今朝は、某案件のインダストリーデザインをお願いしている米国のデザインオフィスとのテレカンでスタート。こちらからのヒアリングを元に、マーケット分析なども含めて、魅力的なプレゼンをしてくれた。
デザイナーって、個性が強い分、感性が合わないとずっと違和感が痼りのように残るのだけど、今日のプレゼンの内容は、とてもメイクセンスだった。
午後は、いま進めるて案件のサーバーの初めてのリリース確認で、関係者が集合して作業。その前後に、僕は二組の来客と打ち合わせ。
某方面で、その感性と個性から注目されている知人と彼のチームとの意見交換は、なかなかに面白い。まぁ、考えることは一緒みたいなこともあるし、そっちがそれやるなら、こっちはこれやるよ的な部分もあって切りがない。問題は、次のステップに具体的な行動に転換できるかだけど、なにか動き出す予感は感じれた。
そんな打ち合わせをしている間にも集まって作業していた開発チームは、無事に2つのチーム間での接続に成功してくれた。2つのチームは、組織も、普段の作業場所も異なるので、普段はRedmineとメーリングリストなどで情報共用をしている。
そして、それぞが開発しているシステムを、相互に接続することが目的なんだけど、はっきりいって日頃のやり取りの量などから、僕はかなり不安を抱いていた。
今日は、初めてのつなぎ込みなので、いきなり数時間で連動することは、チームの人には申し訳ないけど、あまり期待していなかった。ところが、僕が別な打ち合わせをしている間に、なんと目標を達成してくれた。
まぁ、そりゃAPIさえちゃんと決めてあればとか、データとかもJASONだから簡単なんて言われても、古い技術屋の僕にはにわかに信じられなかった。ところが、多少のバグ修正や相互の確認はあったものの、無事に目的を達成したわけで、もうなんだか凄いなと感心感心。
今日の作業は、20年位前に、僕が開発したスペクトラム拡散通信のモデムを、上位層プロトコルの研究をしているコミュニティに提供して、無線IPルーターを開発した時を思い出させてくれた。
あの時も、基本的な インターフェイスはこうなってるから、たぶんサクッとつながるよと言っいながら、半分くらい疑っていたのに、思いの他サクッとつながった。
やはり、回路でもソフトでも、境界域のインタフェースをきちとん互いが理解して、シンプルにしていれば、つながるものはつながるわけだ。