早朝に、昨日買ったブーツの慣らしを兼ねて、Milpitasで、ちょっとだけトレイルライド。こういう、ちょっとした時間の合間に、サクッと乗れるのが馬の良いところ。
Silicon Valley に初めて来てから、もう四半世紀が経つ。一時は、物価や人件費、不動産の異常な高騰と,その後のネットバブルバブル崩壊など、それなりに浮き沈みがあったものの、やはりここにはベンチャースビリッツが溢れている。
昨夜、会食した人や、先日同行した同僚らから、グレートアメリカンモールが賑やかだと聞いたので、午後の打ち合わせのあと、ちょっと出かけてみた。ここは、かつてフォードだかGMの工場だったところを、モールに改装して出来たモールで、確かに昔はクラッシックカーが沢山飾ってあった。
その後、ネットバブルの頃には、Santana Rowという高級モールがValley fairの近くに出来たことなども影響したのか、かなり寂れて、テナントの入らないスペースが増えていた。そんなわけで、僕はもう何年もここには行ってなかった。
ところが、最近はアバクロやリーバイスのアウトレットショップが出店したりで、普通のモール+ アウトレットとして、かなり人気があるとのことだ。
実際来てみたら、確かに人手も多いし,随分と賑わっている。モールの直ぐ前に、路面電車の駅が出来ていて、周辺にも沢山の住宅が増えていたので、そのあたりの影響も大きいのかもしれない。
今回は、とくにこれといった買い物もなく、くるっと一回りして、比較のためにSantana Rowにいったら、こっちも相変わらず賑やかだけど、圧倒的にアジア人が多い気がする。。それでも、出店してる店は大分入れ代りがあった。
なかでも、目を引いたのは電気自動車のテスラのショールームで、なかなか洗練されている。テスラの業績とかには、いろいろとネタにされているけど、こちらでは結構走ってるし、アメリカでもう一度世界をリードする自動車産業を起こそうという、スピリットはSilicon Valley ならではだなと感心した。
ここ数年、すっかりチャレンジする気持ちが弱まっていたのだけど、久しぶりにSilicon Valley の風を感じて、いろいろとインスパイアされた。ベンチャービジネス論なんて、机上で教えるのも大事だけど、Silicon Valleyの独特な文化をどうやって若い人に伝えられるだろうか。