今日の午前中のタイムスロットで、IEEE802.11aiの全てのコメントリゾリューションが終了し、D1.0として書面投票に入ることがTG内で可決された。
よくある光景ではあるが,今回もある投票の時だけ議論に参加していない人が部屋に入ってきて、投票権だを行使するということがあった。ルール上簡単には排除できないとはいえ、やはりそれはマナー違反だということで、IEEE-SAのスタッフも状況確認をしたりヒアリングをした。
そういうわけで、夕方のチェアミーティングでも、またこの話題になった。一つの方法として、裁決の仕方をPrivate VoteやRecording Vote という、投票者を1人ひとり確認する方法があるのだが、これとて絶対的ではない。
一番よいのは、動議が出たら議場を閉鎖するのだが、今のルールではそれは出来ない。しかし、実際問題として、Token Voteといって、投票用紙を配る裁決手続きにすれば、それを配布する時にいない人は投票できなくなるのだが、いづれの手続きも効率が悪過ぎる。
本質ではないけど、会議中は会議室の中から、共有サーバーなど特定のサイト以外にアクセスできないようにすれば、Skypeとかで投票直前に仲間を呼び集めるという行為を抑止はできる。もっとも、いまはスマートフォンなどがあるので、無線LANのアクセスでフィルタしても、効果は今ひとつかもしれない。そうなると、会議室での携帯等の使用を抑止する必要があり、これまた非現実的だ。
チェアミーティングのあと、バイスチェアと2人でイタリアンで食事をして、今夜もちょっとだけスコッチBOFに参加。それにしても、こういう議事運営の在り方について、皆一家言あって、熱く議論出来るというのは、阿吽の呼吸や空気を読む日本とは、大きく違う。
話は違うけど、昼に国連の地下の売店に行ったら、 チョコレートとかがかなり安いのでびっくり。