので、基本的には特許はとらず公知、周知する手法をとって、他に実施を阻害されないようにしている。

  ということは、当然ながら他は真似できるのだけど、そんなに簡単に真似できるものなら、独自性なんて無いから、所詮どうでも良い。

  ところが、金融系とかVCとかは、二言目には特許はどうなっていますかと聞いてくる。特許の取得はもちろんだけど、そのあとの維持管理を考えて、ちゃんとROIを評価してみろといつも言っている。

  そんななかで、今日の話は、知人が取得した特許で、これはもう請求項が少ない、まさに特許として有効なもので、こういうのはやはり発明者が尊敬されるべきものなので、なんとか彼の成果が報われるように務めている。

  夜は、久しぶりに某所でイタリアン。ここは、ちゃんと食後にギンギンに冷えたレモンチェローが飲めたり、チーズとグラッパが楽しめるのも好きな理由の一つ。

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2013-07-31 CATV技術ショー

_ [仕事] CATV技術ショー

  午前中、国際フォーラムで開催されているCATV技術ショーに行く。この展示会を見るのは、随分久しぶりだ。

  地デジ移行が一段落して、つぎはエリアワンセグとか無線LANとかGPONとかなんだろうけど、なんだか十数年前とあまり大きく変わってない印象が強い。

  それにしても、DOCSISにWi-Fi付けた屋外型無線LAN基地局が沢山展示されていた。実は、ケーブルモデムと無線LANの組み合わせなんて、十数年前にちょっとした柵から特許出願した。だけど、昨日の日記に書いたように、僕は特許が嫌いなので、この特許も出願だけして審査請求はしなかった。

  午後は、久しぶりに昔からの知恵袋である知人を交えて、アイデアのレビュー。やはり、ツッコミどころが鋭くて嬉しかった。


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