数年ぶりに東広島市にあるシャープの通信事業本部を訪問。 ここは、シャープの携帯電話の主生産拠点だ。 かれこれ、僕はここと、28年間のおつきあいで、ここのロビーに掲げられている製品年表には、いろいろと開発で関わった製品が並んでいて、とても懐かしい。 一緒に開発業務をした仲間は、役員や本部長、事業部長などの要職に出世されているが、いまでも昔のように時間を割いて面談してくれるのは、実にありがたい。
今夜は、西条泊だったので、駅の近くで旧知の友人と一献。 待ち合わせのために西条駅前まで歩いて、街が再開発によって多く変わった姿をみておどろいた。 もう何年も再開発事業はしていて、既に数年前にメインストリートが変わっていたのだが、以前の駅前のメインストリートが行き止まりになって、そこにホテルが出来ていたのには唖然とした。 エルビーダが工場をつくり、広島大学が移転して、いまや東広島市への出張者が多くなり、ビジネスホテルの客室不足がいつも深刻だったので、大手のチェーンが進出してきたことは、実に出張族にはありがたいことだ。
今回の目的が動き出したら、またここへの出張が増えるので、今度はこの駅前のホテルに泊まろう。
5月19日にこの日記で、SIMカッターなんていうのが出てくるんじゃないかという話を書いたけど、本当にでてきちゃいました。 その名もCutMySIM。 これはカットして出来たMicroSIMを、普通のSIMとしても使えるようにするフレームまで付いてるそうだ。 6月発売開始ということで、WEBから予約も出来るようだけど、これを購入して、秋葉原とかで貴方のSIMをMicroSIMに加工しますなんていうお店も出てくるかも。
一方で、AT&Tは、iPhoneの定額制パケットサービスを廃止するなんていうニュースも入って来た。 いよいよ、データ通信over携帯網は、混乱と過密な時代になって来たので、Wi-Fiの利用価値がさらに上がるかも。
Twitterの使い方で、特定のテーマについて、ハッシュタグを使って意見交換や議論をするというのも、かなり増えている。 テーマによって違うかもしれないが、私がフォローしているあるハッシュタグでは、議論というより、たんなるヤジの応酬のようで、日増しに雑音化しているように感じる。 これは、やっぱり"つぶやき"だから、議論には向かないということなのだろうか? ある知人等は、140文字という制約は、論点を整理し、簡潔に主張を伝えるには丁度良いという意見をつぶやいていた。 これは、つぶやく前に思考するタイプの人には真だろう。 しかし、考える前につぶやいてる人、エンターを押している人には、理解しにくい考えかもしれない。
Twitterじゃなくても、思っている事をあまり考えずに口から発しちゃうタイプの人もいるし、物事を頭の中で整理してから口に出す人もいるので、Twitterは使い手によって、無意識下のつぶやきだったり、意識下のご意見だったりするんだろう。 このため、ちょっとした深い議論などは、議論と思ってる人と、しょせんつぶやきと言う人が混在していて、収束しないのかもしれない。
知り合いの忠南大学から客員で京大に来ているD.Y.Kim先生の講義を聞く。 今回のテーマは、Naming and Addressing for Future Internetで、IPアドレスのもつロケーターとホスト識別子の二面性を整理、DNSの拡張により、既存のIPv4/v6を変える事無く、これらが混在した状態で空間の拡張性を与えようという提案。
この類いの話は、Lin6などでもそうだったけど、IPアドレスの問題として、もう最初から消えないというか永遠のテーマになっていたりする。 しかし、このことか本当にインターネットの問題なのだろうか? もっというと、IPv4のアドレス枯渇は、本当に問題なのだろうか? いよいよ、IPv4の残りは、カウントダウン状態になっているけれど、枯渇しましたからIPv6へとなるのかというと、これまた疑問。 むしろ、NATとかAPP(Address Plus Port)とかによる拡張で進んだりするんじゃないだろうか。
今日の質疑応答のなかで、KIm先生はインターネットは生まれてから根本的には何変わってないと皮肉を言っていた。 しかし、何も変わっていないのは、そもそも何も変える必要が無い、根本から変えなくてはいけない課題が実は無いということじゃないの? 研究者や技術者としては、何も問題が無くても、何かテーマが無くちゃ生きてゆけないので、「手段のために目的を選ばす」的な問題提起をする習性はある。 でも、新世代ネットワークにしても、Funutre Intenetにしても、なんか琴線に触れない。
Simple & Stupidな、The Internetは、やはり究極の完成形だったりするんじゃないのかなと思う今日この頃。
四月まで手伝っていた山梨県上野原市の情報通信基盤事業は、事業の中止を唱えていた市長が、現状の認識に誤りがあり、地デジ移行にむけた二重助成などは得られない事を議会で表明し、陳謝したそうだ。
これに対して、当然のようにその決断の遅さ、いままでの執政の誤りや、これを推進した議員や市民の会に対する責任を問う意見が噴出してきているようだ。 しかし、地上デジタルへの移行まで一年しかない今、なすべきことは、旧来のしがらみによる避難合戦ではなく、まずは整備漏れした市民や共聴組合に対して、具体的にどう対処するかだ。 主義主張や責任追及も重要だけど、そちらには期限はなく、アナログ停波には明確な期限があるのだから、優先順位を間違えてはいけない。
今回、市議や市長という政治が、情報通信事業を政争の具にして、結果として市民が不利益を被ったことは、本当に悲しいかぎりだが、いまこそ政争を休戦し、市民の利益を優先した対応をすべきである。
また、わたしが注目したいのは、専門家として市長の専門委員会に名を連ねた学識者、有識者の方々は、この件をどう捉えているのかだ。 これは、市議や市長が今後どうするかという事とは別で、純粋に有識者、学識者という個々人がどう自己総括するかという意味だ。 「あの委員会は、引き受けたけど一回しか会合はなかったし、自分は言える範囲の事しかしていませんしね」みたいな対応だったら情けない。
こういうときに、社会に対する識者としての責任対応をどうするのかは、ウオッチしてみたい。 この方針をみて、いち早く自分の見解を表明する委員は、はたしているのだろうか?
山梨大学でベンチャー論の講義をするために、甲府にいく。 ところが、立川で特急にのったら、車内アナウンスで人身事故のため運転見送りとのこと。 予定では、甲府について知り合いの会社の事務所からネット接続して、IEEE802.11のFIA Study GroupのWEB会議を行なう予定だったのが、結局会議時間には到着しないことが判明。 急遽、列車内からHSDPA経由で接続して、メイリングリストに会議キャンセルのアナウンスをし、WEB会議の会議室を開き、ホワイトボードにキャンセルの旨を記載。 それでも、定刻になったらヨーロッパから一人参加者がログインしてきたので、チャットでキャンセルを伝えたりして、どうにか収束。 こういうところで、電話会議より、WEB会議の方が便利で、IPベースのほうがロバストだということを再認識。 VoIPの音も十分品質はいいし。
肝心の講義は、学部の四年生が対象で、履修者は80人くらいということだったが、実際には60人くらいな感じ。 大きな講堂なので、ちょっと散漫な感じは否めない。 それでも、内職してたり途中で出入りしたりする学生が一人二人いたけれど、思っていたよりは、学生がまじめに聴いてくれていた気がする。 一人だけあった質問は、M&Aで売買代金は誰に入るのかという質問。 株主と経営者の区別というのは、なかなか実態として認識しづらいんだろうなと感じた。
卒業後に起業してみたいという学生が数人いたけど、はたして彼らがこれからどんな道につくのだろうか? 少しでも今日の話を、何かの機会に思い出してくれたら幸いだ。
昨年度の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の成果発表会に顔をだす。 昨年、一昨年共同研究者として岩手県立大学と二年間取り組んだ地域テーマの内容を、ポスター展示していた。 しかし、この成果発表会は、もう限りなく参加者は採択された研究者と総務省の関係者ばかり。 会計事務などは、かなりややこしく、かつ使いづらい縛りをしているのだけど、こういう発表会の予算執行内容は、どのくらい精査されているのだろうか? 成果展開を、社会へ浸透させるのが目的ならば、もう少し効果的な手法を考えるべきじゃないだうろか? 通り一遍のHPでの告知程度ではなく、Ustで中継するとかもありだし、同じ時期に開催されているInteropなどとジョイントするとか、そういうことを少しでも検討したのだろうか?
公募研究の費用対効果は、単純に研究内容の波及性だけでなく、その制度の運用の良否も重要なはずだ。 年々、少しずつ改善されて、採択決定時期が早くなり、年度を有効に使えるようになった制度だったのに、今年はなんと採択決定、契約が8月頃になるようで、それから三ヶ月後くらいには継続申請が求められるという運用にも、甚だ疑問を感じてしまう。 本当に、良い研究を支援し、そこから国際競争力をというのなら、もう少し制度の見直し、複数年度予算の導入などもあるべきだろう。
はやぶさの帰還に合わせて、和歌山大学がUstream中継をされ、合わせてTwitter上に沢山のメッセージが飛び交った。 ちょうど、山梨から東京に向う車の助手席で、イーモバイルでの接続だったため、Ustreamは、停まってしまって見れなかったけど、Twitterの臨場感もあって、Liveの強みを感じた。 TVは見ていなかったけど、ネットで流れている情報だとTV局はネット中継はしなかったようだ。 ニュースの価値は、主観的なものだから、どちらがどうかはコメントしづらいが、こういう即時性のあるものが、それに興味のある人の手で、自ら放送されるというのは、とても素晴らしい。 従来ならば、ある事象を放送する場合、常にそれを扱うメディアの価値観や姿勢というフィルタやオフセットがあったけど、Ustreamなどは、ストレートに伝えたい人がリアルに伝えられるという点が大きい。 もちろん、編集やテロップというデフォルメはできないかもしれないが、ライブという事実の中継は、それだけで充分に強いコンテンツなのだから、発信することそのものが重要だ。 しかも、同時に複数の発信者が発信できる点も、事実伝えるという意味では、大きな点だろう。
現在、IEEE802.11で提案をしているFast Initial Authentication を国際標準として推進するには、上位レイヤーの標準化も連動する必要がある。 しかし、年6回の会合があるIEEE802.11以外に、年3回のIETFまで活動範囲を広げることは、とてもできない。 そこで、IETFで活発な人達と連携することになる。 元々僕の周りにはインターネット屋さんが多く、IETFにもに何度か参加したことはあるが、最近は長いこと参加していないし、キャッチアップできていない。 そんなわけで、インターネットのことならばと、知り合いの先生に、若手でこの分野に興味のある研究者を紹介してもらい、WEBミーティング。 ベルリン、福岡、京都、東京、藤沢からの参加で、初回にして、それなりに有意義な情報交換ができた。 いちど、IETFにも参加するかなと思ったら、7月はオランダとのこと、その二週間前がサンディエゴなので、さすがにこれはきつい。 とりあえず、少し意見交換をしながら、タイミングを計ることにする。
とあるメーリングリストが、文字コードの話題でかなり盛んになっている。(荒れているという表現は適さない) このスレッドの渦中にいるのは、僕が親しくしている人で、モヒカン属な人と彼を評する人もいる。 確かに、彼の投稿の書きぶりには物議をかもすネタが多く含まれているかもしれないが、それは表層的な話で本論じゃない。 そして、外野では彼に会った事も無い人が、その発言や挙動をもって、彼個人を軽侮する発言をしていたりする。 しかし、おもしろいもので、当の本人は目的の違うメーリングリストとかでは、今回騒ぎの元になっている文字コードについても、充分に寛容であったりする。 これは、彼がそれぞれのメーリングリストや議論の場、コミュニティの質に応じた挙動をしているという事なのだが、悲しいかなくだんのメーリグリストでしか彼を知らない人は、一をみて十を語ってしまうようだ。
今回の舞台のメーリングリストは、それなりに技術者/運用者のメーリングリストであり、そこには、皆が読めるコードで投稿しろというのは、まったくもって異論はないと僕は思うんだが、なんでこんなに議論が収束しないんだろう。 しかも、問題のコードは読めるし、普及しているじゃんという人がいるけど、実際にこのメーリングリストの主催側が提供アしているアーカイブでは、その文字コードの投稿は読めない状態になっているのだから、答えは自明じゃないのかな.....
毎年恒例の長男の学校の同窓生らとの旅行で、箱根に行く。 梅雨入りの時期で、旅行シーズンとしてはハイシーズンではないのだが、一時過ぎに到着した箱根湯本の駅はものすごい人。 ロマンスカーで箱根に来るのは実に久しぶりなんだが、駅も綺麗になっていてびっくり。 今日から、箱根登山鉄道では、線路沿いのあじさいをライトアップするそうだ。 僕たちは湯本に宿泊なので乗り換えなかったが、箱根登山鉄道は乗車するのに数本待たないとならないらしい。 昔よりも随分と車両数が増えているのに、この混雑というのだからたいしたものだ。 各種案内板は、日本語の他に英語と韓国語なども表示され、外国人の観光客もそこかしこに見受けられ、箱根という観光地の強さを実感。
夜は父兄、先生らとワールドカップを肴に部屋飲みで盛り上がった。
なんでも出来るSimple & Stupid なインターネットだが、時代の流れというか研究ネタというか、オーバーレイ仮想化ネタの話が多い。 今日は、夕方から自宅でこの関係の資料つくり。 この件で、先週某研究者と話をしたのだけど、確かに何でも出来るのではなくて、世代別とか目的別とかのクローズなネットワークを、インターネット上にオーバーレイで構築しても良いかもしれない。
しかし、この場合技術的な問題よりは、各仮想化ネットワークの利用目的とそこで要求されるネットワークの特性の定義の明確化がとても胆なんだが、それって結構難しい。 例えば、若い女の子専用のインターネットなんていっても、じゃどんな特性が必要なのかというのは、イメージ出来ない。 ネットワークの特性とか在り方の評価という指標を類型化して、それと用途のマッチングみたいなことを考えるが適当なのだろうか?
結局のところ、遅延、帯域、信頼性みたいなプリミティブな特性指標と、利用シーン、目的との整合というところだろうか? うーん、このテーマはちょっと悩まされるな。
一連の光の道議論は、先週の孫 正義vs池田 信夫対談とかも含めて、まだ続いている。 平成10年に徳島県鷲敷町で、無線による地域イントラの導入実験をしていらい、地域情報化に関わってきた。 地域情報化を推進する学術系の会議や、霞ヶ関の会議などにもいろいろと関わって来たが、自分が田舎に住むようになって、それらが「都会人の都会人により都会人のための地域情報化論」であることに、とても違和感を感じてしまった。
今の光の道議論でも、離島、中山間地域まで光なんていらないじゃないかとか、田舎に光のニーズはそんなにないだとか、いろいろと憶測、思い込みでつぶやいたり、投稿したりする人が多いけど、まったく大きなお世話だ。 田舎や離島、ラストワンホームにブロードバンドがいるかいないかは、そこに住む当事者が決める事だ。 しかし、使った事の無い人に、その利点や価値を教える事は出来ないので、社会基盤として普く広く市民、国民に良きものであるという充分な知見があるならば、すくなくとも必要といわれた時に、これに応えうる手法や対策は考えておくべきだ。 これは、いまの「引きたいと言えば引ける環境」をもって、整備済みとしている統計の考え方で有り,それ自体に問題はないだろう。 問題は、「引きたいと言えば引ける環境」にあるのに、30%しか利用者がいないことだろう。 自ら引きたい、使いたいと言わせる啓蒙や理解の浸透をせずに、「光の道」で、国が無理矢理引き込みを光化というのは、優先順位として先にやることじゃない。
話は揚げ足取り的だけど、「電話は離島まで引けたので、光だって出来る」という発言には、呆れ果ててしまう。 本当に残った離島の電話とかは衛星回線だっていうことも判っていないのか、知っていてもねじ曲げて発言しているのか、はたまた衛星で光なみの帯域が送れると思っているのだろうか。
六甲にある神戸大学に、旧知の先生を訪問。 セキュリティの専門家で、無線LANのセキュリティ解析等をされている。 神戸大学は、何人かの知り合いが大阪大学などから移籍されているのだが、キャンパスを訪問するのは今日が初めて。 それにしても、六甲の駅からのひたすらの坂道、しかも暑い.....というので、行くだけでぐったり。 しかし、六甲の高台にあるキャンパスからは、神戸の街並の眺望がすばらしく、夜景がみれるタイミングだったらすごいだろうなと歓心。
帰りは、一緒にいった研究仲間等の推奨で、551蓬莱の豚まんと焼売をお土産に購入。 以前から知っていたけど、買った事も食べた事もなかった。 新幹線の中では、ちょつと臭いが気になるかもと思って我慢して、帰宅してから温めてたべたけど、確かに美味しい。 関西出張者がよく買ってくるのが判る気がした。
新世代ネットワークのワークショップに参加。 プロジェクトリーダーらの発表に、国際標準化とか国際戦略という言葉はあるけれど、具体性がない。 とくに、ITUとかがフォーカスにあるのは判るけど、IEEEやIETFは相変わらずout of scope。 質問に対する答えは、FG(Forcus Group)で活動しているとか、参加しているとか。 そもそも、FGっていうのも、ITUなJargonだし。 常に、情報をキャッチアップしてるって、情報のキャッチアップは国際標準化活動のごく一部であり、それは主要な活動じゃないし。 どうも、根本的にフォーラム系での標準化活動に対する理解は、総じて低い。 国際標準化って、自ら飛び込んでいかないと何もできないのに.....
今日は、朝から知り合いの会社が事業説明の記者会見を行い、それをUsreamで流していた。 また、お昼前にはSBの孫社長が30年ビジョンをUstで放映。 この二つは、規模も視聴者数も大きく異なるけれど、大事なことはどちらも同じ仕組みで、簡単にインターネット越しに自主放映ができるということだ。 宣伝広告予算の多寡に関わらない。
放送という事業を行い、不特定多数に情報を放送する場合には、有線テレビジョン放送法などの法律の規制が沢山ある。 これは、放送のもつ影響力や公共性というものに起因していて、電波を使うかどうかには関係ない。 また、放送する番組の倫理については、自主的な業界規制のほかに、各放送局には番組審議会の設置などが義務づけられている。
映画などでも、アングラ局や海賊放送局が民衆の煽動に一役買うシーンはたくさんあるし、紛争地域や戦時中のレジスタンス活動などでの活用などは、実際に数多くある。
このように、簡単にインターネットで個人が放送できるとなると、このあたりの倫理の話とかはどうなるんだろうか? もともと、ネット上にはグレーなコンテンツがあるし、それが動画になるだけなんだけど、自主放送権をもって、かつその試聴可能者数が膨大ということは、本当に凄い武器だ。
ポジティブな視点だと、音楽シーンでストリートミージシャンが路上ライブからメジャーデビューするケースは沢山あるように、Ustライブからメジャーデビューする人やコンテンツが出てくる日も近いというのも楽しみだ。
今朝は、昨夜から宿泊している元バイト仲間等と小淵沢の鰻屋で昼。 相変わらずの盛況ぶりで、11時の開店と同時に満席。 予約をしていないので、鰻が出てくるまで30分はまつので、昼食にはちょっと早いかなくらいで、ちょうど良い。 しかし、ここはメニューが随分かわった気がするが、オーソドックスなうな重がいちばん無難。
さすがに、昨夜遅かったので、家に戻って午睡。 夕方涼しくなってから畑で、 リーフレタスとスティックセニョールを収穫。 リーフレタスは、たまたま耕した畝のスペースが空いてしまったので、ホームセンターで売れ残っていた苗を植えたら、結構順調に育った。 スティックセニョールは、もう花が咲いてしまっていたけど、花ごと食べれるので、こちらも摘んでみた。 しかし、この類いの野菜って、収穫のタイミングがなかなかわかりづらい。
ネットワーク機器世界最大手の外資に務める知人と会食。 彼は、僕をインターネットの世界に誘ってくれた恩人であり、同志。 インターネットの自律分散、End to End カルチャーの実践的な啓蒙をする人であるとともに、常に若い人になにができるかを考えている。 今夜も、そんな彼とは理系教育の話やWEB会議の話やらで、あっというまに時間が過ぎてしまった。
そんな彼は、最近とにかくtwitterにアクティブ。 某大臣の光の道構想に関係したハッシュタグは、いまやSPAMだらけでうんざりするけど、同じくらいの頻度で流れる彼のつぶやきは勉強させられる事が沢山あって、読み落としをしたくないというレベル。 やはり、自らの事例も踏まえ、教育論を語る人というのは、発言や行動にとても責任感をもって望んでいる事がわかる。
企業で社内公用語を英語にするというニュースが最近でてきている。 今でも、外国人取締役が多いような国際企業では、普通に会議も含めて会話は英語で行なわれているのではないだろうか? この英語公用語化とは、部署や外国人の有無に関わらずに英語にするということなのだろうか? もし、そうだとすると、いささか無理がある気がする。 海外展開するにしても、非英語圏での展開などでは、その地域の言葉でのコミュニケーションが重要で、英語というものにとらわれすぎないほうがいいのじゃないだろうか?
また、言語以上に思考、意思決定のプロセスやルールを国際競争力につながるようにすることも重要だろう。 言語だけを英語にしたところで、文化や思考背景が日本人的メンタルのままでは、外国人や外国とのビジネス展開に競争力があがるとは思えない。