住民ディレクタという活動を杉並で行っている杉並TVのTさんと面談。 彼女とは、CANでずいぶん前からの知り合いで、慶応の国領さんの研究室にも所属していて、地域情報化の活動をしている。 いま、関わっている上野原のCATV UBCでも、地域の人による地域のための、TV局として地域発の情報番組をどんどん制作していきたいと思っている。 しかし、これを上からのメディア目線で、旧体質な放送事業者的な感覚で進めたのでは、高い、遅い、つまらないとなってしまう可能性がある。 そこで、マスコラボレーションで、住民ディレクタを養成し、地域の人が自ら製作に関われるスキームを作れればと思い、まずはTさんにご教授を願った。 いままでの、取り組みや流れは、予想どうりだったのだけど、以外にもというか当然というか、意見が一致したのは、放送的(旧メディア的)な製作スタイルや慣習は、この活動にとって阻害要因として大きく、特にそういう世界に長くいた人は、はじめから素人の製作を否定、拒否してしまうらい。 ということで、放送局としての製作ではなくて、インターネット屋としての動画番組制作というスタンスを貫くことが良さそうだというのが、今日の僕の結論。