昨日の騒音に嫌気がさしたので、今日は朝に山梨に移動して、テレカンは山梨の家からでることに急遽変更。ところが、今日はそんなに騒音がなかったらしい。
ところで、昨年度の補正で取り組んだ「DFFT(Data Free Flow with Trust) 実現のためのアーキテクチャ設計と国際標準化推進の研究開発」の成果物などが公開された。
特定のビジネスモデルのアーキテクチャを設計するのではなく、成果物は、パーソナルデータを扱う全ての事業者やステークホルダが、ビジネスモデルや内部統制などのシステム設計を行うためのガイドだ。このガイドに記載の手順に従い、各事業者が自らの事業のアーキテクチャを設計・整理することで、パーソナルデータの取扱いの適正性や潜在する課題を顕在化させ、適切なパーソナルデータの利活用モデルが構築されることを期待している。
しかし、こういう概念は、まったく予算執行とか予算成果しか頭にない責任回避型の中間職務の人には理解されないみたいだ。まったく呆れるのは、例えばパーソナルデータを主に扱う事業として、すでに何らかの名称や定義があるものを列挙し、解説すると、じゃ実証実験のxxxは、そのどれに当てはまりますか的なことを聞いてくる輩がいる。
こういうのは、マークシートに回答できる試験しかしてこなかった人の典型だろうな。もし、そんな類型化が成立するなら、そんな仕事は人間が頭絞らんよと小一時間言いたい。
どっちにしても、今回示したのは手順やガイドで、このメソッドで試行錯誤しながら、パーソナルデータ を適切に取り扱うビジネスを展開してもらいたいものだ。
もっとも、"パーソナルデータ "の定義さえ、世の中ではバラバラだけどね。