早朝の羽田発フランクフルト経由で、無事に朝九時過ぎにベルリンに到着。今回は、因縁の787は遅延もなくて快適だったと思ったら、ヒースローで駐機中のエチオピア航空で火災事故があったというニュースが入ってきた。これだと、またしても来週の帰国便は振替になるかもと、いまから不安が過る。
今回は、日曜日からジュネーブではじまるIEEE802.11のPlenaryに参加するのだが、僕らのTGaiはドラフトのコメント解決業務のため、今週の水曜日からバイスチェアの務めるFraunhofer FOKUSのベルリンで、アドホック会合を行っていた。
あいにくと、僕は今回DICOMO2013への参加があったので、バイスチェア、エディターらに運営をお願いし、僕は今日やっと合流した。
昨日までに作業は終了しているので、僕のミッションは、バイスチェア、エディタとアドホック会合の結果をもらい、日曜日からの会議のアジェンダや進め方を調整することがメイン。
そして、もっとも重要なことは、今回のアドホックで三日間にわたり、積極的に作業をしてくれたメンバーに感謝を示して、本場に向けて督励することだ。
一部、昨日中にジュネーブに移動した人もいるが、総勢9人のメンバーの多くは、今日はベルリン観光をして、明日移動するということで、朝空港からホテルに到着し、観光に出かける前の彼らと合流。IEEE802.11の本番では、時間の制限があり、他の参加者も多く、それなりに緊張関係にある。しかし、こうやってアドホックを行なうと、一気に相互の親好が深まることが、到着して彼らにあった瞬間に,その場の雰囲気から判った。実際、彼らが今回行なった作業で、相当の進展が得られた。
観光に出かける彼らと別れたあと、今日の昼過ぎに移動するコアメンバーの1人と、ホテル近くにあるカーデーヴェーといデパートのフードコートで早速ビールとソーセージ。彼女は、元々IEEE802.16の標準化に携わってきたベテランで、今後の展開等について、なかなか興味深い提案を聞かせてもらった。
ホテルにもどって、シャワーを浴びた後、午後に観光中の彼らと市内を一望するPotsdamer Platzで合流。その後、彼らが乗ってきたツアーバスで一緒にホテル近くに戻り、ベルリン名物のカレーブレストを楽しんだあと歩いてホテルで解散。
その後、バイスチェア、エディターらと、2ブロックくらい歩いたとこにあるSavoyホテルのバーで、暫し作戦会議。今回来ていないメンバーの今後の同行を想定して、大まかな方向づけを確認。こういうところで、コアなメンバーのコンセンサスが取れるかは、結構重要なのだが、今回はかなり良い方向に進んでいて、とても良いチームワークがされていることを再確認した。
Potsdamer Platzからホテルまでは、合流した仲間らと一緒に二階建てバスで移動。僕は、昨年ベルリンに来たときに、市内観光はしているので、いづれも見た事のある景色。
そんななか、今回はじめて目にしたのは、たまにすれ違うBeer Bike。
これって、客に漕がせて、喉を乾かして、ビールを飲ませるという、なんたが究極のサプライヤーマインドなエコシステムじゃんとビックリ。