春の訪れとともに、田植えや耕作の準備が忙しくなりつつある。 今日は、堰きさらいといって、農業用水路に冬の間に溜まった落ち葉や土砂を掻い出して整備する作業があった。 これは、水利組合といって、同じところから取水した水をつかう複数の集落の農業従事者による組合が管理していて、その組合の指示のもとに各集落が受け持ち区間を分担して行う。 この用水路は、僕の住んでいる集落から、海抜的には低い方へ流れていくのだけれと、途中山の周りを回りこむようにして、山を超えた反対側の集落にまで供給されている。 朝8時に集合して、一時間ちょっとの共同作業ののち、アンパンと牛乳をもらって解散となる。 午後は畑を貸してくれている方が、自分の畑をトラクタで鋤くついでに、こちらの畑も鋤いてくれた。 これで、来週辺りから、畑も作付けの準備に取り掛かることになるのだけれど、今年は猿が村にやたら出没しているので、なにをどう作るかは悩みどころだ。
今年度の新卒採用者の入社式が行われた。 新卒の採用は、数年振りになるので、一昨年くらいから知り合いの大学関係者の方に会社の紹介をしたことから、新入社員のうち何名かは、知り合いの研究室の卒業生だったりする。 新入社員というのは、最初にはいる会社で、社会人としての常識力を身につけるので、彼らを採用するということは、とても責任のあることだ。 大げさな物言いをすれば、人の人生の多くを左右することになる。 終身雇用が崩れ、転職のハードルが低くなったいま、こういう考え方は古いのかもしれないが、恋愛と一緒で最初の経験というのは、いろいろと重要だし、トラウマにもなるものだ。 彼らには、新しい仲間として、この会社の良い文化を吸収し成長してほしいものだ。
夕方、某大手ISPの事業部長と打ち合わせをしていたのだが、彼の部門に今年のはじめに、当社から転職した子がいて、久しぶりに再会した。 彼女の場合、中途採用で当社に入り、若手のSEとして頑張っていたのだが、自身のキャリアアップのためにこのISPに転職することになり、その報告を受けたのだが、まさか僕と一番深い付き合いをしている部門に配属されるとは知らなかったのでびっくりした。 まぁ、この業界は狭いので、会社を移っても誰かしら共通のパスがあったりはするので、こんなこともたまにはある。 新卒も転職も新しいキャリアパスへの挑戦だ、継続は金なりと言うけれど、長年おなじ環境にいると、挑戦する気持ちを失ってしまい惰性に生きることになる人もいるのだから、人と職場によっては継続が良いとは限らない。
ITベンチャーの第一号として、マザースに最初の上場をしたインターネット総合研究所(IRI)が、監理ポストに移された。 同社が手広くM&Aで広げたグループ会社の中の一つIXI社の粉飾決済事件により、連結決済に関して監査法人からの意見が得られなかったことが、直接的な原因だ。 IRIには、創業者をはじめ多くの知人がおり、いささか寂しいものがある。 M&Aなどによる多角化拡張路線は、その範囲によっては、時に大きな間違いを引き起こす。 あまりに畑違いの部分に手を出すと、結局のところ統制がきかなくなり、事故につながるのではないだろうか。 特に、本体のコアコンピタンスが何かという点が重要で、コアコンピタンス(モノづくりなのか、サービスなのか等)が不明瞭な新興企業が、上場により市場から資金調達をした場合、その資金使途が拡散しすぎる傾向があるようだ。 インターネットやインフラは、汎用性が高いから、こじつけようと思えばどんな業種でも、相乗効果を唱えることが出来る。 公開企業は、常に市場から成長を求められることから、ビジネススケールが小さい場合には、多角化を進めることが必須となり、結果としして相乗効果のないM&Aをしてしまうのかもしれない。 新興市場に上場した企業の実に多くが、上常時以降に市場からの資金調達ができていないし、上場時に調達した資金の回転も十分ではない。 こういう現状をみると、次に来るのは上場企業同士の合併統合ではないだろうか。 こういう、統合の波は、鉄鋼や金融などの大規模産業で進んだが、これからは新興上場企業同士の統合が盛んになるかもしれない。 ただし、ベンチャの創業者などの強い個性が、大望のために共存という道を選択するのは、なかかな難しいかもしれない。
学生時代にインターンシップで受け入れたことのある知人のK君から、結婚の報告があった。 彼は、大学院時代にインターンシップとして、無線の実験などの開発業務にかかわり、その後大手総合電気メーカに就職し、研究者として研究所勤務をしている。 年に一度くらい、メイルだったり展示会だったりで連絡があるのだけれど、今回は結婚をしたという報告をもらった。 そのメイルのやり取りで、現在の住んでいる場所が互いに近いことを知りびっくり、さらには、その近くで家庭菜園を借りて野菜つくりをしているとのこと、早速彼のBlogを見せてもらったら、かなり本格的なので、二度びっくりだ。 僕の耕作は、基本的に成り行き&放置なので、マルチを使ったり、ネットをかけたりという事もしていない...(笑)。 ときに、彼のBlogを見てみたら、野菜つくりに限らずに、とても充実した社会人生活を送っている様子がわかり、他人事ながらとても嬉しく思った。
次男の高校の入学式に出席する。 彼にとっては、バスとJRを乗り継いで通学するため、いままでとは一気に生活圏が広がる。 朝、ネクタイの仕方を教えながら、ふと自分の時のことを思い出そうとしたのだが..残念ながら記憶が定かではない。 いつ頃、ネクタイの仕方を覚えたのか、それは誰かに教わったのか? 高校は私服だったし、当時はトラッドブームじゃなかったしで、ネクタイは冠婚葬祭くらいしか縁が無かった。 大学の時には、やたらとネクタイをした記憶があるのだけれど... 思い出せない。 まぁ、どうでもいいことだ。 さしづめ、今だったネットで調べるのが適当なんだうろなと思い、ちょっと検索してみたら"ネクタイ 結び方"のキーフレーズで、177,000件もヒットした。 写真やイラストは当然で、なかには動画でのインストラクションサイトまである。 ということで、こんなとこでも、「人に聞く前に自分部Google」の時代を痛感させられる。 彼のように新しい生活圏が増えていく人には、インターネットはとても頼りになる武器だろう。 通学で時刻表検索を使うなど、社会との関わりが増えてくるにつれて、道具としてのインターネツトの利用価値も増えていくはずだ。 もっとも、手段が目的化してしまい、自分の関与しない社会の、無駄知識ばかりコレクションしてしまう危険もなくはない。 当然ながら、情報の真贋を見極める能力も必要だ。
日経にアイピーモバイルが携帯参入断念という記事がでていた。 2GHz帯で、TD−CDMAという方式を使って、携帯事業に新規参入を目指していたのだが、資金調達が適わず、撤退となったそうだ。 この技術の発明者やこの会社の起業メンバ、最近の執行役員など、遠からず面識のある方が多く、今までも話を聞く機会があったが、前途多難な感は否めなかったのだが、やはり断念となってしまったかという感じだ。 それにしても、結果論からいえば、携帯の新規参入については、ソフトバンクがVodaの買収により、新規割り当て周波数を返上し、アイピーモバイルが返上し、唯一参入し事業開始をしたイーモバイルも、エリアはかなり限定的だ。 さて、こうなってくると、この返上された周波数をどうするかが、俄かに気になってくる。 iBurstで割り当てを希望しながら、この周波数が3G用という理由で門前払いされた京セラ陣営が、また手を上げるのだろうか? それとも、2.5GHzで、数少ないバンドの取り合いを強いられているWi−Max系の人達が、この周波数での利用を要求するのか。 はたまた、既存の携帯事業者が割り当て要求をするのだろうか? もしかしたら、電波を既得権として、その希少性から取り合いをしていたのが、バブル経済の如くはじけて、このまま死蔵するのかもしれない。
昨日は、ひさしぶりに畑全体を管理機で耕した。 先週、知り合いがトラクタで鋤いてくれていたので、かなり楽に作業ができた。 これから、元肥をいれていろいろと作付けをするのが忙しくなる。 マリーゴールドが終わってなにもなかった花壇にも、なにか植栽するということで、ホームセンターでマーガレットなどを買ってきた。 野菜は、まだ土ができていないので、苗モノなどは買わなかったのだが、ふと箱栽培のアスパラをみつけて買ってしまった。 箱の中に培養土と種が入っていて、箱をあけて水をあげるだけで、室内でアスパラができるそうだ。 家にもどってあけてみたら、すでに4本くらい育ってしまっていて、陽があたらないからホワイトアスパラ状態になっていた。 これから、陽があたれば色が付くので、問題ないだうろ。 あとは、三週間くらいで新しい芽も出るそうなので、楽しみだ。
関西の電力系工事会社のKさんが上京したので、かつて一緒に通信事業の立ち上げをした仲間と一献。 メンバのリクエストで、六本木のベジダイニングなる野菜と鉄板焼きの店にいく。 最近は、なんだかひたすら話題が健康に関することばかりで、これってやっぱし歳をとったせいだよなと痛感。 しかし、こうやってレストランで、生な野菜をただ食べるというのも、贅沢なんだか粗食なんだかわからないものだ。 こだわりの野菜だから、皆生産地、生産者が示されていて、マヨネーズ、味噌、塩などをつけて食べるのだけど、なにもつけないで食べると野菜の甘さをとても感じる。 それにしても、もちろん旬のものもあるのだけど、ハウスもののおかげで、季節に限らずいろいろな種類が常にあるというのも不思議といえば不思議。 僕の場合は、自分で作ってるので、特に”なんでこの時期にこれがあるの?”と思いながらも、おいしいからいいかと納得。
香港の知人が来日し、夜は、某すし屋で一献。 日本文化通の彼は、今回は関空から入国し、広島、京都、奈良など楽しんできたらしい。 彼は、アンティック好きなので、陶器コレクタの店主のすし屋にて、一献。 ここの店主は、中国や韓国の骨董陶器が好きで、店で使う陶器もいろいろと趣味でそろえている。 香港の知人は、上海人で骨董にも詳しいので、早速カウンタ越しに陶器ネタで盛り上がる。 興が乗ってきた店主は、早速大明成年の銘の入った白磁の杯を出してきた。 これは、成化年製というわけではなく清の時代に作れたらものとのことだけれど、それでも400年くらい前のものだ。 そして、もう一つは北宋時代の青磁の杯で、こちらは本当に北宋時代のものなので、1000年くらい前のものだ。 どちらも、飾りものではなくて、実用性があり、早速この杯に熱燗をそそいで、乾杯。 両方とも、小ぶりで飲み口が薄く、とても飲みやすい。 こういう、実用面の洗練さと陶器としての美しさがともにある点がすばらしい。 気持ち、乾杯する点が震えたけれど、旧知の友と歴史のある杯での一献は、なんとも幸せなものだ。
どうでも良い事だけど、13日の金曜日だ。 13日の金曜日というと、ジェイソンだ。 洋画のスリラーっていうのは、古くはエクソシストとかシャイニングなんかが流行ったけど、どうも宗教的背景のおどろおどろしさに実感がわかないので、あまりピンと来ない。 13日の金曜日の場合、おどろおどろしさというよりは、単純な恐怖映画で、ジェットコースタ的で判りやすい。 ちょっと流れは違うけど、ちょうどハンニバルライジングを文庫で読み終えた。 こっちは第二次大戦前後のヨーロッパの状況とかがいまひとつ想像がつかないんだけど、レクスタものの精神世界的な理屈は、それなりに面白くて、楽しめた。
次男の学校の授業料は、銀行振り込みなのだが、専用の受領用紙などがあり、ATMによる振込みが出来なくなっている。 さらに、10万円を超える振込みは、本人確認が必要ということで、ものすごーく久しぶりに銀行の窓口業務に並んだ。 いまや、日常の出納は、ATMやインターネットバンキングなので、窓口に並んで、入出金や振込み依頼の伝票を書くなんていうのは、ほんとうに久しぶりだ。 まぁ、雨の平日ということで、昼休み時間帯でもあまり混んでいないのだが、それでも順番待ちのカードをとって、数人分は待たされた。 ATMとインターネットバンキングなどの普及により、銀行の窓口の平均待ち時間は、どれくらい解消されつつあるのだろうと、気になってしまった。 昔、自分の会社を起業した頃は、会社の資金移動も窓口だったし、小切手も使っていたので、週に数回は銀行に行ってたし、月末とかは銀行を走り回っていたもので、その頃のことをふと思い出してしまった。
配偶者の誕生日にプレゼントした、Originsの Sensory Therapyのショルダパッド(枕)と以前にお土産に買ってきたPeace of Mind On-the-spot reliefというリラクゼーショングッズを、ちょこっと使わせてもらった。 ショルダパッド(枕)は、季節によって、電子レンジに入れて1分くらい温めたり、冷蔵庫で冷やしたりして使う肩掛け枕で、On-the-spot reliefの方は、フォーム状のクリームで、首筋とかコメカミに軽く塗って使う。 もともと、すぐ眠たくなる性質なのだけど、これは効果てきめんで、あっという間に眠たくなってしまった。(笑)
ところで、こういうストレス解消系な製品は、いまは実に多くの種類と製品が、様々な化粧品メーカーから提供されていて、最近はどこもMensモノも取り揃えているのだけれど、ショップはやはり女性の世界だ。 デパートの一階なんて、ギフトを買って会計している間だけでも、ちょっとそこに居るのが気恥ずかしい。 かといって、男性に特化したこういうショップも、なんとなく想像すると気持ち悪い。 ということで、中性的な感じのアロマショップとかのフロアやショップ展開をしてくれると嬉しいのにと思うのだけど、これは歳のせいで、若い人はあまり気にしないで、あのデパートの一階を闊歩できるのかな?
最近、このBlogに対するトラックバックスパムが増えてきた。 以前は、コメントスパムとかトラックバックスパムは、大抵非合法なビジネスやアダルト関連だったのだけど、最近のトラックバックスパムは、ホテルの検索サイトなどから、張られていて、実際に普通の旅館やホテルの紹介ページに飛ぶ。 これらのホテルや旅館は、決して非合法や怪しいものではないのだ。 これは、こういうサイトの運用者の倫理というか質の問題で、まったく無差別にロボットを使って、トラックバックを張りまくり、クリックビューを集めているのだろう。 そして、クリックレートをあげることで、広告収入、掲載収入を増やす仕組みと思われる。 しかし、こういう非常識なトラックバックをやるサイトなんかに、紹介を依頼している旅館は、その実態をきっと知らないのだろう。 ここにそのサイトを書くと、相手の思うツボなので、書かないけれど、今度サイト運用者にクレームを一度入れてみることにする。
会社のすぐ近くに畑田パンという店がある。 一間くらいの間口の店で、ショーケースとカウンタが間口にあるだけの店だ。 ショーケースには、ちょっと大き目のハンバーガーぽいサンドイッチが、何種類も並んでいる。 かつ、ハンバーグ、貝柱、フィッシュ、たまご、コロッケ、サラダ、オムレツ、肉じゃが等のサンドイッチで、とてもシンプルにパンに切れ目をいれて、キャベツと具が入ってるだけのものだ。 前を通るたびにとても気になっていたので、その近くに詳しい知人に聞いたら、昼時は並んでいて、ちょっと遅くなると売り切れになってしまうということだ。 というわけで、たまたま昼前に通ったので、タマゴサンドとかつサンドを買ってみた。 買う時は、大きいから二つでも多すぎるかなと思ったのだけど、パンはとても軽くて、具もしつこくないので、さくっと食べてしまった。 これなら、もう一つ食べれそうな感じだ。 写真をとる間もなく、速攻で食べてしまったけど、ちょっとGoogleってみたら、さすがに人気のあるお店のようで、いろいろな人がBlogとかに書いてました。
昼にちょうど同僚と一緒になって、ランチをということになったのだけど、どういうわけか何処も混んでいる。 次々と店を覗きながら歩いてたら、結局五反田駅の方まで来てしまった。 そこで、前から気になっていたけど、入った事の無かったハワイアンバーガのKUA'AINAに行く。 昨日の昼は畑田パンだったので、二日続きでパン食。 ここのハンバーガーは、1/2LBのものがあったりして、ボリューム満点だけど、お値段もそれなり。 ランチ時は、980円で1/3LBのハンバーガーにドリンクとフレンチフライが付く1Plateがお得ということで、それをオーダー。 まぁ、昼飯にハンバーガー一個といってしまうと、なんとなく物足りないんだけど、さすがに1/3LBのパティだし、パンズも大きいので、育ち盛りをとっくに過ぎた身にはちょうど良い。 それに、付け合せのフレンチフライとコーラがあるので、昼食としてのカロリーは、相当なものなはずだ。 同僚二人は、ダイエットコークだったけど、いちばんメタボリックを気にしなきゃいけなさそうな僕だけノーマルコーラ、まぁいまさらコーラーの一杯や二杯は、大差ないと自分に言い聞かせて完食。
同じ村のAさんが、ねぎ苗が大量にあるので、半分使ってほしいと持ってきた。 ちょうど、先週ねぎ苗を植えたばかりだったのだけど、じゃがいものために耕した畝が余裕があったので、そこに植えつける。 それでも、まだ沢山あるので、近くの畑を耕していた近隣の別荘の人におすそ分けしたら、代わりにサトイモの種芋をいただいた。 こちらも、早速植えつけておく。 やっぱし、こういう地域生活では、物々交換が基本なのだ。 わらしべ長者になれるかな..
風もなく穏やかに暖かいので、昼は石窯でピザを焼いて、久しぶりに中庭で食べる。 晴れた昼間の外ランチだと、よく冷やした白ワインが飲みたくなる。 ということで、ちょっと前に仕入れた、「甲州きいろ香」を開けてみる。 これは、メルシャンとボルドー大学の協同研究で作っているワインで、甲州種特有の香りを引き出そうと挑戦している地産ワインだ。 酸味やドライな感じではなく、とてもやさしい香りなのだけど、甘ったるさがなく飲み口の軽い仕上がり、でも物足りないな...。 ピザよりはパスタとあわせた方が良かったかもしれない。 カリフォルニアなシャルドネ系とかが、好きな人には、きっと物足りない一本だ。 でも、価格は結構したりする。
取引先のマレーシア政府関係者が来日し、朝からいろいろと情報交換を行う。 彼らの関心は、ルーラルのインフォメーションデバイドの解消のようで、日本が現在のブロードバンド整備を実現してきた過程や、いまなお残る未解消地域への対応について、説明したり、デモをみせたらりした。
昼は、Halalが良いかと思い(Halalじゃなきゃ駄目?)、いろいろと事前に探したところ、ラサ・マレーシアというレストランが銀座にあり、電話でHalalも用意できるとのことだったので、ここをで会食となった。 生春巻き、サテ、トムヤンクン、野菜炒め物、ナシゴレンなど、ちょろっとスパイシーなコースだった。 この店は、マレーシア観光局やマレーシア航空などの提携による運営だそうで、銀座の一角の雑居ビルの8階の小さな店構えなんだけど、マレーシア関係者は、沢山訪れているようだ。 東京でHalalをちゃんと出してくれるという店は限られているので、マレーシアの人達にはありがたい一軒なんだう。
秋田で実験を進めている2.5GHz帯の802.16のFWA的利用実験は、モニター宅への設置がおわり、実運用がはじまっている。 今回は、時間の関係から801.16aを使っているが、802.16eになったとしても、伝播特性自体に大きな差異はない。 今回利用しているアンテナの利得は、総務省の広帯域移動無線アクセスシステム委員会のFWA利用に関する答申で示された利得よりも小さい。 また、今回はシングルキャリアでの実験なので、理論的にはS−OFDMになった場合には、いっそうの品質改善が期待できるので、ある意味かなり悪い条件での実験となっている。 結果はというと、若干の見通し障害のある場所もふくめて、4km超の距離のところでも、下り7Mbps、上り4Mbpsくらいの速度が出ているようだ。 今回は、一つの基地局から3セクタに分けて、複数の地域をカバーするP−MPな利用なのだが、この距離でこれだけの速度がでるのは有難い。 2.4GHzの無線LANの場合には、高利得アンテナを使っても、P−MPの場合には、速度的にはもっと落ちてしまう。 こうなってくると、あとはCAPEXと免許制度がどうなるかが、この周波数を地域のブロードバンド未解消対策に利用できるかの鍵となる。
山梨の家に昨年オーディオ関係を揃えたのだけど、ソースがCDとFMだけなので、300Bのメインアンプとセレクタという組合せになっている。 Phonoは、ソースがないので、基本的にはこれで十分なんだけど、左右のボリューム調整をしたり、セレクタも味気なかったりするので、やはりプリアンプ(正確にはラインアンプ?)が欲しくなっていた。 ちょうど、連休もあるので、ラインアンプのキットと整流管オプションやらを、発注することにした。 ここ数年、半田付けをしていないし、工具もどこかに離散している。 Antexのコテは、30年近く使っているのが職場に置いたままのはずなんだけど、球のアンプなので、電力が小さすぎるし、結局は工具も新調する必要がありそうだ。
午前中、打ち合わせで秋葉原の駅前にある会社を訪問。 ちょうど、昼前に終わったので、半田コテなどの工具を新調した。 秋葉原は、大きく街がかわったけど、ラジデパとかには、昔からの店まだ健在で、働いている人も変わっていなかったりして、数年ぶりとかでも顔は覚えていてくれてたりするのが嬉しいものだ。 この前、Mixiの秋月電子のコミュニティで、若い人が購入したキットに対するクレームを書いたのがきっかけで、えらくスレッドが盛り上がって、最後はこのコミュニティの常連の電子工作好きな人達が、秋葉原に集まってキットと完成品をつくり、それを送ってあげるなんてことがあった。 こういう、電気、電子工作好きな人達にとっては、いまでも秋葉原は聖地だ。 僕も子供の頃は、毎日といってよいほど秋葉原を徘徊していたものだ。 電子回路は、どんどん複雑化してきていて、部品はひたすら微細化しているのだけど、それでもディスクリート部品は健在だし、さまざまな試作ツールなんかも廉価になって、GAやシングルチップマイコン、多層基板やメッキ処理なんかも、アマチュアが手出し出来るようになっているので、何時までたってもアマチュア的電子工作の世界は残るのだろう
注文していたラインコントロールアンプが届いていたので、早速組み立ててみる。 半田付けをするのは、実に数年ぶりなのと、なによりもここ数年の視力調整能力の劣化(自称老眼ではない)により、昔から比べると作業時間がかかってしまう。 それでも、どうにか深夜には、完成しざっくとチェックして、音出し。 これで使い勝手が格段とよくなった。 音は、もうすこし、聞き込んでみないとなんとも言えないけれど、第一印象は、とくに大きく音質変化していないと思われる。 それにしとも、12AU7(ECC82)とか12AX7っていうのは、高周波アンプのドライバから、TVのドライバ、オーディオと実に幅広く使われている。 昔、父親がもっていたハーマンカードンのサイーテーション1もECC82,83だった。 あの頃の製品は、レコード会社によって、録音特性が異なるため、いろいろなプリエンファシスを切り替える回路があり、とても複雑だった。 その後は、RIAAに統一され、そして今日はCDなどのリニアな音源なので、回路はきわめてシンプルだ。 とりあえず、先週仕入れたTOrcH/Charmとかを聞いてみて、就寝。
朝方の雨が上がったので、石窯に火をいてれ、パンを焼く準備をしていたら、昼過ぎから急に天気が荒れだして、雷と激しい風、雨が降り出した。 春雷というには、遅すぎだけど本当に激しい横風と雷だった。 それでも、2時間かくらいで止んで、少しずつ晴れ間がでてきた。 この前の日曜日に東京に帰る時には、八ヶ岳も南アルプスも富士山も残雪を残す感じだったのに、昨日こちらに来る時には、山の上のほうは、すっかり新しい雪で覆われていて、今週けっこう寒かったのだろう。 今日も、雨が止んで見えはじめた八ヶ岳には、またしても新しい雪がかぶっていた。 今日は、一緒に山梨でCATV系な仕事をしている取引先の面々がゴルフ帰りに、遊びにきて一献。
今日は、次男の誕生日なんだけど、いつのまにか昭和の日というのになっていたのに気付いた。 天皇誕生日からみどりの日になったのは、よく覚えているんだけど、昭和の日の制定は、なぜかまったく認知していなかった。 それにしても、あっという間に、平成も19年で、確かに昭和という時代は遠くになりつつある気がする。 あとに三年すると、新入社員とかに平成生まれが入ってくるわけだ。 考えてみると、昭和の時代は、科学の時代で、PCにしても、家電にしても、個々の製品や機械がとても発展した。 これに対して、平成はまさに通信の時代で、インターネットの商業利用、個人利用や携帯が実質的に花咲いたはの平成になってからだ。 情報の処理は機械がおこない、交換は人が行っていたのが昭和だとすると、平成のいまは情報交換も通信網が行うので、人の関与する範囲がより選択されつつあるのかもしれない。 もっとも、その代わりに従前にくらべて比較できない程の大量の情報を個々が受け取るわけで、フィルタリング能力が重要になりつつある。 とはいえ、人と人との直接的なコミュニケーションは、消えないので、結局はコミュニケーション能力が、社会適応性を決めるのだろう。
連休の中日の今日は、風もなく穏やかな天気だったので、午後から久しぶりにジャグジーにお湯を張って、自堕落な半日を過ごしてしまった。 こういう、時間は、それなりに自分の感性を高めて、いろいろな事をゆっくりと考えることで脳内を整理してくれる。 結果として、こういう時間が、コミュニケーション能力も高めてくれるものだと言い訳。
なすやきゅうりなどの野菜の苗モノを買ったものの、最近の天候不順にびびって、まだ畑に定植していない。 ここ二日間は、とてもよい天気で気温も高かったので良いかと思ったのだけど、天気予報だとまた明日、明後日と荒れそうなので、連休の後半まで様子見をすることにした。 箱栽培のアスパラは、おそろしいもので、最初に出ていた数本は、あっという間に30cmを超えてしまいあわてて収穫したのだけど、その後にまた数本芽がでてきて、わすが4日くらいの間に20cm近くのびたので、もう食べられる。 培養土のセットが強力なのか、生命力なのか、とにかく育ちが早い。 本当は連休中に畑周りの仕事を片付けようとおもったのだけど、天候の不順を理由に結局前半は畑仕事はせずに、溜まっていた薪割りなどに時間を割いてしまった。 薪割りは、この冬に東電の配電経路変更に伴う電柱設置の関係で伐採した赤松やクヌギだけど、こちらは気持ち良くパカーンと割れてくれて、その音が裏山にこだまするので、その爽快感がストレス解消にもってこいだった。