仕事柄、メイルによる業務連絡が多い。 たまに、字面だけみると、とても意に介さないというか、怒りたくなる部下のメイルとかもある。 ところが、一瞬そう思っても、読み返してみると行間に、それなりの背景が見え隠れする。 メイルリングリストなとで、気をつけなくてはいけないのは、誰が誰に対して書いている内容かだ。 メイリングリストの場合、Attentionを明確に書いてあっても、とうぜん他の人が内容をみて、横から口を挟むことはある。 この時、横から口を挟む人は、元のメイルが誰から誰へという基本的な背景を理解することが重要なのだが、得てして同報されるメイルを、主観的に受け取ってしまうことが多く、誤解や発散を生む事がよくある。
しかし、メイルのやり取りの仕組みに起因する誤解やすれ違いは、異国ならいざ知らず、職場などでは、ヒアリングすることで、充分な意思の疎通が計れるのだが、どうもヒアリングしない人が最近は多い。 「そんなこと、直接あって確認しろよ! もっと、正面から向き合えよ!」と怒鳴りたくなるのは、メイル文化のストレスなのか.....