若手のスタッフと業務フローの明確化とDB化の分析を行った。 工程の進捗管理などでは、とりうるステートのフェーズの種類を明確にしていく事が重要で、これらについて明示的な呼称を付して、共通の認識を持つことが重要だ。 しかし、日々の業務をデマンドベースで行うことに追われ、業務分析とか流れをロジカルに考えることが出来ない状況に陥る人が多い。 また、情報の生成と抹消を明確に意識して、情報の重複や齟齬の発生を防止することが重要なのだけど、これも認識の薄い現場が多い。 たとえば、顧客名という情報は、最初にコンタクトした時に生成され、まったく関与しなくなった時点で抹消され、それぞれ一度だけ行われるべきだ。(オブジェクト指向的言語でいう、コンストラクタとでデストラクタの考え) しかし、実際には、ある書類で顧客名を書いたり入力しているのに、別の書類や機会にまた書いたり、入力したりしている。 情報の生成と抹消が明確にされ、生成〜抹消までの間では、参照、変更を行うだけなのだが、この辺りの実務上での意識が弱いことによる混乱は、とてもよく目にする。 大昔に、勤めていた会社で、営業業務の分析〜RDBの作成をしたけど、今でもこの時の経験はとても役に立っている。