今日からパリ凱旋門近くのHôtel Raphaëlで、International Open Forum on Data Societyが始まった。
こ会議は、あまりに乱雑する欧州のデータ関係の活動と、日本に持ち込まれてる表層的な情報を整理したくて、去年の2月にブリュッセルでみんな集まってよと声かけしてはじめた円卓会議の3回目に当たる。
過去の2回の会議では、幹事を持ち回りで継続開催をすることと、名称をInternational Open Forum on Data Societyとすることを合意して、今回はこの名称で最初の会議になる。
今回もECをはじめとした政府関係者から主要なデータ連携機関まで、実に多くの幹部が集まってくれた。これだけの関係者が一堂に会するのは、実にありがたい限りで、言い出しっぺとしては、この会議が成長してきたことを実感している。
今回は、フランスでデータ取引市場のビジネスを展開しているDaWex社が幹事を引き受けてくれて、とても歴史のある素敵なホテルの会場を用意してくれた。その上、夜はセーヌ川のディナークルーズでのソーシャパーティという素敵な機会も提供してくれた。
また、今回は日本の民間から発表者もそこそこに多くて、これもとても頼もしい限りだ。DFFTがOECDでも専門家チームが組成されて活発な議論が始まるけど、こういう日本発の取り組みが、国際的に認知されて進んでいることを、庁舎に閉じ籠もっているオレオレ政策系な人は、ちゃんとキャッチアップしとかないと、国際舞台で恥をかくかもね。