IEEE802.11で一緒にに活動しているドイツの研究者と、次の会合までの戦略等を打合せしようと誘ったら、彼は友達と観光に行くので一緒に観光がてら外を歩いて話をしようということになった。
まずは、ホテルから歩いてすぐのサンディエゴ湾に常設展示してある空母ミッドウェイに行く。 終戦直後、世界最大の空母として建造されたもので、朝鮮戦争、ヘドナム戦争、湾岸戦争などに横須賀から参戦してきた空母だ。 しかし、1945年にこれだけの大きさ(途中で二回ほど甲板の拡張がされた)のものを建造していたというのには、ひたすら驚かされる。
サンディエゴ湾の反対側には現役の空母(ミニッツ級?)が停泊しているし、コントロールタワーのツアーグループ十人くらいのうち、数人が従軍経験者だったり、各部の説明を退役軍人が行なっていたりで、この国が第二次世界大戦後ずっと戦争の当事者であることを実感する。
その後、タクシーでCornad島にわたり、Coronad Hotelのテラスラウンジで軽く打合せ。 ここは、1888年に作られたコロニアル調のリゾートホテルで、すぐ目の前には白砂のビーチが広がっている。 バカンスシーズンの週末なので、ビーチに面したテラス、ビーチも多くの人で溢れている。 こういうのをみると、アメリカって景気良いんじゃないの? って思う。
帰りは,島の反対側のフェリー乗り場まで歩いて、フェリー乗り場の近くのレストランで夕食を取り、フェリーで市内に戻った。 ちょうど、うまい具合にサンセットに近い時間だったので、夕日に映えるサンディゴを堪能。 先ほど見学したミッドウェイの真横の桟橋に戻って来た。
しかし、ミッドウェイも、このフェリーも右舷接岸だったのだが、こういうところがアメリカの自由さなのか?