相変わらず週刊誌やネットニュースには、なかなかに香ばしい話が溢れてる。特に、オリンピックも終わって、自民党総裁選やら衆議院の選挙となるから、政治ネタには事欠かない。それに加えて、コロナ関連のニュースもあるから、週刊誌の見出しだけでも、ほんとにたくさんのトリガーがかかる。
そして、まぁこれらの多くは、必ずしもある事象や事件の全貌が書かれているわけではなく、最近よく耳にする切り取りがされることもある。そもそもだけど、記者や発信者の主観的評価の部分と、日付、時刻、地名、個人名などのファクトな部分が含まれている。
ファクトな部分が改竄されていれば、これはまぁ明らかに誤報だったり虚偽だとなるのだが、主観の部分は発信側と受信側のバイアスがかかることは避けれない。
ところが、僕の周りでも結構な比率で、こういう記事やらニュースを、速攻で転載して、一言添えちゃう人が多い。こう言う人って、結局のところちょっと立ち止まって考えるとか、他のニュースや記事も見てみようということはしてないんだろなと思うことが多い。
もちろん、市井の人々が耳や目に入ってくる情報を、裏取りしたり精査したりなんてことをすることを期待するわけではないけど、少なくとも研究者だったりそれなりの発信力のある人が、あまりに脊髄反射的な情報発信をしていのをみると、あーこの人ってそんな人なんだ...この人の情報って、あまり信頼性ないから放置かなと思ったりしてしまう。
まあ、スワローズがまだ3位だとか、阪神がまだ首位だとか、大谷さんがHR打ったとかいうのは、脊髄反射的に反応しちゃうけどね。あっ、でもこの時期に阪神が首位なんていうのは、裏どりしないと怖くて発信できないか。パスカルさんは、人間は考える葦であると言ったけど、人間は考える時も考えない時もある葦なんだよね....