今日からIEEE SASB(Standard Association Standard Board)の会議。とはいえ、昨夜も日本との会議が現地時間の深夜まであり、さらに今朝も5時起きで日本との会議に参加という、なかなかに過酷な日程が続いている。
SASBの初日は、AudComm、ProcComm, PatCommなどの全体の運営に係る会議で、相変わらず意見が強いのはLMSC出身の知り合い達だったりする。それにしても、議長の投票で結果が決定するというシリアスなシーンを久しぶりにみたわ。
さて、話しは変わるけど、今日の現地時間の午後は日本Vsスペインのサッカーの試合で、Foxなどのネット配信で見れてしまう。流石に、会議中なんだけど、気になるから音出さないで、スクリーンの端っこに小さい画面を出してチラ見してたんだけど、後半始まったらついつい声を出して拍手しそうになってしまったわ。
第一戦でドイツに勝って、第二戦でコスタリカに負けた時に、実に多くの評論がネットに踊っていた。なかには、もうなんだか物凄い優秀な監督や選手になれるんじゃないのと言いたくなるほどの、ご立派なのもあって、なんだかなぁと思うこと頻りだった。
そういえば、昔から感じてることだけど、有識者とか専門家と言われる人にも、似たような傾向の人が多いなと思うことがしばしばある。自身が何かを開発したり立ち上げたりしたことはないけど、他者や他国の動静には詳しい輩だ。この類の輩が、収集した知識を面白おかしく、分かり易い言葉で話せるスキルがあったりすると、世の中では専門家とか有識者と言われてご活躍される。
でも、怖いのは、この類の人って、現場にいなしい、バックグランドで何かを創り出した( 「作」ではなくて「創」)経験がないために、その認識がかなり表層的になって、技術やトレンドの本質を理解してなかったりする。
まぁ、得てして流行りものに乗ってる人って、このパターンだ。さしづめ、今だとなんとか3.0とかDXとかDoDとか、スタートアップネタとかを語ってる。
まぁ、”有識”=知識を有する という定義だとするとある意味正しい。つまりは、有識 だからといって、知恵があるわけじゃないんだね....
僕は、基本的に”あっ、それやったことあるんだけどさぁ.... “って言える事を増やしていきたい性格なので、逆にうざいって言われるので、それも問題だけどね。
そういえば、話題になっているAmebaTVの本田圭佑さんの解説の”こいつが、さっきからうざいんですよ"ってのは、なかなか放送で聞かない言い回しで、新鮮だったわ。
今日も夕飯はカップ麺にして、日本とのWeb 会議。そのうちの一つは、某庁の知り合いへのインタビュー。少し、いろいろなことの背景にある課題の一旦を垣間見た気がするな。
そのあと、現地時間の朝3時過ぎまで、AIホスピタルの評価委員会で、やっと就寝。