今日は、学籍を頂いてる大学院の指導主査の先生と、都内在住のインターネット系の先生のご自宅を訪問。 この先生とは、インターネットの地域情報化等で旧知で、かつては先生が座長を務める総務省の調査研究会にも委員として参加したこともあるし、教え子をグループ会社に紹介いただいて採用したこともある。 先生は、既に退官されていて、今は病気の療養中でもあるのだが、今日は僕の論文について、ご自宅に伺って、丁寧な指導をいただいた。
僕のいま研究しているテーマは、無線と有線の融合領域で、かつシステムの話なため、個々の分野でみると新規性がなかなか理解しづらい。 境界領域の研究は、境界を挟んだ片方の分野の専門家には常識であったり、既出である事を、他方の専門家に、かなり細かく説明する必要がある。 このため、システムとして両方の領域が必要で、その融合に価値があるということを訴求したくても、受け取る側がシステム志向が低いと、とても狭い範囲でしか評価されないところが辛い。
要素Aと要素B は、個別には既知のものであったとしも、A+B=Cという考えに新規性がある事は、Cをみるという大局観がないと、局所論になってしまうようだ。 このあたりを、どうしていくか、もう暫く悩むことになりそうだ。
今夜は村のお盆のお祭りなのだが、僕は戻ったのが遅かったので、今年は不参加。 しかし、今夜は、あっちこっちで花火が上がっていて、山間にその音が響くこと響くこと。 夏だね.....