今日の某案件の打ち合わせでは、調査報告としてアンケート結果が出てきたのだけど、サンプル数が少ないのに回答を、円グラフで%で表現する。まぁ、80%が有効と考えているとか、満足とか....おいおいN=5とか3だよね。こういうのは、本当に真摯さというか誠実さを感じない。というか、むしろある種の優良誤認を誘う戦術と言われるくらい狡さを感じる。
そりゃさ、まぁなんか取り繕いたい気持ちはわかるけど、こんな仕事の仕方をしてたらいつまで経っても、きちんとした成果は得られないんじゃないのかね。しかも、比較的若手の人にこういうことをやらせてる会社の体質にも、はなはだ疑問を感じてしまうのだ。
同じ予算の延長で作成しているドキュメントについて、別な機会だったけどあまりに無責任なので、ちょっと苦言を呈したら、なんとか公開できませんかねと、泣きついてくる。もう、目的が公開であって、使ってもらうこと、読む人のことなんて、後回しなのだ。これも、なぜかというと、成果物を公開しましたということが言いたいわけで、良いものを作りたいとか、良い手法を広めたいなんて気持ちを微塵も感じない。
ちょうど、IEEE SAのオフィサー向けのe-learning のUnderstanding IEEE SA's Antitrust, Competition, and Commercial Terms Policies (Japanese)を受講したとこだけど、予定通り進めることを優先して、クレームを受け入れるのはダメという項目があるんだが、まさにそこなんだよね。無理して、いま開示することの意味はなんなのよというわけだ。
夜は、山梨に戻ってP3800の会議。こちらは、ひたすら我慢でしっかりと文言の組みたてを続けている。