報道によるとドコモが全機種のSIMロック解除をするそうだ。 2011年4月から全機種ということだけど、この背景はなんなんだろう。 欧米では、iPhoneの独占的販売をしていたキャリアが訴訟されたりで、契約更新を辞めたりと、流れとしてSIMフリーになってきているのだろうか? 一部の報道では、ドコモは自らが先陣をきることで、ソフトバンクに圧力をかけるという見方を示しているものもあるけれど、なんかそれは違うんじゃないの? という気がする。 また、多様化するスマートフォーンのポートフォリオを充実し、他社SIMのユーザーを移行させる狙いとか、いろいろな読みが有るようだ。
僕は、全面的なSIMフリーの強制というのには反対したけど、同時にSIMロック解除であたかも全ての端末価格が値上がりするとか、現行機種のiモードが使えないからといって消費者メリットが無いなどと、なんちゃって公益論を振りかざす人が嫌いだったので、いろいろとこの件についてアゴラなどにも書いたりした。
しかし、このタイミングでドコモが全機種対応という方針を発表したことには、正直に驚いているし、その背景や意思決定のプロセスが是非しりたいところだ。