仕事の話で、何かを行ないたいという人に、その理由を聞くと、稀に「これ他が皆やってるんで、うちもぜひ」みたいな答えをもらう時がある。 しかし、これじゃ子供のおねだりと一緒で、皆がもってるから僕も欲しいというのと、同じじゃん。 その仕事なり投資なり、企画なりが、なぜ必要なのか、ROIがどうなのか、自社の環境にマッチしてるのか等々を、いろいろと考慮したうえでの、リクエストならいいけど、大抵はそこまで思慮されていない。 しかも、"皆"という言葉は、いい加減で実際には、特定の集団だったり、少人数だったり、さらにはその動向の背景なども掴めていなかったりすることがある。 もう、こうなると、皆って誰?
名前をあげてごらんなさい! みたいなツッコミで、精査しなくちゃならなくて、とても大人のお仕事には、思えなかったりする。
というわけで、いまちょっとグループ会社で持ち上がってる案件について、ちゃんとヒアリングをしないとと痛感した日であった。