今日の某会議でもつくづくおもったのだが、なんで設計の話と、実装の話と、運用の話をぐちゃぐちゃにして考えるんだろう案件が多すぎる。
コンセプチュアルな設計を固めないで、実装技術の話をしたり、さらには運用の話しをしたりって、そうとうに並列処理ができる頭脳構造じゃない僕には追いつけない。
もちろん、トップダウンで設計したからといって、実装しようとしたら問題になることは多々あるし、仮に実装できても運用したら問題に突き当たるなんて普通だ。だから、実装や運用のことをまったく念頭におかない設計というのは、それはそれで痛いわけだが、だからと言ってアーキテクチャや機能定義や階層構造などの設計なしで、実装事例を追求するのは、まったくの暴論だ。
大体、一つのスライドや資料のなかに、レイヤーの異なる言葉や軸が混ざり合って描かれる資料ってのは、もう本当に訳わかめだと、ひたすら疲れた資料を朝から見せられてめげてしまった。
例えば、どんな食事を何処で誰とどういうシチュエーションで楽しむと、それを満たすための献立は設計で、具材を揃えて調理方法を決めて実際に調理するのが実装だとすると、それをサーブしたりテーブルアレンジしたりするのが運用かもしれない。
なーんてことを考えながら、今日は朝からひたすら本振りの雨だし、どうもすっきりしないので、午後からの打ち合わせにむけて気分転換することにした。昨夜の余りのクラムチャウダーと胡桃パンでランチにしたら、なんかカフェ風で気が晴れたわ。これは、いささか適量じゃなかった実装を運用でカバーした感じかな。