今日の午後は、来日中のIEEE SAの幹部と関係省庁との意見交換会議。とはいえ、やはり省庁による温度差は歴然としていて、やはり戦略的司令塔がないと、国際標準化では戦いづらいなと感じることしきり。
まぁ、それでもせっかくの機会なので、いま起こっている特定の地域や国の人による実効支配的な対応について、あえてこういう場所でIEEE SA側にオープンに問い糺す。
日本側の参加者がどこまで理解したかはわからないけど、少なくともSAプレジデントに同行しているSA幹部からProComの議案だとい回答を得たのは大きい。つまり、僕の質問は堂々とProComという運営会議に出すことだという見解を得たわけだ。
IEEE SAの会議では、議長が参加者に求める注意事項があるのだが、その中には、"Don’t be silent if inappropriate topics are discussed … do formally object.“ というのがある。つまり、疑義があったら、ぐだくだしてないで、公式に異議申し立てをちゃんとしろよなということだ。
こういう感覚が、空気でものを決める日本だと、なかなか理解されないんだよね。なので、国内の会議だと「私の個人的な感想ですが....と思います」とか、「質問なんですが...xxではダメなんですかね?」的な発言で、具体的に対案を示してルールに基づいて異議申し立てをすることをしない人が多い。まぁ。感想的マウンティングトークで存在アピールしたいだけなんだろうな。