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2010-08-01 Coyote Urine 出動

_ [MISC] Coyote Urine 出動

  猛暑のなかなんとか畑に出動して、とうもころしの周辺のネットを張る。 今年は、三畝時期をずらして植え付けて、最後の一畝だけネットを張っていなかった部分にネットを施す。 すでに、最初の畝は収穫期に入っていて、今度の週末あたりがピークの予定。

  そこで、この前アメリカで入手してきたCoyote Urine(コヨーテの尿)の粉末を畑周辺に散布。 はしたて、これが効果があるのか不明だけど、臭いはそれなりに強いので、嗅覚の鋭い獣にはそこそこの距離まで匂うのだろうか。

  もっとも、これだけの効果を測定するのは難しく、総合的に判断しなくてはならないだろうけど、とにかく何をしようが、合わせ技だろうが、作物さえとられなければという心境で、来週末はもろこし三昧になることを期待。


2010-08-02 タイムアウト

_ [インターネット][PC] タイムアウト

  ホテルの予約サイトで、一連の予約に関する入力をして、クリックをすると、「一定時間操作がされなかったのでタイムアウトしました。 最初からやり直してください。」というエラーが出る。 Safariを使っているのだが、とりえずログインし直したり、キャッシュをクリアしてから操作をしても同じ。 別の航空会社の予約サイトでも同様の現象が起きたけど、そちらはログインしなおすとOKとなった。 どうも、キャッシュなのかクッキーなのかそのあたりの取り扱いの振る舞いの違いみたいだ。 以前はこんな事なかったので、バージョンに依存しているのだろうか?  じっくりいじり回している時間がなかったので、WindowsなマシンからIEで予約。 最近はサイトによって非対応のブラウザもあるので、ブラウザは複数使い分ける時代なのだろうか。


2010-08-03 インターネットは誰の者

_ [インターネット] インターネットは誰の者

  最近、あるMailing Listの投稿をみていると、インターネットというのは、商用ISPにより提供されるものだと認識している方が増えているように感じる。 大学や研究機関とか、企業とか中には個人とかが、ASをとって相互接続しているなんていう姿は、創造もされないようだ。 ISPの運用者が唯一のネットワークオペレーターだと思っている輩までいるように思える。

  たしかに、今やインターネットの利用形態のほとんどは,商用ISPの配下に接続されているのかもしれない。 そういう実勢からは、例えばDNSSECの導入だって、一部の運用者が力技で推進できるような気もしてしまうが、実際には小さなクラスレスアドレスなネットワーク運用者も沢山いるし、DNSの運用をしている個人も沢山いるので、どこまで浸透させるかは、かなり疑問だ。

 しかし、問題は、今や商用インターネット接続の形態しかしらない世代がいて、そしてその人達の表層的な知識にもとずく運用とかが、跋扈していることだ。 これは、物事の本質をしらずに、パターンだけで運用しているようなもので、障害解決などにネックになりそうな気がする。


2010-08-04 リア充とオタ

_ [MISC] リア充とオタ

  大手ネットワーク機器ベンダーに勤務する知人と、技術系出版社に勤務する知人と三人でイタリアン。 彼らは、私をインターネットの世界に導いてくれた人だ。 出版社勤務の知人は、もともも高校生の時に趣味のアマチュア無線で知り合っていて、20年近くたってから無線パケット通信系なコミュニティで再会したので、はじめてあってからは35年くらいの付き合いになる。

  彼らは、二人とも仕事でも趣味でも、いつも新しい事にチャンレジしているので、こうしてたまに会食しても、昔話ではなくて新鮮な話題が豊富で、いつも刺激をうけるのが楽しい。

  ボクの周りにはかなりの技術系な濃い人がいるけれど、皆ふつうに学生から社会人になり、結婚したり(離婚したり)、子供がいたり、転居したりという変遷があっても、常にその時々で適切に趣味や興味の対象との関わり方を変えながら適応し、継続的にそれを楽しんでいる。

  ネット系の濃いオタな人は、リアルが充実していないような捉え方をする人もいるけれど、結局リアルが充実していないオタって、むしろなんちゃって的だったりして、ほんものじゃない人が多い気がする。


2010-08-05 魚・魚・らーめん

_ [] 魚・魚・らーめん

  某お客様の指定で、福岡で打ち合わせのため、昼に福岡に移動。 とりあえず、お昼は、天神の正福で鯖みりん。 その後、お客様と打ち合わせ、さらにドイツとのWEB会議をしてホテルにチエックイン。

 夜は、某大学の先生や研究仲間と、天神のざうぉで一献。 ここは、店内に大きないけすがあって、魚を自分で釣ったりできる。 以前に,新宿に同様の店があって行ったことがあるけれど、調べてみたら同じチェーンで、こちらが本店らしい。 鯛はまったく釣れないどころか、こちらの餌を完全に無視して、悠々と泳いでる。 それにしても、やはりイカの活き造りとかは、福岡は安くて美味しい。 

  そして,最後はいつもの長浜へ。 元祖長浜ラーメンが移転して、午前中営業になってしまったので、今夜は元従業員が元の元祖のあった場所の真ん前に開いた長浜家なる店へいく。 地元の研究仲間らの弁で、ここの味は基本的に元祖にちかく許容できるとのこと。 もう一店、さらにこの店のアルバイトがスピンアウトした長浜家2号が近くにあるのだが、そちらはかなり評判が悪くて、みなさん駄目出ししてたのでパス。 確かに、味もシステムも元祖と同じ。 しかし、これを夜やっちゃいけないと思いながらも,やめられない。


2010-08-06 電車遅延な1日

_ [] 電車遅延な1日

  今日は、大阪の加美で打ち合わせで、その後山梨の家に帰るため、博多-新大阪-加美-新大阪-名古屋-塩尻-韮崎という経路で移動だった。 しかし、新幹線と大阪環状線以外は、みごとに遅延しまくり。

  まず、朝新今宮から乗った大和路線は、目的地の加美の駅の手前で、踏切の非常信号を受けたとかで,10分くらい立ち往生。 次に、打ち合わせが終わって加美駅にいったら、沿線火災の影響でダイヤが乱れていて、10分遅延。 大阪と新大阪の乗り換えは、どうにかぎりぎりで予約していた新幹線に乗れた。 そして、極めつけは名古屋から乗車したワイドビューしなのが、沿線の豪雨のため木曽福島の手前の坂下という駅で、なんと二時間半停止。 列車内で軟禁状態。 ようやく運転再開して、塩尻に到着したけど、塩尻から韮崎への特急には当然間に合わず、最終の各駅停車に乗り継ぎ。 しかし、この各駅停車も長野から来るのが10分ほど遅延していた。 ということで、21:00に韮崎に帰着の予定が、23:40くらいに日野春(各駅なので最寄りの駅で下車)に到着ということになった。 ここからタクシーで、ようやく自宅に着いたときには、日付が変わっていた。

  特急券は払い戻しだそうだけど、タクシー代が余分に発生したので、赤字だし、日野春の駅はもう人が居ないから払い戻しは明日以降にまた駅までいかなくてはならない。

  まぁ、もう一本遅い中央本線だったら、今日は帰宅できなかった事を思うと、このくらいで済んで良かったのかしらんとブラス思考で就寝。


2010-08-07 野菜は正直

_ [MISC] 野菜は正直

  テントウムシダマシに沢山浸食されて元気がなかった茄は、先々週に剪定をして、肥料をやり枝の誘引などもしたら、すっかり元気になって新しい実が綺麗に成った。 今年は、トマトもはじめてビニールシートの雨よけに入れて、枝の整理をしなが育てたら、それなりの実なりで今週は相当の収穫。 

  野菜は、丁寧に管理して育てれば、ちゃんと正直に成果が出る。 逆にちょっと剪定などか疎かになっていたししとうなどは、延び放題になってしまったので、こちらもすこし整理しないといけない。 いまのところトウモロコシは猿にとられてなく、今朝も十本ほど収穫、このまま逃げ切れるかが見物だ。

  午後からは、庭の芝生と家の周りの草刈りで、暑いから少しだけと思ったのだけど、結局夕方までかけて全部終了。 花壇の中の雑草は、手で抜かないとならいので、ここだけ残ってしまった。


2010-08-08 熱暑も一休み

_ [MISC] 熱暑も一休み

  朝6時から集落の電柵の下草刈りに出労。 あまり、草が伸びてなかったので小1時間で終了。 薄曇りで日がさしていないかったので、朝食前に畑の草刈りをして、秋野菜に向けて古いマルチを剥がして管理機で少しだけうねる。

  昨夜は、窓を開けていたら明け方肌寒かったくらいで、今日も曇り空であまり気温はあがらず、熱暑も一休みと言う感じ。 朝食の後は、駅で一昨日の特急券の払い戻しを受けたり、本屋によったりと久しぶりに韮崎付近まで出かけた。

  それにしても、昨夜はなんかあまり熟睡できず、今朝も早かったので、とにかく眠くてしかたがなく、今日は長めの午睡をとってしまった。


2010-08-09 避暑勤務

_ [仕事][MISC] 避暑勤務

  今日は、外部とのアポも無かったし、家人が東京に戻るのが今日というこもあって、山梨で在宅勤務。 一日雨模様で、畑にでる誘惑もないので、じっくりといくつかの資料作成に没頭。 エアコンがなくても快適というのは、同じ姿勢でPCに向っているには、とてもありがたい。

  今夜というか明朝は、1:00amからIEEE802.11のテレカンなので、夜東京にもどってそのまま参加するつもりで、そちらに提出する資料も作成。 一方ではコメントを依頼していた、セキュリティの専門家からコメントが来たけれど、いささか各論で期待とは若干ずれている。 まぁ、それでも自他ともに認められているセキュリティの専門家からのコメントを得た事は大きな意味がある。

  IEEEもIETFも学会も異なるコミュニティでは、異なるお作法とネームバリューがあるけれど、一定のレベルの人達というのは、それらに関係なく縦横無尽というか、総合的に活動しているので、いろいろなところで認知されているようで、今回コメントをくれた人も、いろいろな人から名前を聞いていた。 こういうのが、グローバル的というんだろうな。


2010-08-10 IEEE802.11ah

_ [電波] IEEE802.11ah

  今朝のIEEE802.11のテレカンで、S1G(Sub 1 GHz) Study Groupの策定したPAR&5C(プロジェクト承認申請と5つのクラテリア) が承認され、IEEE802.11ahとしてタスクグループが発足することが確認された。

  これは、ITU Region 2 (北米等)で割り当てられている900MHz ISMバンドなどで、IEEE802.11なワイヤレスLAN方式を利用しようというものだ。 ただし、規制上900MHz ISMに限定ではなく、1GHz以下で使うということで、将来他の低い周波数での利用も想定されている。 (ただし、TVホワイトスペースは除く)

  これは、ある意味コモンズの拡大への布石かもしれない。比較的狭い帯域でも無線LAN方式が使えるための下位層の規格が先にあれば、今後、周波数再編や見直しの時に、いちいちシステムをゼロから議論しないでもいいし、汎用性、可用性が高い。 

  一方、アゴラに「ホワイトスペースは、ホワイトにならず」で書いたけど、日本では技術中立性や可用性を無視した、垂直統合、裁量割当型ガラパゴス方式が未だ続いているのとは大きな違いだ。


2010-08-11 お絵描き

_ [仕事] お絵描き

  どうしても、プロジェクトとかを簡単に説明するのには、A4一枚なポンチ絵を書く事が多い。 僕は、PowerPointを使ってるのだけど、もともとPowerPointは、プレゼンを前提としているので、用意されている便利なスタイルシートとかは、基本的に大きなフォントと構成になってしまう。

  でも、役所の報道資料とか印刷物として配布される資料だと、やたらつめこんで、まぁよくやるよなと思うくらい一枚になっている。  あれは、あれでテクニックなんだろうけど、逆にあのくらいの密度を前提としたスタイルシートとかテンプレートが最初からあると嬉しいけど、やはり米国人的にはそういうのはワープロやDTP系なソフトのファンクションとして捉えているのだろうか?


2010-08-12 事業継承の形

_ [仕事] 事業継承の形

  最近、周辺の事業継承の形をみているといろいろと勉強になる。 某超大手ベンチャは、カリスマ的創業者が、学校をつくって後継者を育てるという。 今日の昼は、この会社の元社長室にいた知人と一緒だった。 僕とこの知人は、この経営者の真近で仕事をしていた時期があるのだけど、ふたりの一致した感想は、今回のやり方にはいささか疑問符がつくかなという点だ。 ただ、とにもかくにも日本、いや世界でもTopクラスの企業家である彼が、ここ数年没頭していたドメインから、またぞろ新しいなにかを模索し始めた感がひしひしと伝わってくるので、その一環かなと思いワクワクしながら見ている。

  たまたま、僕の周りのいくつかの企業が、事業継承の時期にあるので、その取り組みをみいていると、オーナー企業、中小企業は、やはり属人的な継承にならざるを得ない。 そのなかの一つである、知人の会社は、残念ながら後継者がいないので、僕的にはM&Aによる事業継続を提案している。 また、別のそれなりの規模の会社では、経営者が差し迫った自分の高齢化から、若い世代へり継承を考慮、組織改革と権限委譲を進めているが、長年ワンマンでやってきた会社で、社員もどっぷりとその文化で育ったため、結局のところヒラメ的保身社員が多く、しかもそういう社員しか重用してきていなかったので、こちらも見ていてかなり盤石な事業継承にはほど遠い。 

そんななか、冒頭のベンチャーの雄が、自らのコピーを育成するような感じの継承に出たのには、少し驚いた。 M&Aなどでは、株主本位、経営・資本分離的な発言もしていたはずなんだけど、今回のパターンはとても私物化的イメージを強く感じる。 

  本田宗一郎さんが、自らの会社に自分の名前を冠した事を悔いていた話とか、松下幸之助さんが企業は社会の公器と言っていた事とは、いささか違うのかなと感じたりする。


2010-08-13 My Mojito

_ [MISC] My Mojito

  午後から特急で山梨に移動。 さすがに、今日の特急は満席で、昨日指定を予約しといて良かった。 今日は倒木も豪雨もなく、無事に夕飯前に帰宅。 ちょっと畑にいって、トマトやらししとうやらを収穫。 今年は、大玉のトマトの実なりが本当に良いのがうれしい。

  山梨の家には、Amaznoで発注した880円送料無しのアイスクラッシャーが配達されていたので、早速に先日某バーでいただいたペストルで風呂上がりにMojitoをつくってみた。 うちの場合、ミントがスペアーミントなので、ちょつとこのペストルでは、切れ切れにはならい。 やっぱし、ペパーミントがいいのだろが、まぁ買い物じゃないので良しとする。 画像の説明


2010-08-14 農産物加工

_ [MISC] 農産物加工

  昨夜から雨で、いちにちくもり時々雨。 消化が追いつかないともうろこしをコーンスープにし、トマトを水煮の瓶詰めにし、ミニトマトをセミドライのオリーブオイル漬けにと、ひたすら加工。 

  野菜がJust In Timeでできるような方法とか技術があれば、きっとノーベル賞ものだろうなと思ったりする。 

  夜は、集落の若い人かが中心になって開催している夏祭りにでかける。 今年は、純粋にゲスト的な参加で堪能。 あいにくの天気だったけど、久しぶりに公民会での開催となり、集落の人の笑顔がなんともいえず嬉しい。 こういう文化を、煩わしく思う人がいるのも判るけれど、これは価値観なので、主観的な感じ方は違っても、そのものを否定することは誰にも出来ないのではないかと、某twitterリストに叫びたい。


2010-08-15 夏休み......ではない

_ [MISC] 夏休み......ではない

  昨夜は、集落の夏祭り、若い人達が中心になって毎年行なわれているお祭りも、今年は久しぶりに集落の中心にある公民館で開催。 あいにくの雨模様だったけど、外で楽しめる程度のくずれだったので助かった。 今年は、とくに準備等に参加することもなく、100%ゲストモード。 なんか、これはやはり少し申し訳ない気もするけど、かといってしゃしゃり出るのも違うと思うので、純粋に楽しみました。 そんなわけで、撤収の手伝いもなく比較的早くに帰宅したんだけど、なんだか中途半端に寝てしまった影響で、今朝は超寝坊。

  遅めの朝食の後、明日の帰京の切符を駅にとりに行ったりしたあと、畑を秋野菜のために少し耕していたら、大泉に別荘をもっている知人が訪問。 彼とは、今年の秋の学会のLAを一緒に行なうので、かるく意見交換をする。 彼は、医療系ネットワークに詳しく、そちらでの別な実証実験の話などもできた。

 夕方からは、白菜の種を育苗用のポットに種まき。 去年、初めて苗をやめて、種から育苗してみたのだけど、まぁそこそこに欠株が少なかったので、今年も種からチャレンジ。  本当は、種も自分で採取、保存すれば完全に循環型になるのだが、まずは苗から育苗という段階。 少しずつ、自分でできる種類を増やしていければと思う。

  さて、本題の夏休みは、先週の金曜日から今週の中旬くらいまで山梨でゆっくりとと予定していたのだが、金曜日も昼過ぎまで仕事だったし、明日の朝東京に戻らなくてはならなくなってしまった。

  そんなわけで、夏休みといのうは、なんだかちゃんと取れそうも無い。 今週の木、金が休めればなと思うけど.....どうなることやら。


2010-08-16 任意団体のコンプライアンス感覚

_ [NPO] 任意団体のコンプライアンス感覚

  長男の卒業した学校から、賛助会なるものの発足とその入会の案内が来た。 しかし、差出人は事務局となっており、署名も責任者も不明で、住所だけが学校の所在地となっている。 この学校には、在校生の保護者会が存在しており、慣例的にはそこの活動として卒業生への案内などが行なわれていた。 過去に、この組織とは別な会が複数あり、複数の会計が存在して混乱していた時期があり、それらを解消し在校生の保護者の会に一本化した経緯があるのだが、また同様のフェーズに突入したのだろうか?

  とにもかくにも、主催も文責も計画も十分な説明がなく、設立趣旨と同時に寄付のお願いというのは、正直驚愕させられる。 NPO等では、当然ながら設立趣旨の説明と事業計画があるし、企業などの設立でも発起人会があり、スタート後に対外活動が開始される。

  たまたま、僕の周りで最近NPOを設立するひとが数人いて、相談をうけたり、参加したりしたが、そいうプロセスをする人は、煩雑なことをきちんとがまんして進めていて、説明責任を果たしている。 しかし、今回の学校に限らず、保護者会的な任意団体は、こういうことをないがしろにしているところがよくある。 まぁ、そんな硬い事は言わなくてもいいじゃないかというのはあるけれど、そういうふうに受け取ってくれる仲間うちに対してこそ、主催側は自らの行動をきちんと説明できるような対応をすることが重要で、こうるさい人をさける団体や人は、結局持続しない。


2010-08-17 携帯おまかせロック解除

_ [電波] 携帯おまかせロック解除

  先日、紛失した携帯が見つかり警視庁遺失物センターで引き取って来た。 とりあえず、この携帯は、おまかせロックなるサービスでロックされていて、以前に使用していた別な機器があったので、再発行したFOMAカードで同じ携帯番号を継続して使用している。 基本的には、どっちでも良いのだけど、直近のいくつかのアドレス登録は、紛失したほうにしかないので、ロック解除をしようとしたら、これがなぜか出来ない。 ドコモのHPから会員向けサービスにログインしてみると、既に解除というステータスになっている。 どうも、ステートマシーンがラッチしているんじゃないかしらん。 明日でもショップに持ち込んでみてもらうしかなさそうだ。


2010-08-18 技術者の矜持

_ [仕事] 技術者の矜持

   昨日、経済誌のHPや夕刊にある研究機関が開発した通信システムのニュースが乗っていた。 あたかも、イノベーションのような書きぶりだったけど、ニュースの中身からは既出の技術や研究との差異がわからなかった。 もしかしたら、詳細を聞いたらとてつもなく革新的な内容がある可能性はゼロではないかもしれないが、少なくともリリース、記事の内容からは読み取れないので、まずそんなことはないだろう。

  民間の企業が、既に周知されているような技術を採用しても、その製品化や実用化、あるいは低価格化や小型化などに従来の技術を凌駕するものが含まれている場合に、それなりにキャッチーな発表をすることはままあるし、理解できる。

  しかし、研究所レベル、まして公的なところが、あまりにコスメティックな発表をするのはいかがなものだろうか。 過去の研究や技術も、本当にサブマリン特許のように表にでていかなったものならば、知らなかったということもあるだろうけど、かるくネットで調べれば判る程度に露出している類似先行がある場合に、そんな言い訳は効かない。

 昔、モバイルIPの実験成果を発表したら、その数ヶ月後に某大手企業が限りなくそっくりな成果発表をしたことがあった。 その時も、技術の根本的な差異ではなく、対象車両の時速を強調するような発表だった。 後日、この発表をした研究部門の人とお会いしたら、とても恥ずかしそうに言い訳をしていたことがある。

  組織やプロジェクトでは、それに関わる人間が、その革新性などに疑問を抱いてる場合でも、話題性や成果の宣伝を優先せざるを得ない事情が発生することはあるかもしれない。 しかし、これは本当のところを一番知っている現場の人間に、その後ずっと後ろめたさのようなものを抱え込ませることになる。 また、こういう事情が優先するような事を続けて行くと、やがて捏造論文のようなものが生まれてくる土壌になる事が危惧される。 さらには、メディアがいたずらに提灯記事を書いて、こうい風潮の片棒を担ぐのも問題だろう。

  今回のニュースを見ていると、日本の独創力というのは、本当に失われつつ有るんだなと感じてしまう。

  


2010-08-19 スマートじゃないスマートフォン

_ [PC] スマートじゃないスマートフォン

  一般の携帯電話にくらべて、高機能、高付加価値がスマートフォンかと思ったら大きな間違いだった。 携帯電話は,結局のところサービス会社のサービス端末であり、トータルシステムとしての出来の善し悪しがとても重要ということを、本日再確認した。

  先週紛失した、東芝のT01 Windows Mobile機種は、もともと三桁特番(110番とか)に発信出来ないなんていう、超ド級の不具合をだした迷機だけれど、今回の紛失でさらにいろいろな事が判った。

  まず、紛失したために、即座にドコモに電話をして、サービスの停止をしてもらった。 この時、ドコモ側からリモートによるロックをする"おまかせロック"なるサービスが出来る旨告げられたので、それをお願いした。 そして、携帯の場所が探せるか聞いたら、通常の機種はできるが、このスマートフォンは出来ないとのことだった。 まず、ここで減点1。

  さらに、もし拾得した人がハードウェアリセットをすれば、内部データは消失して流出はしないけど、その人が端末として利用できちゃいますとのことで、減点2。

  とりあえず、おまかせロックをしてもらい、古い機種で電話ができるようにFomaカードの再発行をショップでしてもらったが、T01はiモード非対応なので、メアドも当然変わる。 まぁ、これは承知のこととはいえ、システム設計としてはなさけないので、減点3。

  そして、先週無事に見つかり、警視庁の遺失物センターに保管されたので、取りにくるようにという連絡をドコモから連絡をうけて、一昨日無事に回収。 電源をいれると、"おまかせロック中"の表示で、一安心。 しかし、これの解除を自宅にもどってPCからするけれど、なんどやっても原因=その他 なエラーになる。 昨日、会社の近くの購入したショップに持参して解除をお願いしたが、お店のシステムでもうまく解除できず、サポートセンターのようなところにお店の人が電話するもなかなかつながらない。 こちらは、次の予定がつまっていたので、一旦撤収。 本日、自宅の近くのドコモショップに時間の余裕をもって持参、お店の人がどこかに電話して問い合わせしたりしながら悪戦苦闘一時間半。 結局解除できずに、端末を預けてメーカーで解除してもらうことになる。 しかも、万が一の場合データーが消える可能性があるとの事......ガーンで、減点100。

  iPhoneなんて、Mobile me との連携で、すぐに場所がわかるし、ロックも解除もサクッとできる。 これは、キャリアに依存しないで端末を売っているAppleのサービスがちゃんとシステムとして機能しているということだし、モジュール化されているということだ。 結局、突貫工事的に無理矢理Windows Mobileをキャリアのシステムとの連携も考えずにリリースした機種の程度というのは、この程度ということなのだ。 まったく、スマートじゃないな。


2010-08-20 使わずして語るな

_ [インターネット] 使わずして語るな

  Twitterなどで、電子教科書に関する議論が白熱している。 電子辞書は、一覧性に欠けるとか、辞書を引く行為によって記憶が形成されるとかいう、じつに下らない反対論が根強い。

  まぁ、ご多分にもれず、こういう反対論の人は、はじめに反対ありきで、本当に冷静に比較考証して発言していないことは明白だ。 だいたい、電子教科書だろうが教科書だろうが、道具であり教育本体ではなく、時代や環境に応じて、目的である教育に合致したものを選択する事が重要であり、どちらかが一方的に優位なわけでも、どちらかに統一するべきものでもないだろう。 それなのに、電子教科書の配布ありきな論を張る方も、いささか無理が有るし、電子という言葉だけで反論するほうも、いかがなものかだ。

  たまたま、今日は、推進側のつぶやきで、電子教科書の導入で、雑務から教師を解放できるなんていうのがあったが、これなんかあきらかに感情的発言で説得力がない。 教師の雑務がどういうふうに、構成されていて、そこに電子教科書を導入した場合、どれだけの時間的利益が得られるのかなんていう、あたりまえのコスト分析も費用対効果解析も無い。

  昨今の一連の論争を見ていると、なんでこうも皆さんステレオタイプなんだろうと呆れてしまう。 そして、ステレオちっくに原理主義的発言をしているくせに、ちょっと突っ込まれると100%ではないとか、場合によるなんていう反論をするから、まったく議論は収束しない。

  先般も、とある放送系の方がメールニュースで、Ustなどは誰でも使えて手軽だけど、品質では従来の放送系技術が優れているので,自分たちは一線を画して高画質路線を進めるなんて書いてあったけど、この人達がUstとかをちゃんと使った事が無いのに、こういう結論になるのも原理的だった。 実際に、いけてる放送局は、ちゃんとネット用の低画質も、放送やDVD用の高画質も、適材適所で使い分けているのだ。

  使った事も無い人間が、なにかについてステレオタイプな論評をする時は、まずはじめに主張ありきであり、合理性も理論も無い事が多い。


2010-08-21 猛暑不作

_ [MISC] 猛暑不作

  今年の猛暑の農作物への影響が、いろいろと出ているらしい。 僕の畑は、基本的に簡単なものしか作っていないのだけど、今年異常だったのは、いつも困るほどできるモロッコインゲンが最初だけまともで、途中からまったく実なりが悪くなったことくらい。 その他の野菜は、皆元気だし、むしろ去年までよりも好成績かもしれない。  じゃがいもが、ちょっと小粒だったけど、それはどちらかというとテントウムシダマシの影響の気がしている。

  ところが、いつも人参をわけてもらっている明野の知り合いの畑に久しぶりにお邪魔したら、なんとかなりの影響で、まったく駄目らしい。 この知り合いいわく、雨の時期が悪かったのと、連日の猛暑の影響だそうだ。 周辺のワイン用の葡萄畑も、今年はかなり深刻な状況らしい。 そういえば、桃もおいしかったけど収量はかなり少なかったらしい。

  秋野菜の植え付けのために畑を耕してみたけど、雨がふっていないので、土が硬すぎで話にならない。 そろそろ、一雨ほしいなと切に思う。


2010-08-22 渋滞@高速&自宅ネットワーク

_ [インターネット][MISC] 渋滞@高速&自宅ネットワーク

  今夜の東京への戻りは、いつもの小仏トンネル先頭の渋滞が25kmにもなっていた。 しかも、途中に何台も故障車がありで、須玉から武蔵境まで帰るのに4時間近くもかかった。 夏場は、いつも渋滞だけど、久しぶりの長時間だった。 もっとも、僕は助手席でネット接続しているだけなので、運転している家人の大変さを思うと、頭が下がる。

  一方、今日の夕方から突然東京の自宅のネットワークにアクセスできなくなって、こちらも渋滞。  ネットワーク配下のサーバー類全てはもちろんのこと、ルーターにもIPリーチしない。 上流のISPまではトレースできるので、どもうルーターあたりがお亡くなりになった可能性が大きいと推察。

 深夜の二時近くに自宅について障害切り分けを開始。 LAN側からみたらルーターは生きていて、WAN側のイーサがリンクダウンしている。 その先にあるONUをみると、こちらでも対向しているイーサがリンクダウン。 両方ともリブートしても変化はないので、L2が怪しい。 

  この家は、最初からMDFに某電工会社のL2スイッチが内蔵されていて、各部屋に情報コンセントが分配されている。 とはいえ、このMDFは風呂の脱衣場にあるため、ONUだけをそちらに置いて、このスイッチ経由で2階の部屋にあるルータへ接続している。 唐突のダウンということから、このスイッチがどうも怪しい。 このスイッチをリセットしても回復しないので、とりあえずスイッチをパスして、ONUとルーターを直結したら復旧。 やはり、このスイッチが死んだみたいだ。 備え付けのものは、どうにもできないので、とりあえずは手持ちの長いイーサケーブルを自宅内に露配して、仮復旧。 あとは、建物の管理会社に修理を頼むしか無い。


2010-08-23 QC/QAの基礎知識

_ [仕事] QC/QAの基礎知識

  とあるエンジニアから仕入れ先の出荷検査基準が緩過ぎると思うのだがという相談を受け、その出荷検査基準をみせてもらった。 量産品のOQCの抜き取り検査基準で、AQL が、 Critical=0/Major=0.65/Minor=2.5というもので、内容的にも一般的なものだが、この担当者がAQLとか抜き取り検査といものを知らなかっただけだった。

  実は、メーカーの開発にいる人間でも、こういう最低限のQC/QAの基礎知識を有していないのが、昨今の現状だ。 もっというと、開発にいても一度も製造、生産現場に行った事が無いエンジニアも沢山いる。 大手メーカーなどでは、研修でラインに入ったり、QCのセミナーを受けたり、QCサークルとかがあったりするのだろうが、中小のメーカーでは、なかなかそういう経験が出来ない。 しかも、OEM/ODMとかEMSで、一応それなりの製品が出来てしまうので、どんどんこの傾向が強くなっているようだ。 また、学校とかで設計の基礎知識は学んでも、品質管理などは、職場でないと学ぶ機会もほとんどない。 

  一方、日系企業がかつて持ち込んだQC/QAは、中国や台湾で成功している企業には、しっかりと根付いているようだ。 こうなってくると、日本の製造業って、本当に大丈夫なのかと思ってくる。

  日本は、モノ作りで国際競争力があるといつまでも昔話を信じていてはいけない。


2010-08-24 L2SW復旧目処立たず

_ [インターネット] L2SW復旧目処立たず

  日曜日に故障した自宅のL2Swは、管理会社に電話したところ、今日の夜になってようやく担当の工事業者から電話があった。 しかし、この業者は、旧来の宅内電気工事屋さんらしく、L2SWなんて言葉がさくっと通じないレベル。

  とりあえず、来週にいちど現物を見に来てもらうことになった。 しかし、たまたま我が家の場合は、僕が障害切り分けをして、原因特定をしたけど、これが一般の家庭だったら、確認事象は"部屋でインターネットが使えません"であり、通信事業者、プロバイダー、パソコンベンダー等の関係者に全部たらい回しにされるんじゃないだろうか。 建物に情報コンセントを取り付けるような不動産の場合、管理業者も指定電気工事屋さんをそれなりのところにしてもらわないと、箱ものと実態が乖離しゃう。


2010-08-25 エネルギー充填

_ [MISC] エネルギー充填

  久しぶりにグループ会社のSE達と一献。 まったくといっていいほど、実もなければ、品もない馬鹿話で盛り上がる。 最年長でも、僕とは一回り以上違う連中なので、一応若手のエネルギッシュさがあるので、こういう気の置けない飲み会で、一緒に笑壇していると、なんだかエネルギーをもらった気になる。 これで、朝起きて疲れが残らなければ、いいんだけどな....


2010-08-26 上海-同里湖

_ [] 上海-同里湖

  午後の飛行機で上海に移動。 浦東から打ち合わせ先のピックアップで上海市内に移動、途中何度も故障車渋滞があり、市内まで二時間近くかかる。 市内の四川料理で会食、比較的新しい流行のレストランで、いろいろとシェイクサラダだとか、筆の形をした砂糖菓子だとか、面白みを出しているので、そこそこに流行っているようだ。 しかし、店員がフロアーを走るのは、なんとかならないのかと思うのは、日本人的かな?  レストランにはいってる間に、激しい雷雨がはじまり、店を出る時もスコールのような状態。 そこから、明日の打ち合わせ先の近くである同里まで、また一時間半くらい車で移動。

 相変わらず、インターネツトは、twitterとかfacebookにでていけないイソ他ネット。 VPNもうまくとおらないのが痛い。


2010-08-27 製造業スタイル

_ [仕事] 製造業スタイル

  上海郊外にある台湾系大手総合電気メーカーの工場を訪問。 この会社は、発電機などの重電から、白モノ家電、情報通信機器、太陽電池などを手がけている大手だが、自社ブランドと合わせてODM/OEMまで手広く展開している。  今日訪問した工場は、液晶モニターを中心とした生産工場で、射出成形の工場も同一敷地内にある。 

  沢山の中国の電子機器工場を見てきたけど、ここはさすがに品質管理もふくめて、日系企業の工場に負けない管理と体制をもっていて、それ誇りにしている幹部スタッフの姿勢も、なんだかとても頼もしい。

  広州の工場に比べると、全体として生産ラインの従業員の平均年齢は高めなようだし、恐らくコスト的には、それなりに高いと思われるが、その分品質とビジネススタイルに対する信頼が高いのだろう。 そこそこに、有名なクライアントが沢山いるようだ。

  数年前に訪問した、ある日系企業の工場は、もう呆れくらい酷い品質管理体勢で、不良がでるのも仕方が無いというのもあって、またしても日本の製造業の競争力低下を垣間見てしまった。

  夕方上海市内にもどり、浦東の以前に言った事のあるレストラン唐朝で夕食。 予約無しだったのだけど、受付の子がいろいろと気を利かしてテーブルを用意してくれた。 ここは、広東、四川、上海などのバラエティが豊富で、焼き小龍包が今日のヒット。


2010-08-28 プリッツ上海蟹味/フカヒレスープ味

_ [] プリッツ上海蟹味/フカヒレスープ味

  朝の便で上海浦東から成田へ帰国。 浦東の空港でお土産をみていたら、プリッツのご当地バージョンを発見。 上海蟹味、フカヒレスープ味、北京ダック味、四川激辛味などがあった。 とりあえず、話のネタに上海蟹味、フカヒレスープ味を購入。    混雑で離陸が若干遅れたものの、定刻より15分遅れくらいで成田に到着。 一旦、東京の自宅に荷物を置いて,夕方から八王子でCATV関係の時の仕事仲間との飲み会。 久しぶりに、フルメンバーが揃っての飲み会で一騒ぎ。 その後、八王子から特急で山梨に帰宅。  画像の説明

2010-08-29 コロン マンゴプリン/エッグタルト

_ [] コロン マンゴプリン/エッグタルト

  今朝、プリッツ中国限定版を家人に渡したら...彼女も今週観光に行っていたマカオ/香港で、クリームコロンのマカオ/香港限定版 マンゴプリン味とエッグタルト味を買ってきていた。 まったく、うちの家族は、なんでこういう地域限定商法とかに乗りやすいんだろう...画像の説明


2010-08-30 業界標準化活動

_ [電波] 業界標準化活動

  無線LANの民間コンソーシアムであるWi-Fi AllianceのMarketing 及び Certification のDirector達が、最新のロードマップや活動の紹介に来られた。 直近の大きな変化は、WEPやWPAは禁止にし、これらをアクティブにしている無線LANには,Wi-Fi 認定をしないように段階的に移行することだ。 しかし、最終的に否認証なOpen方式が残るというのは、なんだかちょっとなという気がする。

  それにしても、Wi-Fi Allianceは、参加企業も沢山あって、こうして専任職員が活動できるほど、ちゃんと事業が成り立っているところが凄い。 そして、IEEE802.11の標準化とは、レイヤー分離をして、業界として標準がカバーできないレイヤをきちとん管理し、相互接続とマーケットにたいするアカウンタビリティをもっているといのうは、とてもスマートだ。 

  我が国では、どうも国際標準化という言葉だけが一人歩きして、レイヤーにより異なる組織を横断的に利用するという考えが弱いみたいで、昔ながらの一気通貫な仕様を押し売りする事が国際標準だと思っている人が多いようだが、せびこういう成功している標準の実態を学んでほしいものだ。

  夜は、知人が日本橋 玉ゐという穴子屋に連れていってくれた。   穴子というと江戸前の握りか,関西の箱寿司というのが定番で、うな重のような箱めしという食べ方ははじめて。 蒸し穴子はとても柔らかくて、鰻よりあっさりして食べやすく、なかなか絶品。


2010-08-31 成長企業

_ [仕事] 成長企業

  カメラ、複写機、プリンター等で躍進を続けるC社を打ち合わせで訪問。 この会社を最後に訪問したのは、おそらく2001年くらいだが、その時とはすっかり本社敷地内の建物などが刷新されていて驚いた。 

  東京にこれだけの拠点を構えている製造業というだけでも驚くけれど、その打ち合わせスペースが、実に沢山の訪問者で溢れている光景は、会社の活況をそのまま表している。

  レガシーな光学系からインターネットやディジタル技術という時代の流れに見事にマッチした経営展開をされた成功事例なのだろうな。 カメラメーカーやフィルムメーカーは、明暗がはっきりと別れて、衰退した企業もあるのだから、その違いを探るのは勉強になるかもれしれない。


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