無線LANの管掌部門である総務省基幹通信室の方と打ち合わせ。僕は、20年以上前から、2.4GHzの無線LANに関係していて、いくつかの法令改正にともうなう作業班などにも関与してきたけど、最近はずっとご無沙汰していた。
そんなわけで、久しぶりに無線LANの管掌部門の訪問なんだが、昔と違って、今は無線LANが基幹通信というのには馴染めないなぁ。僕が、最初に小電力データ通信として2.4GHzのデータ通信システムを開発した時には、確かに目的はFWA(Fixed Wirelss Access)だったから、基幹通信でも違和感はなかった。
しかし、ラップトップどころかスマホでの利用がこれだけ増えた今、無線LANは、社会的には移動通信的なイメージが強いから、とてもしっくりこないのだ。
手前味噌だけど、11aiなんかも普及すると、ますます移動体的になっいくし、5Gでもそのシステムの一部になるとすると、そろそろその管掌も再検討しても良いのではとも思う。