先日、採血をして検査をお願いしていたリキッドバイオプシーの結果が出た。リキッドバイオプシーとは、血液などの体液に含まれる微量のがん細胞やがん細胞由来のDNAを調べるこしで、バイオプシー(生検)と同様に、癌のマーカーとして進行や転移の状況が調べらるというものだ。
縁あってリキッドバイオプシーの第一線で活躍されている先生に、僕の血液からDNAのシーケンス検査をしていただくことになり、先月採血していただいたのだが、今日その結果が届いた。
採血した血液から50個の有意な検体をえて、DNAシーケンスを調べた結果、癌の転移や存在を示す有意なものは見つからなかったとのことだ。
MRIなどの画像も見ているし、PSAというマーカー値も確認しているけど、遠隔のリンパ節や骨への転移などがあるのではと、常にビクビクしているのだけど、この結果は、少なくともいまはそういうことはないというもののようだ。
こうなると、いま続けてる副作用のあるホルモン療法は、早くやめたいなと思うけど、これはこれでとても勇気がいるので、なとんも言えないな。
しかし、このように血液検査だけ転移や再発などの予兆を早期に知ることができるのは、本当に素晴らしい。日本でも、このリキッドバイオプシーがもっと普及してほしいなとつくづく思う。