今日も朝からInternational Open Forum on Data Societyの三日め。今日もManufacturing-Xの話やISOでのスマートシティのデータユースの発表もあって、またもお腹いっぱい。
そんな中、僕からはDATA-EXのステータスリポートとデータ利用権取引市場の取り組みを解説。DATA-EXについては、今まで言葉とアーキテクチャレベルだったので、もう少し突っ込んだ解説をしたし、利用権のコンセプトは、まさに新しいネタなので、それなりの反応もあった。
この会議で、僕が重要視しているのは、ただの意見交換ではなくて、合意形成をして、協調することなので、ただの発表しましたとか、こんなこと聞いてきましたというスタイルの参加は期待していない。
今回も、Gaia-xやIDSAのCEO達とは、コーヒプレイ、ランチ、ディナーでも話しをしていたので、最後に大きいとこでは以下のことを合意した
1.標準化のために International Data Society aligment Task Forceを組成し、月に一度の会合を行う。
2.会議の内容を広めるための活動をし、内容を開示していく。
3.次回は、10月に日本で開催する。
会議の後、今回現地で参加してくれたFIAの職員の方のお誘いで、コンコルド広場を見下ろすFIAのオフィスで意見交換。F1などで有名なFIAだけど、社会的に影響力のある多くの活動をされていて、自動車社会とデータスペースの関係も整理されていて、強調できる点が多々ありそうだ。実際、SIPでのスマートモビリティなどとも連携があるようだし。
FIAのビルの入り口には、歴代のチャンピオンのネームプレートやカップなどの展示もあって、まさに車好きには聖地なんだろうな。でも、ビルの前の車道には、騎馬隊か馬車の馬の落とし物があったりするとこが、欧州だよね。
夕食は、サンラザール近くの人気のレストランで会食して解散。パリは、食事は美味しいけど、太るな。