今夜のIEEE SA(Standard Association)のNesCom(New Standard Committee)で、データ流通推進協議会が提案して議論してきたDTS(Data Trading System)の標準化プロジェクトの設置が全会一致でSASB(Standard Association Standard Board)へ承認を推奨することが可決された。これにより、正式な手続きとしては、SASBでの最終決定になるが、新しいWorking Groupとして、標準仕様書の作成が始まる。
長いこと、IEEE802には参加してきて、IEEE802.11ではTaskGroupのチェアもしてきたけど、Working Groupを新設するというのは、さらに一段上の作業なので、これから待ち受けている膨大な作業を思うと、いささかクラクラするものがある。
慣例により、とりあえず仮チェアになるのだが、今回はその後のリーダーシップの選出方法などのルール作り(Policy & Procedure)から始まることになる。
とにもかくにも、ぜひ日本からも多くの企業や組織に参加してもらいたいものだ。