山梨大学でベンチャー論の講義をするために、甲府にいく。 ところが、立川で特急にのったら、車内アナウンスで人身事故のため運転見送りとのこと。 予定では、甲府について知り合いの会社の事務所からネット接続して、IEEE802.11のFIA Study GroupのWEB会議を行なう予定だったのが、結局会議時間には到着しないことが判明。 急遽、列車内からHSDPA経由で接続して、メイリングリストに会議キャンセルのアナウンスをし、WEB会議の会議室を開き、ホワイトボードにキャンセルの旨を記載。 それでも、定刻になったらヨーロッパから一人参加者がログインしてきたので、チャットでキャンセルを伝えたりして、どうにか収束。 こういうところで、電話会議より、WEB会議の方が便利で、IPベースのほうがロバストだということを再認識。 VoIPの音も十分品質はいいし。
肝心の講義は、学部の四年生が対象で、履修者は80人くらいということだったが、実際には60人くらいな感じ。 大きな講堂なので、ちょっと散漫な感じは否めない。 それでも、内職してたり途中で出入りしたりする学生が一人二人いたけれど、思っていたよりは、学生がまじめに聴いてくれていた気がする。 一人だけあった質問は、M&Aで売買代金は誰に入るのかという質問。 株主と経営者の区別というのは、なかなか実態として認識しづらいんだろうなと感じた。
卒業後に起業してみたいという学生が数人いたけど、はたして彼らがこれからどんな道につくのだろうか? 少しでも今日の話を、何かの機会に思い出してくれたら幸いだ。