柳条湖記念日に南京に居る、しかも今夜はソーシャルパーティーがある。去年までは、この日は結構激しい半日デモが展開された。噂では9時半には、サイレンが鳴って三分間の黙祷の時間があって、国際会議中とかでも中断するとのことだった。
そんなわけで、まさに((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルだったのだが....
しかし、実際には何も起こらなかった。理由や人種の如何に関わらず、不幸にも戦争の犠牲になった者に対して、黙祷をもってその冥福を祈る事については、抵抗はないというか、僕はなすべき行為だと思っている。実際、僕らは子供の頃から、夏の甲子園を中断して、黙祷を捧げることを見てきたし、自分もしてきた。
戦争に限らず、人が内なる精神的な想いを表する行為は、基本的に自己の中で完結することが望ましいと思っている。だから、他人から強制されたり、強制したりというのは、まったく望んでいない。
とはいえ、例えば今参加しているIEEEという組織や、会社、国、あるいはもっと個人的な家族などのコミュニティに参加している場合には、自己とコミュニティの価値観の間で、自分が納得できる行動判断をする事が必要になる。
今回は、夜のソーシャルも含めて、幸いにそういう難しい判断を求められるシチュエーションはなく、とても平穏な1日が過ぎて行った。