今日の午後は、某省からの受託での標準化の検討会の2回目。座長は、旧知の有識者の先生で、ある側面では同僚だったりする。だから甘えがあるわけじゃないけど、事務局的には事前の台本とかすり合わせなくて、ザクっとここからは座長に進行をと振ってしまったら、さすがにちょっとって感じだったけど、いいよね.....
しかし、面白いもので、委員として参加すると、かなり激しく議論する人も、座長になると、どうしても立場から優しくなる人は多い。まぁ、だから座長とか議長を頼めるんだけどね。
でも、これって日本の委員会だからかもしれない。IEEEとかだと議長とかも主張したいことがあると、平気で副議長と交代してフロアに出てくる。小学生の時の道徳の授業で、議事運営や多数決の仕方を教わったのだけど、あの時に印象に乗っているのは議長の役割で、議長がなにかを訴求したい時には、議事進行を交代するというやつだ。いまにして思えば、あの頃って学生運動の名残もあって、民主的合議とかいうのを先生たちが意識していたのかもしれない。