長男の卒業した学校から、賛助会なるものの発足とその入会の案内が来た。 しかし、差出人は事務局となっており、署名も責任者も不明で、住所だけが学校の所在地となっている。 この学校には、在校生の保護者会が存在しており、慣例的にはそこの活動として卒業生への案内などが行なわれていた。 過去に、この組織とは別な会が複数あり、複数の会計が存在して混乱していた時期があり、それらを解消し在校生の保護者の会に一本化した経緯があるのだが、また同様のフェーズに突入したのだろうか?
とにもかくにも、主催も文責も計画も十分な説明がなく、設立趣旨と同時に寄付のお願いというのは、正直驚愕させられる。 NPO等では、当然ながら設立趣旨の説明と事業計画があるし、企業などの設立でも発起人会があり、スタート後に対外活動が開始される。
たまたま、僕の周りで最近NPOを設立するひとが数人いて、相談をうけたり、参加したりしたが、そいうプロセスをする人は、煩雑なことをきちんとがまんして進めていて、説明責任を果たしている。 しかし、今回の学校に限らず、保護者会的な任意団体は、こういうことをないがしろにしているところがよくある。 まぁ、そんな硬い事は言わなくてもいいじゃないかというのはあるけれど、そういうふうに受け取ってくれる仲間うちに対してこそ、主催側は自らの行動をきちんと説明できるような対応をすることが重要で、こうるさい人をさける団体や人は、結局持続しない。