最近、昔の部下と仕事をする事が多い。 別な会社に行ったり、起業した彼らは、それぞれ独自に仕事のスキルを磨き、経験をつんできているので、僕の知らない事や僕と違う視点もあり、その優秀さに感心する事しきりだ。 昔、有名な経営者の方が、上に立つ者が部下の能力や優秀さを羨んだり、それに対抗しようとするのは、器量の無さ以外の何でもなく、そういう人は成長しないと言っていた。 また、将たるものは器用ではいけないというのも、よく英傑を語る本などにある。 しかし、元部下の若くて優秀な連中と仕事していると、ちょっと競ってみたくなっちゃう自分がいる。 技術者同士としての議論ならば、遠慮なく競うんだけど、元部下とは様々な経営や戦略の仕事をしているので、こういうときこの感情がでてくると、器のなさが露呈しちゃうんだろうなと自戒することしきり。 今日もちと反省。