無線LANの民間コンソーシアムであるWi-Fi AllianceのMarketing 及び Certification のDirector達が、最新のロードマップや活動の紹介に来られた。 直近の大きな変化は、WEPやWPAは禁止にし、これらをアクティブにしている無線LANには,Wi-Fi 認定をしないように段階的に移行することだ。 しかし、最終的に否認証なOpen方式が残るというのは、なんだかちょっとなという気がする。
それにしても、Wi-Fi Allianceは、参加企業も沢山あって、こうして専任職員が活動できるほど、ちゃんと事業が成り立っているところが凄い。 そして、IEEE802.11の標準化とは、レイヤー分離をして、業界として標準がカバーできないレイヤをきちとん管理し、相互接続とマーケットにたいするアカウンタビリティをもっているといのうは、とてもスマートだ。
我が国では、どうも国際標準化という言葉だけが一人歩きして、レイヤーにより異なる組織を横断的に利用するという考えが弱いみたいで、昔ながらの一気通貫な仕様を押し売りする事が国際標準だと思っている人が多いようだが、せびこういう成功している標準の実態を学んでほしいものだ。
夜は、知人が日本橋 玉ゐという穴子屋に連れていってくれた。 穴子というと江戸前の握りか,関西の箱寿司というのが定番で、うな重のような箱めしという食べ方ははじめて。 蒸し穴子はとても柔らかくて、鰻よりあっさりして食べやすく、なかなか絶品。