今朝は、IEEE802.11ai関係の実証実験絡みで、内輪のテレカンをひとつ山梨から入ったあと、午前中に少しだけ畑の整理。
今週末は、来週の月曜日締め切りの某学会の論文誌に、IEEE802.11に適合した高速認証方式の実装と評価についての論文を書こうかどうしようか悩んでいた。 もともと、このアイデアは、もう10年も前に仲間が考案したものがベースで、学術的な論文も、実装も、ビジネスもしてきたわけで、僕の中では、新規性とか革新性というような面での評価はない。
とはいえ、IEEE802.11で標準化をすることになったわけで、それはそれで世間的には新規的だし、革新的な評価を得ているのも事実だ。 以前に行った実装とかが、独自方式だったものに対して、昨年のデモのための実装は、可能な限りIEEE802.11 フレームワークに合わせて、いま進めている標準化出の議論も配慮しているという点てば、過去のものと違う。
たまたま、仕事の関係で、いちど論文にまとめるというリクエストもあるので検討したのだが、いまひとつ自分が今執筆するテーマとしては、納得がいかない。 とりあえず、アブストラクト、章立て、必要なデーターの整理はしたのだが、納得いかないものを書くのは、やはり嫌なので、悩んだ末に今回は見送りにした。
こういう、変な拘りは、捨てたほうが良いのだろうけど、それをしてしまうと、自分が崩れて行きそうで、なんとか踏みとどまった気がするから、良しとしようっと。
午前中は、畑を畝って、少しだけ秋野菜の定植。 ここのところ、毎日夕方に夕立のような雨がくるので、水は十分に潤ってるためか、茄子がすっかり元気になって、毎日消費しないとならない。 今年は、ネギも、トウモロコシも、トマトもみんな猿にやられてしまったので、残っている茄子、ピーマン、唐辛子、オクラがなんだかとても愛おしい。
曇り空だったのだけど、久しぶりに鍬を振ったらしっかりと汗をかいて疲労感がでて、昼食のあとに軽く午睡したら、少し寝過ぎた。 慌てて起きて、昨日血抜きしたバラ肉をベーコン用に塩とハーブで漬込み。 久しぶりのベーコンの仕入れ。 いまは、ローズマリーとセイジが沢山あるので助かる。
夜は、バラブロックを買っている肉屋さん経営の焼肉屋にいったあとに、これまた久しぶりにたかねの湯にいって、体をほぐしてきた。
論文検索で、国立情報学研究所のCiNiiのアカウントが切れていたので申し込んだら、ユーザーサポートからご丁寧に、大学の所属ならばサイトライセンスが使えるということで案内をいただいた。
このサイトライセンスの申込は、大学のネットワークからアクセスする必要があるとのことで、ちょっと大学に寄って申込をする。 学会の参加費とかの諸々に、いまさら学生ですなんて言えないのだが、これはありがたいので素直にサイトライセンスにさせていただいた。
でも、結局新しい論文は、あまり公開されていないので、学会のほうのオンサイトをみないとならなくて、あっちはソサエティが違うと見れなかったりで、結構いろいろとめんどくさいのね...
昔からとあるコミュニティで互いに名前も知っていて、最近は SNSとかでも頻繁に状況を知ることのある知人に、おそらくは初めてface to face であった。 いまは、写真も普通にオープンなので、待ち合わせの場所で目印の社名入り封筒をもって立っているなんて事はしない。
技術開発の仕事のお話ではあるのだが、エンジニアの技量というのは、そりなりのコミュニティとかでちゃんと活躍している人は、自ずと判る。 むしろ、技量のあるエンジニアと仕事の話をする時程、ポリシーとかスタイルとかの整合性が大事で、エンジニアリングの実装的な部分は、お任せするのが一番だ。
これに対して、派遣系のソフト屋さんとかだと、ふんだんに盛られた職務経歴とスキルシートの割には、ポリシーとかスタイルがない。 ちょっとした打合せではそれっぽく見えるのに、中味が薄いなんてことが良くある。 こういう技術屋さんは、仕様書に無い事までは、とても気が回らないので、結構協業するのが大変だったりする。
いまは、いくつかのソフト関係の開発に絡んでいるのだけど、やはりオープン系なコミュニティの人のほうが、仕事は楽しいな..
いろいろと悩んだのだが、結局はメインで研究しているテーマで、和文論文誌への投稿論文を執筆して、なんとか投稿した。 このテーマは、もともと英文で書いて、国際会議で投稿、発表していたんだけど、それに加筆、追記して和文でも書いてみた。
本来ならば、和文でも英文でも内容に差はないはずなんだけど、どうしても言い回しとかで完全な対訳的な文章にはならない。 だいたい、言語に関係なく、前回執筆以後の新しい経緯もあるし、考えの変化もあるので、書いてるとやはりいろいろと変化してしまう。
ところで、英文と和文だと、根本的に和文の方が文字数が少なくなるのは、漢字のハイコンテクストなせいなのだろうか? 同じ段組み、ページ数ならば、和文のほうが沢山書けるのは、なんかちょっと嬉しいかも。
元部下と代々木上原のバールに出かけたら、ちょうどボサノバナイトということで、ウエムラ ケイさ んのライブだった。 基本的にこの店での定例のライブは、積極的に公開していないそうで、お店に張ってある告知だけが唯一の案内なので、知ってる人しか来ない系。 お店も、カウンターと小さなテーブルで、十人くらいのキャパなので、これがちょうどいいんだろうな。
そんなわけで、最初のセットは、完全に貸し切り状態。 生のボサノバを、奏者の直ぐ横で聞きながらシェリーを飲めるのって、なんだかめちゃくちゃ得した気分。 演目は、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲はもちろん、Yumingの卒業写真のボルトガル語カバーもあったり、英語でSmile やRose などの映画系女性ボーカル定番もので、2・3曲を除いて、どれも知ってる曲だったから、本当に幸せ感に浸れた。 あー、南米に行ってみたい....
某キャリアさんの山梨支店の方と打合せ。 県内でスマホやタブレットの法人契約の促進についての意見交換。 山梨県って、基本的に情報産業も情報産業従事者も少なく、かつ大きな法人も少ないので、なかなか決め手がないらしい。
農業系での活用も最近他の県とかでは話題になってるけど、大規模生産農業者と兼業農家ではまったく規模も営農手法も違うので、これもなかなか悩ましい。
他のセクターでは学生とか、製造業のパート社員とかもあるけれど、スマホやタブレットでなにかというのは、なかなか思い浮かばない。
まぁ、そもそもこういうシーズから考えるのって、本当にに難しいし、だいたい当たらない。 でも、確かに地域として、いまひとつ掴みどころがないのが、山梨なのかもしれない....
スマホで猿とか鹿が撃退できるとかないのかな...
知人の会社のマリーンクラブの方からのお誘いで、逗子から伊豆大島へのクルーズに参加。 総勢11名+船長で、9時半頃に出港。 とりあえずは、シャンパンで乾杯し、青空の下で宴会。 幸いに好天で、波もなくて快適。 船はかなり速度がでて、25ノットくらいで海面を切り裂いて行く感じが凄い。 船長の指導のもと、交代で操縦席に座ってステアリングを握ったりと、なかなか楽しい経験をさせてもらいました。
昼に伊豆大島に到着して、島の近くに船をとめてシュノーケリングなどで遊んだあと、元町港から上陸して浜の湯という天然露天風呂で一汗ながしたあと、港近くのお寿司屋さんで昼食。
帰りは、もう船にのった瞬間に爆睡して、目が覚めた時には逗子マリーナのピアに到着してました...
今日は、テレカンが二つあったのだけど、どうもマイク&スピーカーの調子が悪い。 根本的にメモリー不足で、やたらと固まるのが原因のようなので、いろいろと整理してみたら、なんとかなった気がする...
明日から富山で開催される電子情報通信学会のソサエティ大会に参加するため、夕方の飛行機で富山に移動。 ホテルにチェックインしてFaceBook を開いたら、 IEEE 関係でよく一緒になる知人が近くでランニング中のこと。 互いに軽く食事は済ませたあとだったので、ホテルのバーで軽く飲む。
それにしても、彼の行ったお寿司屋さんは、アルコール類一切無し、寿司だけで刺身も無しという拘りの店だそうで、ちょっと1回は行ってみたいな。
今朝は、学会の会場である富山大学まで、富山市内を走る路面電車で移動。 ホテルから停留所がワンブロックくらい離れているので、ちょっとだけ散策。 ホテルの真横に自転車市民共同システムCyclocityがあった。 これは、カナダで以前に見たのとおなじような感じで、登録している人が専用スタンドから借りて、専用スタンドに戻す仕組みで、WEB登録以外にもホテルで1day パスもあるらしい。
さらに、ホテルの横をとおる路面電車のセントラムも、なんか海外の路面電車ぽくて、おされ。
富山って、久しぶりに来たんだけど、ゆっくり滞在したのは初めてで、なかなか綺麗で良い街だなと感じる。
残念ながら雨だったのと、自転車もかっこい路面電車も、学会会場の富山大学には行かないので、今日はレトロな路面電車にしか乗れなかった。 夜は、現地入りした知人らと駅近くの居酒屋で会食。 日本酒の3種類飲み比べセットというのを頼んだら、一杯ずつが結構なボリュームでびっくり。
昨日までの雨が止んで、今日は綺麗な青空で、とてもよい天気。 朝、ホテルからテレカンに出てから朝食をとったら中途半端な時間になったので、少し歩いて,ホテル近くの蕎麦屋で昼食してから、富山大学に移動。
午後の二つのセッションにでて、夜は知り合いの先生がフェローの表彰を受けるので、懇親会にちょっとだけ顔をだした。 この懇親会は、さすがにいつもの研究会とかと比べると、かなり年齢層が高い。
懇親会では、八尾のおわら風の盆の踊りがあって、これは良かった。 昔から一度は風の盆を見に行って見たいと思ってたので、富山のここで見れるとは思わなかった。 でも、やはりあの旧い街並を流していく風景は、そのうちぜひ見に行ってみたい。 もっとも、いまは何十万人も観光客がきて、哀愁の漂う感じがないらしいので、歳をもっととって何にでも哀愁を感じちゃうようになってから行くかな。
懇親会の後は、別な店で山梨大学でお世話になっている先生らと一献。 ここの店も3種類の飲みくらべがあって、なんと六百円という超リーズナブル、富山は日本酒だね。
午前中はホテルで仕事をして、ちょっと早めにホテルの近くの寿司栄で昼食。 ここのお寿司屋さんは、なんと禁酒、禁煙。 しかも、刺身もなしで、ピュアに江戸前寿司のみという拘り。 ランチは、何種類かのコースがあって、富山の魚のセットを堪能。 拘りがあるのも頷けるくらいのネタの新鮮に満足。 白貝という貝は、はじめてだったのだが、中々に旨味のある貝で面白かった。 酒飲みとしては、夜は辛いけど、昼にはかなり良いですね。
午後は、IEEE802の標準化のセッションで発表とパネル。 講演者は、全員、いつもIEEE802の会合でご一緒する面子だし、オーディエンスにもそんな人々がたくさん。 彼らとは2ヶ月に一度は、IEEE802の会議で顔をあわせているけど、国内でこれだけ集まるのは珍しい。 しかも、来週からはまたパームスプリングス会合なわけで、1人の方はこのまま富山から移動するそうだ。 みんな、タフだよね...
帰りに空港行のバスをまっていたら、すぐ後ろに大学の研究室の後輩がいて、びっくり。 後輩といっても、一回り以上離れているのだけど、OB会では、幹事を手伝ってもらったりしたこともあるので、知っていた。 恩師の昔話をしながら、空港で一献。
夕方の便で、サンフランシスコに移動し、昼前にホテルに空港近くのホテルにチエックイン。 Burlingameのダウンタウンでアップルストアを覗いたけどiPhone5は、まだ展示もなかった。 お気に入りのオリープオイル屋でオリーブオイルを二本仕入れたあと、Docomo Innovationsの知り合いにピックアップしてもらって、同社を訪問。 次世代のセルラーとWi-Fiの方向などで意見交換。 玄関には、2008年にH.264の標準化で受賞したエミー賞のトロフィーが輝いていた。 同じ標準化貢献でも、さすがにエンターテイメント系主催のメジャーのアワードって格好いいなぁ。 訪問の記念に、ノペルティの携帯クーラーバックを頂いちゃいました。
夕食は、知人がオーナーの日本食レストランGOKAKUで、こちらに駐在の日経企業の人達と一献。 長期出張中のグループ会社の若手技術者も合流して、総勢7人で会食。 オーナーが自慢のウニと越乃寒梅無垢に舌鼓を打つ。
朝の飛行機が一時間近く遅れてサンフランシスコを出発して、昼にロサンゼルスに到着。 レンタカーを借りて、ホテルにチエックインしたあと、トーランスで打合せ。 とりあえず、待ち合わせ場所が日系スーパーのミツワ(昔のヤオハン)だったのだけど、週末のミツワって結構混んでいて、人が多い。 食材でもなんでも高いんだけど、在米の人にはありがたい存在なんだろうな。
打ちあわせのあとは、いつもお世話になっている在米の知人と早めの夕食。 今日はトーランスの 稲葉で蕎麦。 蕎麦も天婦羅もあるお店なんだけど、蕎麦自体やってる店が少ないのでかなり繁盛している。 最近は,トーランスにいると日本食ばかりな気がする。 そのあと、夕方に到着する同僚を空港でピックアップして空港近くのホテルに投宿。
IEEE802 Wireless Interimに参加している同僚と知人が、ひょんな事からひやしあめを作ると言い出して、日本と当地で、こし器やら鍋やらを揃えて準備を進めている。 昨日、LAからこちらに来る途中で、生姜もバッチリ購入して来たけど、日本でも水飴が入手出来なくて砂糖から作るそうだ。 予定では、水曜日のソーシャルあたりで振る舞われるらしいが、果たしてどうなることやら?
僕は、母方の実家が兵庫県の明石で、親戚も明石や大阪に沢山住んでいたので、子供の頃は夏休みになると関西に長期滞在していた。 (おかげで、万博も複数回行けた) なので、ひやしあめは、親戚の家の近くの公園で、よく飲んだから、なんだかとても懐かしい。 今回の話は、滋賀出身の知人がひやしあめを知らないので飲んでみたいというのが切っ掛けらしい。 おなじ、近畿でも滋賀にはないというのは、僕も知らなかった。
今日のIEEE802.11 WNG ( Wireless Next Generation)では、Carrier Oriented Wi-Fi for Cellular Offload と言うテーマに集中して、5つのプレゼンテーションがあった。
しかし、関連するSDOのステータス報告や一般論的な課題の提起くらいで、具体的に突っ込んだ話はなかった。 この結果、当然ながら新しいスタディグループの設置とか言う話もない。
全体として思うのは、どうも無線ネットワーク屋さんもセルラー屋さんも、ヘテロジニアスネットワークというか異なる物理層ネッワークを、自分たちの管理下で複合的に使うというアプローチばかりだ。 インターネット的なマルチホーム、ユーザーオリエンテッドな話はない。 ネッワークアクセスが多様化して、新しい技術がでる度にそれを自分たちの配下に取り込もうとするのって、やはりキャリア的発想じゃないかしらん。
無線LANは、自営通信であり、特定の神様の下で管理されないという点で、インターネットにとても近いんだけど、利用者の増加と帯域の逼迫で、集中型へ傾いているのも、技術スパイラルなんだろうな。
ところで、表題の3G Offload だけど、Offload先のWi-Fi (特に公衆無線LAN)の品質が悪い問題を解決しないで、Offloadしても意味ないと思うんだよね。 自宅でスマホ使う時に、Wi-Fi つかってねというのは、比較的効果的だけど、公衆無線LANの場合は、切替えるんじゃなくて、マルチホームのほうが良いんじゃないかね。
決して特別に美味しいわけじゃないけど、やはりアメリカに来るとステーキハウスに一度は行ってしまう。 今日は、会議場近くのRuth's Chrisで、6 Oz Filetとロブスターのコンビネーションにしたので、珍しく適度な量で満足。
今夜のソーシャルで、日本の知人と同僚が冷やし飴プロジェクトを実行。 ソーシャルは、ガーデンテラスだったので、キャンプ用のガスコンロを使うことには、ホテルから待ったがかかった。 そのかわりに、ホテル側が厨房で、生姜を煮詰める作業をしてくれた。 そんなわけで、出来上がった冷やし飴は、かなりそれなりのものが出来た。
これに味を占めると、今後はなにかこの企画が続きそうな予感がする。 今回の成功を記念して、煮込み前の生姜と発案者の満足そうな顔を載せちゃいます、 (プライバーシーを考慮してセピアにしときました)
今週のIEEE802.11 TGai の会合では、某大手チップベンダーから新しい提案がでてきた。 この提案は、ちゃんと評価も含んでいるし、標準化のための寄与文書も起草されている。 そして、なによりも提案手法の効果は、それなりに大きい。
ところが、この提案を実装するとなると、速度的にチップ内部での処理が必要になる可能性がある。 いままで、TGaiは、基本的にソフトウェアの修正範囲で議論してきたのだが、この提案をもし必須事項として受け入れるとするとチップが変ることになる。
このことは、チップベンダーにとっては、市場に対する影響力を維持し、かつ差別化するという点で、とても大きな意味を持つ。 しかし、チップベンダーに対する依存性が強くなることは、他のプレイヤーには歓迎されない。 とはいえ、業界でも大きな力をもつチップベンダーが、具体的な戦術を示したきたことは、標準化としてはかなり大きな推進力になる。
今回は、この提案の採択は見送られたが、今後この提案を巡っては、かなり熾烈な駆け引きが発生する予感がする。
今週もTGaiは、4日間で11スロット=22時間の会議を行ったが、内容的には想定以上に審議も進んで、良い結果が得られ充実したセッションだった。
午前中のクロージングプレナリーも十時過ぎに終了して、ようやく一週間の会合が終了。 いくつかの関連資料の作成やら電話会議の設定などの残務をして、昼にチエックアウト。
日本からの参加者の知人を空港まで送った後、同僚、研究仲間とLA まで車で戻る。 途中昼食は、元祖メイド喫茶なRuby's Dinner 、もっとも萌え系ではなくて、アメリカングラフティ系。 ちょっとしたプレートでも、みんな1000カロリーを越えてるのが痛い。
一旦ホテルにチエックインしたあと、近くのホテルに泊まってる日本からの参加者の2人と合流して、夕食は5人でウエストロサンゼルスの 寅福にいく、ここは数年前にLA在住の知人と来て以来、あいかわらず繁盛しているので、予約しといて良かった。 車なので飲めないこともあって、うどんと寿司のセットにしたけど、とてもコスパが良かった。 同僚とかは,コースの後にお茶漬けまで食べてたし。
食事の後は同僚の買い物に付き合ったあと、LAX に来てるスベースシャトルを探して空港周辺を走り回ったけど見つからず、そのまま空港で深夜便で帰国する同僚らをおろしてホテルにもどる。
トーランスで昼から打合せだったので、ちょっと回り道してLAXを車で一周。 空港内を見渡せる駐車場を探していたら、The LAX Flight Path Museum and Learning Centerの駐車場が滑走路やターミナルがよく見えるところにあっので、車を停めて金網越しに見回したけどシャトルらしいものは見えない。
諦めて移動しようとしたら、目の前の滑走路横の道路をパトカーが走って来たので怒られるのかと思ったら、その後ろからNASAのマークのついたジャンボが牽引車に曳かれて移動してきて、直ぐ横に停まった。 これは昨日シャトルを運んで来たジャンボで、屋根の上にはシャトルを固定していたステーがあり、尾翼も特殊な格好をしている。 シャトルはいないけど、まぁこれも見納めだろうから、ちょっと記念撮影。
トーランスに行く途中、アップルストアを覗いたら比較的空いてるモールなのにここだけ混んでたけど、行列はなかった。 トーランスのホテルで夕方まで打合せをして、夜は知人とついこの間も来た鳥平で夕食。 ここも、相変わらず混んでいる。 今日は、車の運転がなかったので、しっかり飲んでしまった。
先日のエントリーにも少し書いたけど、今回のIEEE 802.11TGaiの会合は、僕の想定以上の進捗があった。 これは、日曜日の夜にパンダエクスプレスでもらったフォーチューンクッキーに、"People in your background will be more cooperative than usual." とあったのが、まさに当たった感じだ。
このTGaiは、5月の選挙でチェアに再任したあと、7月の会合では進捗が遅いのでないかとプレッシャーをかけられて、リーダーシップにたいする批判的な噂を流されたりした。 7月の会合では、逆にこのプレッシャーをメンバーに共有することで、ワンステップ進めることが出来たのだが、今回もスタートから舞台裏は賑やかだった。
最初のジャブは、某大手半導体メーカーが、合意したアウトラインの拡張を伴う提案をしてきたことで、WGのバイスチェアが「アウトラインって合意済みじゃないのか?」と一週間前に突っ込んで来た。 でも、その彼は、この提案の共同著作者だったりして、「お前がそれを言うのかよ」 という感じで、いささか混乱させられた。 これはリトマス試験みたいなもので、チェアとして毅然とした態度で返信し、時間のアサインも強い姿勢で行ったことで、すんなりと片付いたのだが、チェアの決断力とか指導力を試験されたようだ。
そして、今週の会合の頭では、グループ立ち上げから協力してくれていた超ベテランのテクニカルエディタが、会社の異動にともない参加できなくなるとの報告があり、急遽新しいテクニカルエディタを選任する必要が発生した。 このポジションは、基本的にチェアによる任命なのだが、複数名が名乗りをあげたために、メンバーが合意できる選任が求められた。 これも、チェアの裁量が計られるので、かなり頭が痛かった。
僕は、最終的には自分が判断すれば良いので、なるべく個別の評価は口には出さず、バイスチェアやベテランのアクティブなメンバーの相互協議を自由にさせ、具体的な姿勢は敢えて示さなかった。 これが功を奏して、結果的には、僕の期待していた方向で暗黙の合意ができて、最終的な決断を示しても異論や疑義は生じなかった。
よく薩摩型のリーダーシップ論とかで、リーダーの茫洋さが重要だなんて話は聞くけど、まさにその意味を知るには、今回の一連のマネージメントは良い機会だった。 長年、ベンチャー企業も経営してきたし、合併で上場企業の経営にも関わって来たけど、日本の企業は残念ながらどれも茫洋さでは回らない属人的な統治が主流で、リーダーシップといってもかなり限定されていた。 これに対して、IEEE のように個々の些末な利害は異なるものの、大きな市場利益のために、異なる組織、国、文化の人達を大局的な共通利益に導くことは、本当の意味でのリーダーシップの勉強になる。
日曜の昼にLAX 発で、帰国。 帰りの便では、テルマエロマエとバトルシップを見た。 先週の行きの便は、ホタルノヒカリとMIB 3 を見たので、今回は往復とも、邦画、洋画を一本ずつ観賞した。 最近は、あまり機内で映画を二本も観ることはなかったのに、今回はどういうわけか見てしまった。
とりあえず、綾瀬はるかさんは可愛くて好きだけど、ホタルノヒカリは、もうどうにもならん映画で、途中寝落ちしました。 同じコミック原作ではあるけど、テルマエロマエは、しっかりと笑えて、トリック等とおなじように阿部寛のコミカルな役は、すっかり定番になりつつあることを認識。 今は、シリアスなものからコミカルなものまで幅広くこなしていて、かつてのメンノンモデル出身で、トレンディドラマ(死語だなコレ)の頃と大違いだな。
ハリウッドものの、MIB3は、シリーズモノにありがちなことで、やはり僕には最初の作品の方が良かったな、地球に宇宙人が普通に沢山いるっていう設定そのものの斬新さがやはり一番強烈だったんだよね。
バトルシップは、もうほんとうに、単純過ぎて、だれでも判るストーリー展開。 宇宙人のキャラ設定とか弱点とかには、まったく捻りがなくて、お約束の退役軍人の活躍といい、なんだか本当に王道中の王道。 ミズリー号で、退役軍人のみなさんが揃い踏みするシーンで、本当に腹を抱えて笑ってしまいました。 しかも、武器も含めて短時間に戦闘に出撃しちゃうんだから、もう参りましたって感じ。
正直、どれもお金払ってロードショーで観る気にはならないけど、飛行機の中の時間潰しに映画はやっぱり重要でした。
NPOのサーバーがついに、パニックはいて落ちてしまった。 まぁ、もともと使っていたファンレス小型PCは、かなり品質的に脆弱で、いままでも何度か故障していたので、もう減退だろう。
じつは、このサイトも以前は同じように自宅サーバーだったんだげと、同様の不具合が頻発したので,レンタルサーバーに移行した経緯がある。 なので、今後はNPOのほうもレンタルに移す予定だけど、この前は某レンタルサーバー屋さんで大きな事故があったばかりなので、ちと躊躇するな。
でも、全部のサーバーが自宅からいなくなったら、もうグローバルアドレスもいらなくなって、ランニングコストも安くなるので、そろそろ決断しようかな。
そういうば、今日はとある会社の情報システム担当が、DNSのことを見事にまったく知らないという事が判明。 それだけインターネットサービスが成熟しているということの現れと理解しよう。
昔、公衆無線LANの事業をした時に、とてもお世話になった監督官庁の元高官の方から久しぶりに連絡があった。 公衆無線LANは、いまや都心部では、混乱を極めるくらい乱立しているが、地方とかではまだまだな事もある。 ということで、やはり全国どこでも使える統一た展開を期待する声があるようだ。
最近の粗製濫造というか混乱環境をみると、無線LANについては、携帯キャリアだけのものじゃないし、本来の自立分散網へのアクセスとして、もういちどリセッションされる時が来るかもしれない。
携帯電話会社の契約純増数発表や基地局数発表のように、判りやすい数値目標の一つとして、無線LANの展開数も最近やたらと数だけ競争になっている。 ところが、利用者が実際に快適に使えるかどうかの指標とは、この数字もかなり乖離している。 これは、数値目標で優位性を簡単にアピールすることそのものが目的化しているので、まずは、あのくだらないと言うか意味のない数字発表をやめて、クォリティオブサービスに集中してもらう事が第一歩かなと思う今日この頃。
法治社会において、明らかに主権が明確になっているにも関わらず、一方的に領土に侵入される事例が後を絶たない。
以前は、このようなことは無かったのだが、ここ数年はかなり頻発している。 明確に名指しで批判や抗議はしてこないものの、彼らの主張は「ここは、いにしえの時代より我ら固有の領土であり、後から入って来たのはお前らである。 そして、独自の法の制定と解釈の元に、一方的に建造物等を構築しているのは、明確な主権の侵害だ。」 ということらしい。
こちらの占有に対する抗議が加熱し、集団で私的財産を略奪したり、破壊したりする行為は、まさに獣そのものだ。
とはいえ、彼らも武力衝突を良しとはしていないようで、歩哨がたって警戒を厳重にしていれば、遠くから眺めるだけで、必要以上には近づいて来ない。 また、領土を侵犯している場合も、こちらが近づくと、威嚇的態度は見せるものの、結局は引き上げて行く。
こちらも、過去数年にわたり、いろいろと衝突を回避し、領土侵犯を防ぐための対策に工夫を凝らしてきたのだが、定住者がいる訳ではないので、どうしても完全に侵犯行為を防ぎきれないのが現状だ。
本来ならば、こういう場合には、共通の法のもとに、平和的な解決の交渉の席につくのが、成熟した現代社会の一員としての対応であると思うのだが、なにしろ相手の話を聞く耳を持たないというか、互いに会話が成り立たないのが現状だ。
実は、これは我が家固有の領土問題の話です。(笑) 今日3週間振りに山梨の家に戻ったら、問題となっている畑には、ものすごい数の猿が侵犯して、畑にある柿の木や秋茄子を、思う存分蹂躙してました。 というわけで、この問題の出口はなかなか見えないのです。
電子メールの宛先を間違えたり、リプライメールでCCに入ってる人を見落としたりして、読んで欲しくない人にメールを送ってしまった経験は、きっと誰でも一度くらいはあるだろう。
この場合には、出した当人が気づくのも比較的早くて、すぐにご免なさいメールを送ったりするのだが、今日みたメールは中々根が深くて面白い。
送信者君は、特定の相手に対して内緒のお話をしているのだが、その後の複数のメールのやりとりの後に,その相手もメールのやり取りに追加する状況になったようだ。 ここで、送信者君のメールには、なんとメーラが勝手につける、引用文が延々とつづいていて、そのなかに内緒のお話も書かれている。
この場合、以前の時点で受け取って欲しくなかった受信者は、途中からメールのやり取りに加わるので、ちゃんとメールを全部読むから、とうぜんながら内緒のお話もバレてしまう。
これって、引用が後ろにつくのは、そもそも駄目じゃんとか、何度も大量に過去メールを金魚のフンのようにぶら下げるメールが許せないとか、シグネチャーの長さは田舎者の度合いに比例するとかの、古き時代の人には絶対にないパターンだよね。
ネットワークのコストが下がって、高速になったお陰で、短いメールをなんてことは、考える必要もなくなったわけで、まぁこういう輩が出てくるのも仕方ないか。
それにしても、くだんの送信者君は、その後も気づかずにさらに引用を追加しながら、メールのやり取りを繰り返してるんだが、果たしていつ気づくのかちと楽しみになってきた。
今朝は、朝8時から財産区の恩賜林の下草刈りに出労。 数年前にこちらの集落に来て、財産区という行政区分があることを知るまでは、そういうものの存在も知らなかった。 でも、確かに水利権も松茸山も、近代の行政区割りが出来る前からあるわけで、こういう特例区域があることは合理的だ。 それにしても、恩賜という言葉を日常生活で聞くことは中々ないわけで、こういうのをみてると、やはり日本の歴史の奥深さを感じる。
今朝の草刈りの時に集落の人から話がでたのだが、集落の真ん中付近の畑で、おおきな獣の足跡があったそうで、大きさからみて熊ではないかとのことだ。 少し北側にある津金という集落では、数年前に熊の被害で怪我人もでたけれど、この集落では聞いた事が無い。 最近は、鹿も増えているので、それの影響もあるのかもしれない。