今日は、半期のベンチャービジネス論の最後。学生さんがチームに別れて、事業の企画を発表する。とはいえ、じっくりと各チームに与える時間はないので、基本的にエレベータートークに近い。
そんなわけで、持ち時間は5分。スライドは表紙以外に3ページまでという制限。各チームの発表は、内容はともかくアイデアに斬新性のあるインパクトが今ひとつ。これは、去年もそうだったけど、案外と学生さんのアイデアがコンサパというか、いまあるものの延長的。つまり、若さと斬新さは、比例しないのだ。
また、全体の傾向として、やはりマネタイジングというか、肝心なビジネスモデルが、はっきりしない。このあたりは、去年もそうだったので、某通信事業の社長のように、日頃から千本ノックをしてないと駄目なのかもしれない。
そんな、今日の授業で、本質じゃないけど、面白かったのは,一番プレゼン受けしたあるグループの発表に対する質疑。
質問者「内容についてではないのですが、スライドの枚数何枚ですか?}
発表者「ちゃんとコンプライアンスを意識しているので、表紙入れて四枚を守っていますよ、ほら。」と言って、パワポのサムネイルを見せる。 (コンプライアンスという言葉を覚えてくれたのね....)
質問者「うっ、た確かに...orz..」
このプレゼン時間は、きちとん制限時簡内で、なかなかに聴衆を引きつけていて、確かにぱっと見たとこ、スライド大杉って感じではあった。
しかし、何の事はない、アニメーション使ってるので、一枚のスライドでも、何度も画面に変化がでるわけだ。
これは自分がアニメーション入りのスライドを作るときには,聴衆にはそう見える効果があるというのを再認識して面白かった。
まぁ、印刷すること考えると、アニメーションは、使いたくないことが多いけどね。