投宿していた赤倉観光ホテルで、まずは朝に一風呂。台風一過で昨日の視界ゼロからやっと野尻湖方面もふくめて見晴らせた。この景色が見たかったんだよね。
チェックアウトしたあと、まずは高速のSAと連携している小布施の道の駅に寄り道。売店にはさほど人がいなかったのに、屋外にある農産物の販売所には、ものすごい買い物客の列でびっくり。まぁ、ぶどうにしても、りんごにしても、普通に地元の直売で買ってるので、購買意欲はないけど、この列にはびっくりした。
再び高速に戻って、上田まで移動。上田城址を見学してから、予約してあった鰻屋さんに。全席個室離れという古い料亭なんだけど、なんとかクーポンのお陰で、とてもリーズナブルにふっくら&香ばしいうなぎを堪能。
このお店のある場所は、上田の歓楽街だったとこのようで、斜め前には朽ち果てたストリップ劇場の看板がある。そしてその隣には、上田映劇という古い映画+演劇の劇場がある。ここは、今はNPOの運営で、ミニシアターとて、映画がかかっているそうで、今日も予定作品の上映時間が看板に書かれていたし、近く上映予定のパンフレットも置かれていた。駅前に向かう通りにあった、今風のコーヒー専門店で美味しいコーヒーをいただいてから帰路へ。
しかし、やはり地方の中核都市は、どこも寂しい風景だよね。でも、今朝の小布施の直売所ではないけど、人がいないわけじゃない。地方といっても、いわゆる街中の話と、周りの農村地域では大きく人の生活スタイルも違うんだよなぁ。
新幹線や高速道路の整備で、移動が便利になったし、ネット通販でいろいろな者が便利に手に入る今は、地方創生で大都市と同じ街を創生するのは、きっと違うんだろうな。でも、車がないと生活できない場所にずっといると、たまに人恋しさや賑やかさが欲しくて街に出る。その時に、ホッとしたり楽しめたりできる規模の街があるのは嬉しいんだろうな。それは、郊外の大型ショッピンモールでは決してないな。
アメリカの西海岸だと、せいぜい全長数百メートル、数ブロックスのメインストリートで構成される、いわゆるダウンタウンがあって、シャッター通りになってたりしないんだよね。中核都市をあれやこれやまるごと地域おこしとかするとなると、結果としてはまだらになっちゃうんだろうな。だったら、せいぜい数ブロックのダウンタウンを、しっかり整備したら嬉しいのかもしれない。
上田からは佐久経由で清里を抜けて帰宅したら、お腹をすかせた皆様がお待ちかねだった。
僕は、昨日から食べ過ぎなので、夜はBARでカナッペセット。