旧知の某通信系SI会社の副社長と久しぶりに面談と会食。彼は、もともと老舗の通信系工事会社の創業家経営者で、数年前に経営していた会社を大手企業にM&Aにより経営統合した。
経営統合された会社は、大手グループの参加で、そのトップは、日本を代表する企業経営者だ。 ということで、知人は今はその経営者の薫陶を受け、アメーバー経営を実践しているそうで、話を聞いているとなかなか凄まじいものがある。
一廉の経営者というのは、その経営に対する信念があり、そこから生まれる哲学や文化があるというのは、僕の知っている署名な経営者に皆共通している。
ベンチャー企業のトップも、当然そういう人がいて、そういう人は結局ベンチャーの枠から大きく飛躍していく。ところが、新興市場のベンチャー経営者は、以外と業務に対する拘りというか、ミクロな哲学はあるけど、マクロな大局的なところが弱い人が多い様に思える。
さらに、スタートアップなどになると、この傾向はもっと強くなって、話をしていても、直近、面前の事業の話に終止することが多い。これは、もちろん、その人のバックグランドや経歴にも大きく依存するようで、まぁ得てして場数を踏んできた人は、芯が太い。
今夜は、この知人と久しぶりに経営談義から家族の話まで、多岐の話題で楽しい会食で過せた。