上海郊外にある台湾系大手総合電気メーカーの工場を訪問。 この会社は、発電機などの重電から、白モノ家電、情報通信機器、太陽電池などを手がけている大手だが、自社ブランドと合わせてODM/OEMまで手広く展開している。 今日訪問した工場は、液晶モニターを中心とした生産工場で、射出成形の工場も同一敷地内にある。
沢山の中国の電子機器工場を見てきたけど、ここはさすがに品質管理もふくめて、日系企業の工場に負けない管理と体制をもっていて、それ誇りにしている幹部スタッフの姿勢も、なんだかとても頼もしい。
広州の工場に比べると、全体として生産ラインの従業員の平均年齢は高めなようだし、恐らくコスト的には、それなりに高いと思われるが、その分品質とビジネススタイルに対する信頼が高いのだろう。 そこそこに、有名なクライアントが沢山いるようだ。
数年前に訪問した、ある日系企業の工場は、もう呆れくらい酷い品質管理体勢で、不良がでるのも仕方が無いというのもあって、またしても日本の製造業の競争力低下を垣間見てしまった。
夕方上海市内にもどり、浦東の以前に言った事のあるレストラン唐朝で夕食。 予約無しだったのだけど、受付の子がいろいろと気を利かしてテーブルを用意してくれた。 ここは、広東、四川、上海などのバラエティが豊富で、焼き小龍包が今日のヒット。