今日は、終日外苑前でDSAのイベント。午前中は学術との連携のシンポジウム、午後はDATA-EX表彰式とOpen Forum。
今回のDATA-EXで表彰された各取り組みは、自治体のサービスにしても、民間のサービスにしても、実際に動いて、使われてる事案なので、とてもわかりやすい。これらに加えて、今回はじめて採択があったDATA-EX芸術賞は、多数のスピーカーを使って、音場を生成するもので、音源データを並行して多数のイコライザ処理をするというもの。 アートという世界でのデータ活用というのは、はじめての表彰なのだけど、今後こういう事例が増えてくると面白いなと思う。
後半のAIのパネルは、やはり日本に蔓延る無謬性の課題の多きさを再認識することになったわ。腐るほど出てくるホワイトペーパーやガイドラインはあるけど、だれも明確な規定を決めない。なにかを決めようとすると、あの場合、この場合、ああなったら、こうなったらとネガティブなことを押し並べて、寸止めしてしまう。
ロジカルに考えるなら明証性のあることだけでもいいから、規範的なルールを作ってくれないと、いつまで経っても海外には勝てないなと思うのだ。