今日は、東京の事務所で、朝から昼まで連続して三つのWeb会議をしたあと、午後一番で今何かと話題のデジタル庁へ。これから始める調査研究案件のキックオフ打ち合わせ。アクリル板越しに人数を限って、一部の人はWeb会議で参加というスタイル。省庁での打ち合わせが、普通にこういうハイブリッドになったのは、なんだか嬉しいけど、そのキッカケがコロナ禍というのが悲しいな。
せっかくなんで、帰りがけにエレベーターホールのエンブレムを一枚撮影。しかし、おじさん的には、デジタル庁ではなくて、ディジタル庁が良かったのに....
移動のタクシーの中から、次のWeb会議に入って、事務所にもどってから続き。そのあと、某団体でのWeb公演をして、スタッフとのリアルな打ち合わせを挟んで、最後にもう一つWeb会議という、リアルとバーチャル行ったり来たりな1日だった。
デパ地下で夕飯のお鮨を買って、19:00新宿発のあずさ号で食べながら山梨にもどる。当初は、明日の夜まで東京にいようか思っていたのだが、鳥取の知人から境港で水揚げされた片口鰯が今日届くことになり、今日中に処理したかったので、予定変更して帰宅。魚臭くなることが分かっていたので風呂は後にして、帰宅早々作業にかかる。今回は、少し少ないかもと聞いていたけど、見た目ではわからないので、包丁で頭を切り離して、その頭数をまさに頭で数えながら、手開きで捌いていく。
どうにか、日付が変わった直後くらいに終了したけど、全部で321匹と違う小魚が5匹。今回は、頭と骨を全部切り分けたので、頭は魚醤にし、骨は乾燥させてから骨煎餅にする。肝心なフィレは、一晩だけ塩水につけて血を流して、明日塩漬けにすること。
春先に仕込んで、夏前にオリーブオイル漬にしたロットは、まだそこそこにあるけど、在宅勤務のおかげで消費も進むので、いまから次のロットを仕込んでおくとちょうどいい感じ。
デジタル庁は、誰一人取りこぼさないDXを目指しているとのことだけど、今夜の僕は、骨も頭も腸も何一つ取りこぼさないアンチョビ作りでしたわ。